プログラム

海外特別講演

7月19日(金) 13:30-14:30 A会場(3F G301+302)

座長

磯野 史朗

千葉大学医学部附属病院・麻酔科

OSLTreating obstructive sleep apnea with neurostimulation…one breath at a time
演者

Alan R. Schwartz

Adjunct Professor, University of Pennsylvania; Part-time faculty, Vanderbilt University; Professor of Medicine (ret.), Johns Hopkins University; Distinguished Visiting Professor, Univ. Peruana Cayetano Heredia (Lima, Peru).

企画者

千葉 伸太郎

医療法人愛仁会 太田総合病院 記念研究所 附属診療所 太田睡眠科学センター

第29回日本睡眠学会研究奨励賞受賞講演

7月18日(木) 11:30-12:00 A会場(3F G301+302)

座長

山田 尚登

上林記念病院

表彰

内村 直尚

久留米大学

臨床系論文(疾患対象)
論文タイトル:Physicians' attitudes toward hypnotics for insomnia: A questionnaire-based study
論文掲載誌:Frontiers in Psychiatry 14
演者

竹島 正浩

秋田大学大学院医学系研究科精神科学講座

非臨床系論文(非疾患対象)
論文タイトル:Phenotypic Interindividual Differences in the Dynamic Structure of Sleep in Healthy Young Adults
論文掲載誌:Nature and Science of Sleep 15 (2023/6/ 24)
演者

岸 哲史

東京大学大学院医学系研究科機能生物学専攻システムズ薬理学教室

機関誌掲載論文
論文タイトル:Effect of a short video on patients’ motivation for dose reduction or cessation of hypnotics
論文掲載誌:Sleep and Biological Rhythms 2023 January 27 Issue3
演者

天谷 美里

東京慈恵会医科大学精神医学講座

研究奨励賞授賞式、及びSBR査読者表彰式

7月18日(木) 18:50- 懇親会会場(1F G3+4)

第29回日本睡眠学会研究奨励賞授賞式

座長

内村 直尚

久留米大学

臨床系論文(疾患対象)
演者

竹島 正浩

秋田大学大学院医学系研究科精神科学講座

非臨床系論文(非疾患対象)
演者

岸 哲史

東京大学大学院医学系研究科機能生物学専攻システムズ薬理学教室

機関誌掲載論文
演者

天谷 美里

東京慈恵会医科大学精神医学講座

第2回日本睡眠学会SBR査読者表彰式

表彰

陳 和夫

日本大学医学部内科学系睡眠学分野睡眠医学呼吸管理学講座

演者

岡島 義

東京家政大学人文学部心理カウンセリング学科

神林 崇

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構

駒田 陽子

東京工業大学リベラルアーツ研究教育院

竹島 正浩

秋田大学大学院医学系研究科精神科学講座

福田 一彦

江戸川大学社会学部人間心理学科

特別企画

7月19日(金) 14:45-17:30 A会場(3F G301+302)

Pediatric Sleep Health

座長

谷川 武

順天堂大学大学院医学研究科 公衆衛生学講座

千葉 伸太郎

医療法人愛仁会 太田総合病院 記念研究所 附属診療所 太田睡眠科学センター/東京慈恵会医科大学 耳鼻咽喉科学教室

SL-1いま、何故Pediatric Sleep Healthについて議論が必要か?
演者

千葉 伸太郎

医療法人愛仁会 太田総合病院 記念研究所 附属診療所 太田睡眠科学センター/東京慈恵会医科大学 耳鼻咽喉科学教室

SL-2小児のSleep Health:疫学的エビデンスから
演者

和田 裕雄

順天堂大学大学院医学研究科公衆衛生学講座

SL-3子供のスリープヘルス:睡眠覚醒リズムの発達から分かること
演者

福田 一彦

江戸川大学社会学部人間心理学科

SL-4子どものスリープヘルスを客観的に評価する試み:精神運動覚醒検査(PVT)を用いて
演者

植田 結人

順天堂大学医学部公衆衛生学講座

SL-5「子ども睡眠健診」の実現に向けて
演者

上田 泰己

東京大学大学院医学系研究科

SL-6子どものスリープヘルスの社会実装に向けて
演者

駒田 陽子

東京工業大学リベラルアーツ研究教育院

SL-7こどもの睡眠と発達・行動・心
演者

永光 信一郎

福岡大学医学部小児科学講座

企画者

千葉 伸太郎

医療法人愛仁会 太田総合病院 記念研究所 附属診療所 太田睡眠科学センター

ねらいと概要

疾患としての睡眠障害だけではなく、習慣としての睡眠へのアプローチ「Sleep Health」が本邦でも注目されています。一部で開始されている睡眠検診はその一例です。一方、睡眠はこどもの成長に大きく影響し、必要とされるこどもの睡眠は、各成長段階において変わり続けます。こどもの睡眠は家庭・社会環境に大きく影響されますが、睡眠の重要性が十分認識されていない、わが国では、こどもが本来必要とする睡眠を確保できておらず、解決のためのアプローチが十分ではありません。我々が先送りしているこの問題は、社会としての睡眠負債となり、将来、大きな反動として、次の世代・社会に影響する可能性があります。
このセッションでは、こどもの心身の健康、成長発達、さらには健全の社会の未来のため、「Pediatric sleep health」をテーマとし、こどもの睡眠の問題、その評価、対応を、社会としての取り組みを含め、討論できれば幸いです。

シンポジウム 1(大会長指定シンポジウム)

7月18日(木) 8:30-10:30 A会場(3F G301+302)

睡眠関連呼吸障害(SRBD)診断/治療ための睡眠検査(HSAT/PSG)の今後の展開と課題

座長

八木 朝子

久留米大学医学部医療検査学科

千葉 伸太郎

医療法人愛仁会 太田総合病院 記念研究所 附属診療所 太田睡眠科学センター/東京慈恵会医科大学 耳鼻咽喉科学教室

S1-1当院の在宅睡眠検査とCPAP治療の現状について
演者

上野 勝

独立行政法人地域医療機能推進機構高岡ふしき病院

S1-2睡眠関連呼吸障害の診断における院内PSG(監視下/非監視下)の有用性と今後の課題
演者

大川 登史

医療法人社団SSC スリープ・サポートクリニック

S1-3SAS検診事業におけるHSAT/PSGの運用状況と課題
演者

白濱 龍太郎

医療法人RESM新横浜・新東京/慶應義塾大学先端科学技術研究センター/福井大学医学部地域医療推進講座/順天堂大学医学部公衆衛生学講座/早稲田大学総合研究機構睡眠研究所

S1-4在宅終夜EEG/EOG/EMG+SpO2計測から見えて来たこと
演者

柳沢 正史

筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)

S1-指定発言睡眠関連呼吸障害診断/治療ための睡眠検査(HSAT/PSG)の今後の展開と課題
演者

千葉 伸太郎

医療法人愛仁会 太田総合病院 記念研究所 附属診療所 太田睡眠科学センター/東京慈恵会医科大学 耳鼻咽喉科学教室

企画者

八木 朝子

久留米大学医学部医療検査学科

略歴

ねらいと概要

「睡眠検査」は、「スリープテック」という用語の登場とともに、医療からヘルスケアへの広がりを呈している。しかし保険診療の基準、装置の技術レベル、測定環境などのさまざまな条件は整備されず、医療とヘルケアの境界が混沌化している。本シンポジウムでは、睡眠呼吸障害の診断や治療のための検査にフォーカスし、現状の課題について、それぞれの立場から発言し、睡眠検査の医療とヘルスケアの位置づけについてディスカッションする。

聴衆のターゲット:他領域の専門家, 専門家

シンポジウム 2

7月18日(木) 8:30-10:30 B会場(3F G303)

閉塞性睡眠時無呼吸の眠気のクリニカルマネージメントを検討する

座長

中山 秀章

東京医科大学睡眠学講座

井上 雄一

東京医科大学睡眠学講座/睡眠総合ケアクリニック代々木

S2-1欧米からのエクスパートオピニオンの概要と本邦での活用での課題
演者

中山 秀章

東京医科大学睡眠学講座

S2-2MSLT/MWTの検査の実際と問題点
演者

武井 洋一郎

医療法人社団絹和会睡眠総合ケアクリニック代々木

S2-3閉塞性睡眠時無呼吸患者の治療後の残遺眠気の病態異種性について
演者

井上 雄一

東京医科大学睡眠学講座/睡眠総合ケアクリニック代々木

S2-4OSAの残遺眠気の状況
演者

富田 康弘

虎の門病院睡眠呼吸器科

S2-5閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)ドライバーに対する居眠り運転事故リスク低減マネージメント
演者

熊谷 元

広島大学病院睡眠医療センター

企画者

中山 秀章

東京医科大学睡眠学講座

略歴

ねらいと概要

日中の眠気は閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)の主要な症状の一つであり、治療により改善することも多いが、一部の患者には、残存することが知られている。OSA診療において、この残遺眠気に対する対応が臨床上の課題となっているが、十分なエビデンスもなく、ガイドライン的なものは存在していない。最近、欧米の専門家からエクスパートオピニオンが出された。その内容を提示するとともに、本邦での現状と課題について議論したい。

シンポジウム 3

7月18日(木) 8:30-10:30 C会場(3F G304)

解剖学的視点から上気道を考える ~ 内視鏡検査・嚥下造影検査・超音波検査・外科手術・肉眼解剖 ~

座長

外木 守雄

日本大学歯学部附属歯科病院口腔外科/亀田総合病院顎変形症治療センター睡眠外科

中島 逸男

獨協医科大学耳鼻咽喉・頭頸部外科/獨協医科大学病院睡眠医療センター

S3-1口腔内装置作製時の内視鏡検査から上気道を考える
演者

奥野 健太郎

大阪歯科大学附属病院 睡眠歯科センター/大阪歯科大学 高齢者歯科学講座

S3-2嚥下造影検査・超音波検査から上気道を考える
演者

山口 浩平

東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 摂食嚥下リハビリテーション学分野

S3-3顎外科手術から上気道を考える
演者

有坂 岳大

聖路加国際病院 歯科口腔外科/太田睡眠科学センター

S3-4DISEを用いた手術診断とUASから上気道を考える
演者

嶋村 洋介

太田総合病院耳鼻咽喉科気管食道科/東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉頭頸部外科学教室

S3-5肉眼解剖学的解析から上気道を考える
演者

吹野 恵子

東京医科歯科大学医歯学総合研究科口腔顎顔面解剖学分野

企画者

奥野 健太郎

大阪歯科大学附属病院 睡眠歯科センター

略歴

ねらいと概要

本シンポジウムでは、OSAの病態(気道閉塞)、治療機序(口腔内装置・顎外科手術)について、気道内外の評価法である内視鏡検査・X線動画検査・超音波検査や、睡眠外科手術時の気道所見、肉眼解剖学的解析での気道を構成する筋の走行など、解剖学的な視点で考える。既存の治療法である口腔内装置や睡眠外科手術の機序のエビンデンスとなるだけではなく、例えば筋機能療法や新デバイスなど新たな治療法のヒントになると考えている。

聴衆のターゲット:他領域の専門家

シンポジウム 4

7月18日(木) 8:30-10:30 D会場(4F G401)

睡眠-覚醒障害は精神疾患の認知・社会機能に如何に影響するか

座長

三島 和夫

秋田大学大学院医学系研究科精神科学講座

栗山 健一

国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 睡眠・覚醒障害研究部

S4-1睡眠・覚醒と精神疾患患者の認知機能との関連
演者

小笠原 正弥

秋田大学大学院医学系研究科精神科学講座

S4-2精神疾患患者に併発する不眠と認知機能障害
演者

比江嶋 啓至

久留米大学医学部 神経精神医学講座

S4-3過眠・日中眠気と認知機能障害-精神疾患との関連より
演者

北島 剛司

藤田医科大学医学部 精神神経科学講座

S4-4概日リズム障害と認知機能障害
演者

高江洲 義和

琉球大学大学院医学研究科精神病態医学講座

企画者

三島 和夫

秋田大学大学院医学系研究科精神科学講座

ねらいと概要

精神疾患では、注意、学習・記憶、抽象的思考、実行機能など広汎な認知機能ドメインに障害がみられ、社会機能に大きな支障をもたらす。一方、精神疾患では睡眠-覚醒障害も高率に併存し、各種睡眠パラメータと認知機能障害との間に相関性が見いだされている。本シンポジウムでは、精神疾患の睡眠問題(不眠、過眠、リズム障害)が患者の認知機能、社会機能に及ぼす影響とその対策についてレビューと論議を行う。

シンポジウム 5

7月18日(木) 8:30-10:30 G会場(3F G314+315)

小児OSAに対するCPAP療法の現状・課題

座長

鈴木 雅明

帝京大学ちば総合医療センター耳鼻咽喉科

今井 丈英

山口小児クリニック

S5-1小児OSAに対するCPAP導入の現況と課題
演者

川名 ふさ江

順天堂大学大学院医学研究科心血管睡眠呼吸医学講座/順天堂大学医学部附属順天堂医院臨床検査部脳波検査室

S5-2小児の特性、病態を考えた在宅での人工呼吸管理
演者

中村 知夫

国立研究開発法人 国立成育医療研究センター

S5-3小児に対するCPAP治療:手術療法とのジレンマ
演者

佐藤 慎太郎

名古屋市立大学病院 睡眠医療センター

S5-4小児OSAに対するCPAP療法における保険診療の問題点
演者

杉山 剛

尾張こどもの睡眠・呼吸・アレルギークリニック

企画者

鈴木 雅明

帝京大学ちば総合医療センター耳鼻咽喉科

略歴

ねらいと概要

本邦における小児OSAに対するCPAPは諸外国と比較して普及していないのが現状である。その一因として健康保険適用は小児も成人と同じAHI/REI値であり、小児OSAの診断・重症度基準と大きく乖離していることが挙げられている。本セッションでは小児OSAの本邦におけるCPAP治療の現状について掘り下げ、課題を明確にする。小児関連学会の保険医療担当理事が座長を務め、本セッションを小児CPAPの保険点数改正の布石としたい。

シンポジウム 6

7月18日(木) 8:30-10:30 H会場(3F G316+317)

スポーツ現場における睡眠管理、睡眠障害の治療

座長

西多 昌規

早稲田大学スポーツ科学学術院/早稲田大学睡眠研究所/早稲田大学保健センター

白濱 龍太郎

医療法人RESM新横浜・新東京/慶應義塾大学先端科学技術研究センター/早稲田大学総合研究機構睡眠研究所/全日本サーフィン連盟/福井大学医学部地域医療推進講座

S6-1日本代表レベルアスリートにおける睡眠医療の実際
演者

白濱 龍太郎

医療法人RESM新横浜・新東京/慶應義塾大学先端科学技術研究センター/早稲田大学総合研究機構睡眠研究所/全日本サーフィン連盟/福井大学医学部地域医療推進講座

S6-2大学スポーツチームにおける睡眠評価と睡眠障害への治療介入
演者

西多 昌規

早稲田大学スポーツ科学学術院/早稲田大学睡眠研究所/早稲田大学保健センター

S6-3女性アスリートにおける栄養と睡眠の関連
演者

川崎 優

順天堂大学医学部産婦人科学講座

S6-4ハイパフォーマンスアスリートの睡眠と時差調整
演者

星川 雅子

国立スポーツ科学センター

S6-5プロ野球選手の睡眠・生体リズムに関する現状と課題
演者

山仲 勇二郎

北海道大学

S6-指定発言指定発言:アスリートの睡眠を考えるときに必要なこと
演者

葛西 隆敏

順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学

企画者

西多 昌規

早稲田大学スポーツ科学学術院

略歴

ねらいと概要

アスリートにおけるパフォーマンスやコンディショニングを考える際に、睡眠と体内リズムの問題は不可避である。本学会でも、基礎的な議論の場はあったもが、日本代表やプロスポーツなど高いレベルでの応用面については、ニーズが高いにもかかわらず行われていない。本シンポジウムでは、ハイレベルなスポーツ現場での睡眠管理や睡眠障害の治療という実践・応用を紹介し、スポーツ医学に寄与できる睡眠医療の発展につなげたい。

聴衆のターゲット:初学者, 他領域の専門家, 専門家

シンポジウム 7

7月18日(木) 13:15-14:45 A会場(3F G301+302)

日本の睡眠医療の歴史と未来

座長

伊藤 洋

太田睡眠科学センター

成井 浩司

赤坂おだやかクリニック

S7-1日本における睡眠医療の歴史
演者

内山 真

医療法人財団厚生協会東京足立病院/日本大学医学部精神医学系

S7-2人生の1/3を占める睡眠:全国民が享受できるスリープ・ヘルス・ケアに向けて
演者

鈴木 康裕

国際医療福祉大学

S7-3睡眠政策の今後の展望
演者

鷲見 学

内閣官房 内閣感染症危機管理統括庁

S7-4標榜可能な診療科名について
演者

矢野 好輝

厚生労働省医政局総務課

S7-5睡眠科の標榜に係る国会質疑について
演者

秋野 公造

参議院議員(福岡県選出)

S7-6睡眠科標榜の実現とその課題
演者

内村 直尚

久留米大学

企画者

千葉 伸太郎

医療法人愛仁会 太田総合病院 記念研究所 附属診療所 太田睡眠科学センター

ねらいと概要

ICD11では「睡眠・覚醒障害」が系統的に分類・統合され、新しく独立した章となりました。これを受け、現在、本邦でも睡眠科の標榜について議論が進んでいます。このセッションでは、日本における睡眠医療の歴史、日本睡眠学会のかかわり、健全な未来の社会のために我々が何をすべきか、議論します

シンポジウム 8

7月18日(木) 13:15-15:15 C会場(3F G304)

ヒトの口腔咽頭機能を極める

座長

佐藤 誠

守谷慶友病院 守谷いびき・無呼吸センター

西村 洋一

帝京大学ちば総合医療センター耳鼻咽喉科

S8-1「呼吸器官」としての舌の解剖学的機能的役割
演者

小野 卓史

東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科咬合機能矯正学分野

S8-2流体力学を用いた咽頭気道研究
演者

岩崎 智憲

徳島大学大学院医歯薬学研究部小児歯科学分野

S8-3OSAにおける解剖学的要因の再考(Obstructive sleep apnea: Reconsideration of anatomical factors)
演者

鈴木 雅明

帝京大学ちば総合医療センター耳鼻咽喉科

S8-4Treating the Upper Airway in Obstructive Sleep Apnea
演者

Alan R. Schwartz

Adjunct Professor, University of Pennsylvania Perelman School of Medicine/Part-time Faculty, Vanderbilt University School of Medicine/Professor (ret.), Johns Hopkins University/Distinguished Visiting Professor, Universidad Peruana Cayetano Heredia (Lima, Peru)/Scientific Advisor, Sleep and Breathing technologies Practitioner and Clinical Investigator, SJMC Medical Group at Univ. Maryland

企画者

佐藤 誠

守谷慶友病院 守谷いびき・無呼吸センター

ねらいと概要

閉塞性無呼吸の好発部位は、他の哺乳類には存在しない長い咽頭腔である。この長い咽頭腔の主機能は、咀嚼嚥下運動時にのみ閉塞することと、呼吸運動時には上気道(導管機能)としてほぼ常時開存していることであるが、この導管機能が睡眠中に破綻して閉塞性無呼吸が発生する。本シンポジウムでは、この導管機能維持に重要な舌を主とした口腔咽頭筋群の解剖生理学を極め、閉塞性無呼吸に対する治療法を模索する。

シンポジウム 9

7月18日(木) 13:15-14:45 D会場(4F G401)

心血管ヘルスプロモーションにおける睡眠の重要性

座長

安藤 眞一

福岡県済生会二日市病院 循環器内科・睡眠医療センター

義久 精臣

福島県立医科大学

S9-1Life's Essential 8について
演者

葛西 隆敏

順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学

S9-2睡眠時間と心血管疾患について
演者

富田 康弘

虎の門病院睡眠呼吸器科/虎の門病院循環器センター内科

S9-3睡眠とEssential 8のその他の指標とのかかわり:睡眠呼吸障害を標的としたアプローチ
演者

三阪 智史

福島県立医科大学 医学部 循環器内科学講座/福島県立医科大学 医学部 地域先端循環器病治療学講座

S9-4睡眠時間の評価方法
演者

村瀬 公彦

京都大学大学院医学研究科呼吸不全先進医療講座

S9-5我が国の心血管ヘルスプロモーションの現状
演者

内藤 亮

順天堂大学循環器内科学講座

企画者

葛西 隆敏

順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学

略歴

ねらいと概要

2022年米国心臓協会は健康増進のための心血管健康7指標に睡眠を加え8指標に改訂した(Life's Essential8:LE8)。各指標やわが国での応用についての議論は不十分である。本セッションでは理解を深め、わが国独自の心血管ヘルスプロモーションの必要性を議論する。

シンポジウム 10

7月18日(木) 13:15-14:45 E会場(4F G402)

放熱・代謝と睡眠

座長

有竹 清夏

埼玉県立大学大学院保健医療福祉学研究科

鈴木 正泰

日本大学医学部精神医学系精神医学分野

S10-1眼周囲温熱刺激による放熱と睡眠の関係
演者

市場 智久

花王株式会社ヒューマンヘルスケア研究所

S10-2温泉と睡眠
演者

上村 佐知子

秋田大学大学院 医学系研究科 保健学専攻 理学療法学講座

S10-3睡眠時エネルギー代謝と体温
演者

朴 寅成

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構

S10-4放熱と主観的入眠潜時、睡眠構造
演者

飯島 竜星

埼玉県立大学大学院保健医療福祉学研究科/順天堂大学医学部附属順天堂医院 臨床検査部

企画者

有竹 清夏

埼玉県立大学大学院保健医療福祉学研究科

略歴

ねらいと概要

体温調節・代謝調節はヒトの生命機能として重要な役割を果たしており、睡眠と密接に関わっている。ここでは体温調節機能として重要な熱産生・熱放散(放熱)やエネルギー代謝に焦点を当て、その日内変動特性や運動、温浴、温熱刺激・環境、加齢、性差、月経周期、主観的評価等との関連を整理し、放熱・代謝と睡眠について考える。これらが日常生活や臨床における睡眠・健康問題の改善にどう貢献していけるか積極的に議論したい。

聴衆のターゲット:初学者, 他領域の専門家, 専門家

シンポジウム 11

7月18日(木) 13:15-14:45 F会場(3F G312+313)

中枢性過眠症の病態研究

座長

本多 真

東京都医学総合研究所精神行動医学研究分野睡眠プロジェクト/神経研究所小石川東京病院

神林 崇

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構/茨城県こころの医療センター

S11-1オレキシン神経の睡眠中の活動動態とその役割 -ナルコレプシーのレム睡眠関連症状への関与-
演者

伊藤 洋人

名古屋大学大学院医学系研究科 神経内科/自然科学研究機構 生理学研究所 多細胞回路動態/日本学術振興会 特別研究員PD

S11-2ナルコレプシータイプ1を対象とした網羅的なDNAメチル化解析
演者

宮川 卓

公益財団法人東京都医学総合研究所精神行動医学研究分野睡眠プロジェクト

S11-3Validation of a mouse model for idiopathic hypersomnia and objective evaluation of sleep drunkenness
演者

Asmaa Elhosainy

International Institute for Integrative Sleep Medicine, University of Tsukuba, Japan

S11-4酸化ストレスの過眠症病態への関与
演者

本多 真

東京都医学総合研究所精神行動医学研究分野睡眠プロジェクト/神経研究所小石川東京病院

企画者

本多 真

東京都医学総合研究所精神行動医学研究分野睡眠プロジェクト

略歴

ねらいと概要

睡眠・覚醒中枢の機能異常に基づく中枢性過眠症は睡眠科学と睡眠医学を両輪とする睡眠学の進展に寄与してきた。NT1の遺伝環境因子とDNA低メチル化の意義、オレキシン欠乏に伴うREM睡眠異常と中途覚醒症状理解、マウスモデルに適応できる睡眠酩酊の客観的病態評価法の提唱、酸化ストレスと中枢性過眠症の関連など、多彩なアプローチで過眠症の症状評価と理解を進める新知見を紹介し研究の発展を促進することを目的とする。

聴衆のターゲット:他領域の専門家, 専門家

シンポジウム 12

7月18日(木) 13:15-14:45 G会場(3F G314+315)

慢性不眠症に対する各種治療法の実力を考える

座長

井上 雄一

東京医科大学睡眠学講座/睡眠総合ケアクリニック代々木

高江洲 義和

琉球大学 大学院医学研究科精神病態医学講座

S12-1睡眠衛生指導
演者

志村 哲祥

東京医科大学精神医学分野/スタンフォード大学精神行動医学分野/財団法人神経研究所/国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所

S12-2ベンゾジアゼピン類ならびにベンゾジアゼピン受容体作動薬の適応と限界
演者

井上 雄一

東京医科大学睡眠学講座/睡眠総合ケアクリニック代々木

S12-3睡眠相後退症候群の治療法
演者

高木 俊輔

東京医科歯科大学精神行動医科学分野/睡眠総合ケアクリニック代々木

S12-4オレキシン受容体拮抗薬
演者

高江洲 義和

琉球大学大学院医学研究科精神病態医学講座

S12-5不眠治療におけるPFPトップランカーとしての認知行動療法
演者

岡島 義

東京家政大学人文学部心理カウンセリング学科

企画者

井上 雄一

東京医科大学睡眠学講座

略歴

ねらいと概要

不眠治療にあたっては、近年新規薬剤が導入され、認知行動療法(CBT-I)についても対面式、グループ、アプリを用いた手技などに細分化されている。これらは、それぞれ十分なメリットがあるものの、副作用や効果不十分などの欠点も存在する。本シンポでは、新旧の各種治療の特徴・適応と限界を明らかにし、他治療との併用の可能性(または禁忌)についても考えてみたい。これらは不眠症のテーラーメード治療を促進するカギになりうる。

シンポジウム 13

7月18日(木) 13:15-15:15 H会場(3F G316+317)

眠気に伴う事故・パフォーマンス低下の防止に向けた最新の知見

座長

阿部 高志

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)

林 光緒

広島大学大学院人間社会科学研究科

S13-1眠気に伴うパフォーマンス低下の検知と防止に関する実験室実験からの知見
演者

阿部 高志

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)

S13-2夜勤時の眠気対策としての仮眠と光:模擬夜勤実験による検証
演者

樋口 重和

九州大学大学院芸術工学研究院人間生活デザイン部門

S13-3交代勤務看護師を対象とした勤務間インターバルの延長による疲労と眠気への効果
演者

久保 智英

独)労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所 過労死等防止調査研究センター

S13-4居眠り運転事故直前におけるマイクロスリープ関連行動の頻発
演者

熊谷 元

広島大学病院睡眠医療センター

S13-5精神運動覚醒検査(Psychomotor Vigilance Test, PVT)を用いた疫学研究
演者

和田 裕雄

順天堂大学大学院医学研究科公衆衛生学講座

企画者

阿部 高志

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)

略歴

ねらいと概要

睡眠不足や夜勤時に起こる事故やパフォーマンスの低下は、依然として十分に防止されているとは言えない。この重要な課題に対処するためには、基礎研究に加えて、職場や運転時などの実際の環境での検証が不可欠である。本シンポジウムでは、眠気の検知や防止に関する最新の知見を、実験室実験、労働場面、運転場面、疫学的観点から紹介し、この課題に対する包括的な理解と実践的な対策について議論を深めたい。

聴衆のターゲット:初学者, 他領域の専門家, 専門家

シンポジウム 14

7月18日(木) 14:45-16:45 E会場(4F G402)

本邦におけるsleep surgeryの現況と今後への課題・対策

座長

原 浩貴

川崎医科大学耳鼻咽喉・頭頸部外科学

中島 逸男

獨協医科大学耳鼻咽喉・頭頸部外科

S14-1本邦におけるsleep surgeryの現況と今後への課題・対策(咽頭形成術)
演者

河内 理咲

関西医科大学耳鼻咽喉科頭頸部外科

S14-2植込み型舌下神経電気刺激療法の現況と今後への課題・対策
演者

井下 綾子

順天堂大学医学部耳鼻咽喉科学講座/順天堂大学医学部附属順天堂医院 睡眠・呼吸障害センター

S14-3鼻腔形態改善手術による睡眠への効果
演者

阿久津 誠

獨協医科大学耳鼻咽喉・頭頸部外科/社会医療法人中山会宇都宮記念病院 耳鼻咽喉科

S14-4舌下神経電気刺激療法での現状(頸部手術でのポイント、適応について)
演者

中田 誠一

名鉄病院 耳鼻咽喉科/睡眠障害センター

S14-5Sleep surgeryに対する形成外科の取り組み
演者

宮脇 剛司

東京慈恵会医科大学附属病院 形成外科/東京慈恵会医科大学附属病院 鼻中隔外鼻クリニック

S14-6高度肥満症患者の閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)と睡眠障害における腹腔鏡下スリーブ状胃切除術(LSG)の効果
演者

宇野 耕平

東京慈恵会医科大学附属病院 外科学講座 消化管外科

共催:日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会および日本口腔咽頭科学会

企画者

原 浩貴

川崎医科大学耳鼻咽喉・頭頸部外科学

略歴

ねらいと概要

閉塞性睡眠時無呼吸症に対する外科的治療は、近年大きく進歩している。本シンポジウムでは本邦におけるsleep surgeryの現況と今後への課題・対策 について、①咽頭形成術 ②鼻中隔手術 ③埋め込み型舌下神経電気刺激療法 ④顎顔面手術 ⑤減量手術の5つの術式について、各手術のエキスパートの先生方に手術の実際と成績を提示してもらうとともに、本邦での今後の普及に向けての課題とその対策を提案していただく。

聴衆のターゲット:初学者, 他領域の専門家, 専門家

シンポジウム 15

7月18日(木) 14:45-16:45 F会場(3F G312+313)

免疫アレルギーと睡眠

座長

中村 勇規

山梨大学医学部免疫学講座

本間 あや

北海道大学大学院医学研究院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科教室

S15-1体内時計による皮膚ケモカインの自然免疫の制御機構
演者

種子島 幸祐

公益財団法人東京都医学総合研究所幹細胞プロジェクト

S15-2アレルギーの脳科学について
演者

石氏 陽三

東京慈恵会医科大学皮膚科学講座

S15-3妊婦のストレスなどのメンタルヘルスやQoLとアレルギー疾患
演者

山本 貴和子

国立成育医療研究センターアレルギーセンター・エコチル調査研究部

S15-4炎症性腸疾患における睡眠障害
演者

高木 智久

京都府立医科大学消化器内科学教室/京都府立医科大学医療フロンティア展開学

企画者

本間 あや

北海道大学大学院医学研究院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室

略歴

ねらいと概要

免疫システムと睡眠の関連は古くより指摘されているものの、その背景にあるメカニズムに関しては未だ不明な点が多い。本シンポジウムでは、免疫アレルギーと睡眠に関する病態生理・脳科学の基礎研究から、実臨床における動向まで、幅広い領域のエキスパートにご登壇いただき、アレルギー大国とも言われる我が国の睡眠の質を向上させるべく今後の課題について議論したい。

聴衆のターゲット:初学者, 他領域の専門家, 専門家

シンポジウム 16(日本睡眠環境学会 合同シンポジウム)

7月18日(木) 14:45-16:45 G会場(3F G314+315)

避難所環境と睡眠

座長

水野 一枝

和洋女子大学家政学部服飾造形学科

水野 康

東北福祉大学教育学部

S16-1避難所環境での若年者の睡眠
演者

都築 和代

関西大学

S16-2避難所環境での子どもの睡眠
演者

水野 康

東北福祉大学教育学部

S16-3避難所での寝具
演者

水野 一枝

和洋女子大学家政学部服飾造形学科

S16-4能登半島地震の報告とイタリアの避難所環境について
演者

水谷 嘉浩

Jパックス株式会社

企画者

水野 一枝

和洋女子大学家政学部服飾造形学科

略歴

ねらいと概要

近年、日本では地震や豪雨などの避難所への避難が必要な災害が発生している。しかし、日本の避難所環境や支援は万全とは言えず、食事やトイレとともに不眠が問題となっている。本シンポジウムでは避難所環境と睡眠に着目し、避難所環境が若年者や子どもの睡眠に及ぼす影響、避難所での寝具と睡眠に関する研究を紹介する。更に、国際的に進んでいるイタリアの避難所環境を紹介し、日本における問題点や改善策について考える。

聴衆のターゲット:初学者, 他領域の専門家

シンポジウム 17(日本公衆衛生学会「睡眠・休養に関する委員会」コラボレーション企画)

7月18日(木) 15:15-16:45 C会場(3F G304)

睡眠を中心とした産業保健領域における最新知見

座長

兼板 佳孝

日本大学医学部社会医学系公衆衛生学分野

谷川 武

順天堂大学大学院医学研究科公衆衛生学講座

S17-1医師の働き方改革 -睡眠に注目した医師の健康確保措置に関するマニュアルから-
演者

和田 裕雄

順天堂大学大学院医学研究科公衆衛生学講座

S17-2産業保健領域における睡眠呼吸障害の最新知見
演者

吉村 力

福岡大学病院 睡眠センター/福岡大学病院 呼吸器内科/福岡大学医学部 衛生・公衆衛生学教室/福岡大学医学部 呼吸睡眠医学講座

S17-3睡眠による休養感~労働者を中心とした疫学研究結果より~
演者

大塚 雄一郎

日本大学医学部社会医学系公衆衛生学分野

S17-4産業医の立場から考える睡眠衛生教育の実践について
演者

井谷 修

国際医療福祉大学医学部公衆衛生学

企画者

井谷 修

国際医療福祉大学 医学部 公衆衛生学

略歴

ねらいと概要

日本睡眠学会内に設置されている「産業保健関連委員会」において、産業保健領域に関係した睡眠問題について、研究や各種啓発活動を行っている。今回、学会における幅広い啓蒙活動や研究成果の発表の目的で、委員を中心としたシンポジウムを企画した。なお、本シンポジウムは関連の深い日本公衆衛生学会の「休養睡眠委員会」とのコラボレーション企画とする。

聴衆のターゲット:初学者, 他領域の専門家, 専門家

シンポジウム 18

7月18日(木) 15:15-16:45 H会場(3F G316+317)

アリピプラゾールの睡眠・覚醒リズムへの作用:基礎と臨床の視点より

座長

北島 剛司

藤田医科大学医学部 精神神経科学講座

神林 崇

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構/茨城県こころの医療センター

S18-1アリピプラゾールによるマウスの明暗サイクルへの同調促進:概日時計との関連より
演者

李 若詩

筑波大学医学医療系/筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)

S18-2マウスの概日リズム睡眠覚醒障害(CRSWD)モデルに対するアリピプラゾールの効果
演者

粂 和彦

名古屋市立大学大学院薬学研究科神経薬理学

S18-3概日リズム睡眠・覚醒障害の病態仮説から考察する、アリピプラゾールの睡眠・覚醒への作用機序
演者

北島 剛司

藤田医科大学医学部 精神神経科学講座

S18-4起床困難を呈する睡眠障害へのアリピプラゾールの有効性と奏効機序
演者

神林 崇

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構/茨城県こころの医療センター

企画者

北島 剛司

藤田医科大学医学部 精神神経科学講座

ねらいと概要

近年アリピプラゾールが概日リズム睡眠・覚醒障害などの起床困難を呈する睡眠障害に有効との報告が相次いでいる。同薬剤の睡眠・覚醒リズムへの作用は従来、ドパミン部分作動による覚醒促進を中心に考えられてきたが、最近の動物実験より、視交叉上核への直接作用を介する可能性が示唆されている。その作用機序を基礎と臨床の視点より検討することで、有効なケースの選び方や、リズム障害の病態の解明にも資するのがねらいである。

シンポジウム 19(大会長指定特別企画)

7月19日(金) 8:30-10:30 A会場(3F G301+302)

Innovation of Sleep Health

座長

千葉 伸太郎

太田総合病院 記念研究所 附属診療所 太田睡眠科学センター/東京慈恵会医科大学 耳鼻咽喉科学教室

池野 文昭

Stanford University

S19-1The Science, Practice, and Business of Sleep: The need for evidence based innovation
演者

Robson Capasso

Stanford University School of Medicine

S19-2A startup that connects from Japan to the world
演者

Fumiaki Ikeno

Stanford University

 

 

柳沢 正史

株式会社S'UIMIN

松原 秀樹

PGV株式会社

宮原 禎

株式会社ACCELStars

Joonki Hong

ASLEEP

渡邊 達彦

SOXAI

瀧 宏文

株式会社マリ

企画者

千葉 伸太郎

医療法人愛仁会 太田総合病院 記念研究所 附属診療所 太田睡眠科学センター

ねらいと概要

これまで、睡眠障害診療は、専門医療者により行われてきましたが、新しい睡眠へのアプローチ「Sleep Health」が注目されています。一方、IT、AIと言って新しいテクノロジーの進歩に伴い、CST(Consumer Sleep Technology)が欧米社会では浸透しつつあります。CSTの普及は、睡眠へのアプローチを、広く一般人にリアルタイムに可能にし、結果として、社会としての睡眠への取り組みに貢献しています。今後の本邦での、新しい睡眠への取り組み・CSTについて議論を深めましょう

シンポジウム 20

7月19日(金) 8:30-10:30 B会場(3F G303)

睡眠医療における多職種の専門性と連携強化

座長

内村 直尚

久留米大学

八木 朝子

久留米大学医学部医療検査学科

S20-1専門検査技師の役割と多職種連携強化に向けての今後の取り組み
演者

八木 朝子

久留米大学医学部医療検査学科

S20-2公認心理師の専門性と多職種連携
演者

岡島 義

東京家政大学人文学部心理カウンセリング学科

S20-3睡眠医療における看護師の専門性と多職種連携強化に向けた取り組み
演者

尾崎 章子

東北大学大学院医学系研究科保健学専攻老年・在宅看護学分野

S20-4睡眠医療における薬剤師の専門性と多職種連携強化に向けた今後の取り組み
演者

黒沢 雅広

昭和大学附属烏山病院薬局

S20-5睡眠医療における多職種連携による共同意思決定
演者

高江洲 義和

琉球大学大学院医学研究科精神病態医学講座

企画者

高江洲 義和

琉球大学大学院医学研究科精神病態医学講座

ねらいと概要

睡眠障害は多領域に存在するため、その診療には、医師、歯科医師、臨床検査技師、心理師、看護師、薬剤師などの多職種連携が重要となる。日本睡眠学会では総合専門医、歯科専門医、専門検査技師、専門心理師など様々な学会認定資格が存在するが、今後更に看護師や薬剤師等の幅広い職種での専門性を高める取り組みが期待されている。本シンポジウムでは各職種における専門性や多職種での連携強化について議論したい。

シンポジウム 21

7月19日(金) 8:30-10:00 C会場(3F G304)

アリピプラゾール治療の新たな視点 ~体内リズムと朝起きに与える変化~

座長

小鳥居 望

医療法人仁祐会 小鳥居諫早病院/久留米大学医学部神経精神医学講座

神林 崇

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構/茨城県こころの医療センター

S21-1精神医療から見た起床困難、薬理学的アプローチを中心に
演者

大島 勇人

医療法人古賀医院 大島クリニック/久留米大学神経精神医学講座

S21-2思春期の起床困難及び不登校生に対するアリピプラゾール(APZ)少量投与の有効性
演者

小西 倫之

広島大学病院睡眠医療センター

S21-3新型コロナウイルス感染症罹患後に長時間睡眠を呈した症例へのアリピプラゾールの有効性
演者

千葉 滋

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構/茨城県立こころの医療センター/南埼玉病院

S21-4睡眠障害を合併した起立性調節障害症例に対する考え方と薬物療法 -アリピプラゾールを併用して-
演者

福水 道郎

東京家政大学子ども支援学部子ども支援学科/瀬川記念小児神経学クリニック/国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所睡眠・覚醒障害研究部/東京都医学総合研究所こどもの脳プロジェクト

企画者

小鳥居 望

医療法人仁祐会 小鳥居諫早病院

略歴

ねらいと概要

昨今、睡眠外来には「朝起きられない」ために学校に登校できない不登校児が多く受診するようになった。そのような中、リズム後退や夜間睡眠の延長に対して有効性を示すことが明らかになってきた、少量のアリピプラゾール(APZ)の薬効に注目が集まっている。本シンポジウムでは、少量APZによる時間生物学的治療の最新の知見とともに、多くの改善例を経験したエキスパートが、本剤が有効性を発揮する様々な治療場面を紹介する。

聴衆のターゲット:初学者, 他領域の専門家

シンポジウム 22(日本遠隔医療学会 合同シンポジウム)

7月19日(金) 8:30-10:00 D会場(4F G401)

CPAPのオンライン診療のこれからを考える

座長

吉嶺 裕之

社会医療法人春回会井上病院

長谷川 高志

特定非営利活動法人日本遠隔医療協会

S22-1遠隔医療の一形態としてのオンライン診療の特色と課題
演者

本間 聡起

埼玉医科大学医学部医学教育センター/慶應義塾大学SFC研究所・看護医療学部

S22-2情報通信機器を用いた疾病管理という考え方
演者

長谷川 高志

特定非営利活動法人日本遠隔医療協会

S22-3CPAPオンライン診療の目的と活用事例
演者

吉嶺 裕之

社会医療法人春回会井上病院

S22-4CPAP遠隔モニタリングと活用事例
演者

村瀬 公彦

京都大学大学院医学研究科呼吸不全先進医療講座

S22-5CPAP管理における適切な受診間隔の提案
演者

富田 康弘

虎の門病院睡眠呼吸器科

企画者

富田 康弘

虎の門病院睡眠呼吸器科

略歴

ねらいと概要

睡眠時無呼吸症候群患者のCPAPをオンライン診療で管理するという選択肢は広く利用され得ると期待できるため,日本遠隔医療学会では「CPAPオンライン診療に関する指針」を策定し公開した。本シンポジウムは日本遠隔医療学会との合同シンポジウムであり,多くの日本睡眠学会会員にオンライン診療の背景と情報通信機器を用いた疾病管理という概念を共有し,これからのCPAPのオンライン診療のあり方について議論する場としたい。

聴衆のターゲット:初学者, 他領域の専門家, 専門家

シンポジウム 23

7月19日(金) 8:30-10:00 E会場(4F G402)

心房細動と睡眠時無呼吸 -その対応からメカニズム解明まで-

座長

椎名 一紀

東京医科大学循環器内科学分野

安達 太郎

昭和大学医学部内科学講座循環器内科学部門

S23-1睡眠時無呼吸と心房細動の疫学
演者

田中 宣暁

桜橋渡辺未来医療病院

S23-2閉塞性睡眠時無呼吸症候群合併心房細動における間欠的低酸素症と心房リモデリングの検討
演者

高田 康之

東京医科大学病院

S23-3間欠的低酸素と心房細動
演者

安藤 眞一

福岡県済生会二日市病院睡眠医療センター

S23-4心房細動治療における睡眠呼吸障害の実際とリズムコントロールによる治療成績
演者

成味 太郎

浜松医科大学第三内科

S23-指定発言心房細動と睡眠時無呼吸 ~ガイドラインでの位置付けと今後の展望~
演者

葛西 隆敏

順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学

企画者

椎名 一紀

東京医科大学循環器内科学分野

ねらいと概要

心房細動患者では高率に閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)を合併することが報告されている。そしてOSAの合併は、心房細動に対するカテーテルアブレーション治療後の再発を増加させることが分かってきた。しかしながら、心房細動患者におけるOSAのスクリーニングは施設により異なり、両者の関連性に潜むメカニズム解明も十分ではない。本シンポジウムでは様々な立場のエキスパートによりこれらの問題点に関して議論したい。

シンポジウム 24

7月19日(金) 8:30-10:00 F会場(3F G312+313)

実効性の高い睡眠教育の展開:睡眠教育のピットフォール

座長

綾部 直子

秋田大学教育文化学部

田中 秀樹

広島国際大学健康科学部心理学科

S24-1乳幼児の睡眠に関わる多職種への睡眠教育アプローチの重要性
演者

高田 律美

人間環境大学松山看護学部

S24-2単発睡眠講座のゴールは何か?
演者

古谷 真樹

神戸大学大学院人間発達環境学研究科

S24-3学校での睡眠教育の理想と現実、そしてその間をつなぐ工夫
演者

田村 典久

広島大学大学院人間社会科学研究科

S24-4大学における睡眠教育の限界
演者

林 光緒

広島大学大学院人間社会科学研究科

S24-指定発言睡眠教育のピットフォールをどう克服するか
演者

岡 靖哲

愛媛大学医学部睡眠医療センター

企画者

綾部 直子

秋田大学教育文化学部

ねらいと概要

新しい睡眠指針(厚生労働省)では、年代別の推奨睡眠時間が設定され、子どもに対してもはじめて睡眠時間の目安が発表される予定である。ところが、実際には睡眠時間の延長や睡眠・覚醒リズムの改善は容易ではなく、睡眠教育を行う上では様々な視点からの工夫や対応が求められる。本シンポジウムでは、睡眠教育の現場で起きている問題点や課題に焦点を当て、実効性の高い睡眠教育の在り方について議論を深めたい。

シンポジウム 25

7月19日(金) 8:30-10:30 H会場(3F G316+317)

ソーシャル・ジェットラグ研究の新しい展開

座長

西多 昌規

早稲田大学スポーツ科学学術院

駒田 陽子

東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院

S25-1ソーシャル・ジェットラグと運動機能との関連:ソーシャルジェットラグから睡眠規則性へ
演者

西多 昌規

早稲田大学スポーツ科学学術院/早稲田大学睡眠研究所

S25-2若年者のソーシャルジェットラグ
演者

笹脇 ゆふ

京都府立医科大学統合生理学教室

S25-3シフトワーカーのクロノタイプと食生活
演者

東郷 史治

東京大学大学院教育学研究科

S25-4一過性のソーシャル・ジェットラグが早朝の血圧に及ぼす影響
演者

中村 宣博

早稲田大学スポーツ科学学術院

S25-指定発言社会的ジェットラグ研究の新しい展開
演者

駒田 陽子

東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院

企画者

西多 昌規

早稲田大学スポーツ科学学術院

略歴

ねらいと概要

ソーシャル・ジェットラグ(SJL)が心身の健康や日常生活に与える影響の解明は徐々に進んでいる。しかし対象者の個人差や性質の違いを考慮した研究は少ない。また、健康要素やパフォーマンスの要素に分けての検討も不十分である。本シンポジウムでは、高校生など対象者を選定した研究、運動機能や食習慣といった新しい視点からSJLの影響を検証した研究を紹介し、SJL研究の新しい展開を刺激したい。

聴衆のターゲット:他領域の専門家, 専門家

シンポジウム 26

7月19日(金) 10:00-12:00 C会場(3F G304)

脳神経内科領域のcommon diseasesの睡眠覚醒の問題を極める

座長

宮本 雅之

獨協医科大学看護学部/大学病院睡眠医療センター

岡 靖哲

愛媛大学医学部附属病院睡眠医療センター

S26-1睡眠時呼吸障害が無症候性脳血管障害および認知機能障害の進行に及ぼす影響ついて
演者

赤岩 靖久

獨協医科大学埼玉医療センター

S26-2パーキンソン病関連疾患の睡眠覚醒障害
演者

野村 哲志

のむらニューロスリープクリニック

S26-3認知症疾患の睡眠覚醒の問題
演者

小栗 卓也

公立陶生病院脳神経内科

S26-4片頭痛における睡眠の問題
演者

鈴木 圭輔

獨協医科大学脳神経内科

S26-5てんかんにおける睡眠覚醒の問題
演者

神 一敬

東北大学大学院医学系研究科てんかん学分野

企画者

宮本 雅之

獨協医科大学看護学部/大学病院睡眠医療センター

略歴

ねらいと概要

脳神経内科のみならず非専門医でも日常診療において遭遇することが多い脳神経内科のcommon diseasesでみられる睡眠覚醒の問題について、最新の知見を含めて情報を共有し、総合討論を通して日常診療の実践に役立てる。

聴衆のターゲット:初学者, 他領域の専門家, 専門家

シンポジウム 27

7月19日(金) 10:00-12:00 E会場(4F G402)

日本の睡眠疫学研究の現状と今後の発展について

座長

角谷 寛

滋賀医科大学 精神医学講座

森田 えみ

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構/(国研)森林研究・整備機構森林総合研究所

S27-1ながはまスタディから見えた日本人の睡眠呼吸障害と睡眠時間の実態
演者

松本 健

大阪府済生会野江病院呼吸器内科/京都大学大学院医学研究科呼吸器内科学

S27-2平城京スタディ:生活環境と生体リズムに着目した疫学研究
演者

大林 賢史

奈良県立医科大学医学部 疫学・予防医学講座/医療法人啓成会グループ

S27-3職域における睡眠簡易健診、睡眠衛生指導の有用性
演者

河村 葵

国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所睡眠・覚醒障害研究部

S27-4J-MICC Study大幸研究・SLEPTでの睡眠疫学研究
演者

森田 えみ

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構/(国研)森林研究・整備機構森林総合研究所

S27-5NinJaSleep:睡眠とメンタルヘルスのコホート研究
演者

角谷 寛

滋賀医科大学精神医学講座

S27-指定発言睡眠疫学研究の展望
演者

兼板 佳孝

日本大学医学部社会医学系公衆衛生学分野

企画者

森田 えみ

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構

略歴
企画者

角谷 寛

滋賀医科大学 精神医学講座

略歴

ねらいと概要

睡眠の実態や、睡眠に良い生活習慣等を明らかにするには、集団を対象とする疫学研究は有用です。これまで、調査票での睡眠評価が主でしたが、睡眠デバイスの急速な普及により、疫学研究でも睡眠計測が取り入れられるようになってきています。また、海外では質の高い研究の達成のため、コンソーシアムによる大規模化も進んでいます。このような変革が起こりつつある中、各研究グループの特徴を紹介し、今後の日本の睡眠疫学研究の方向性について議論を行います。

聴衆のターゲット:初学者, 他領域の専門家, 専門家

シンポジウム 28

7月19日(金) 10:00-12:00 F会場(3F G312+313)

小児OSAの医科歯科連携とエビデンスのある歯科的治療の確立

座長

岩崎 智憲

徳島大学大学院医歯薬学研究部小児歯科学分野

山本 知由

あいち小児保健医療総合センター

S28-1小児OSAのエビデンスのある歯科的治療の確立
演者

岩崎 智憲

徳島大学大学院医歯薬学研究部小児歯科学分野

S28-2医療連携のもとで育む小児の睡眠と呼吸-歯科医師の役割-
演者

清水 清恵

清水歯科クリニック

S28-3大学病院での小児OSA医科歯科連携への取組み
演者

近藤 英司

徳島大学 医学部 耳鼻咽喉科・頭頸部外科

S28-4地域中核病院耳鼻咽喉科における小児OSAマネージメントのこれから -医科歯科連携の拡大-
演者

池田 このみ

厚木市立病院耳鼻咽喉科/東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉・頭頸部外科

S28-5小児OSAの医科歯科連携に対し医科は何を望むのか?
演者

杉山 剛

尾張こどもの睡眠・呼吸・アレルギークリニック

企画者

岩崎 智憲

徳島大学大学院医歯薬学研究部小児歯科学分野

略歴

ねらいと概要

近年、小児の睡眠や口腔機能に関心が高まっている。しかし小児OSAについては医科歯科連携が取れておらず、また、口腔機能発達不全症に結び付けて査読付きの論文や診療ガイドラインに基づかないエビデンスのない歯科的治療が単独で展開されている場合もある。そのため小児OSAの臨床の現場では多くの混乱が生じている。そこで本シンポジウムは小児OSAの医科歯科連携とエビデンスのある歯科的治療の確立を目的に企画した。

聴衆のターゲット:他領域の専門家, 専門家

シンポジウム 29

7月19日(金) 10:30-12:00 G会場(3F G314+315)

エビデンスと社会実装の両輪で考える不眠症の認知行動療法の新たな展開

座長

中島 俊

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)

坂田 昌嗣

京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻 健康要因学講座 健康増進・行動学

S29-1最新の研究動向から考える新たなCBT-I研究の必要性
演者

中島 俊

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)

S29-2不眠の認知行動療法のネットワークメタアナリシス
演者

古川 由己

東京大学大学院医学系研究科脳神経学専攻精神医学

S29-3プライマリ・ケアにおけるCBT-I普及の阻害因子と促進因子:その対策と展望
演者

坂田 昌嗣

名古屋市立大学大学院医学研究科こころの発達医学寄附講座/CBTセンター

S29-4コメディカルスタッフが提供する短時間CBT-Iの提案
演者

長井 麻希江

富山大学/株式会社アモール

S29-指定発言不眠症治療戦略における認知行動療法への期待と課題
演者

高江洲 義和

琉球大学大学院医学研究科精神病態医学講座

企画者

中島 俊

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)

略歴

ねらいと概要

不眠症治療のガイドラインにおいて、不眠症の認知行動療法(Cognitive behavioral therapy: CBT-I)が第一選択として推奨されている。しかしながら、実臨床でエビデンスのある介入であるCBT-Iが実施されることは世界的に少なく、社会実装が遅れている。また、センシング技術の進歩に伴い、CBT-Iにおける客観的睡眠の測定の是非が議論されている。本シンポジウムではこれらの話題提供を行い、今後の不眠医療について考える。

聴衆のターゲット:初学者, 他領域の専門家, 専門家

シンポジウム 30

7月19日(金) 10:30-12:00 H会場(3F G316+317)

集中治療と睡眠

座長

佐藤 暢夫

聖マリアンナ医科大学病院麻酔科・集中治療センター

松井 健太郎

国立精神・神経研究医療センター

S30-1集中治療室における睡眠障害
演者

長友 香苗

三郷中央総合病院麻酔科・ICU/自治医科大学麻酔科学・集中治療医学講座

S30-2集中治療領域における睡眠導入剤としてのオレキシン受容体拮抗薬
演者

増山 智之

獨協医科大学 救急・集中治療医学講座

S30-3集中治療室における快適な睡眠環境の提供
演者

春名 純平

札幌医科大学附属病院ICU

S30-4集中治療室退室後の睡眠障害
演者

佐藤 暢夫

聖マリアンナ医科大学病院麻酔科・集中治療センター

企画者

佐藤 暢夫

聖マリアンナ医科大学病院麻酔科・集中治療センター

略歴

ねらいと概要

睡眠障害は集中治療室(ICU)における重大な問題である。ICU患者の睡眠不足はさまざまな悪影響をもたらし、患者の予後を悪化させ、回復の遅れ、ICU滞在の長期化、死亡率の上昇につながる可能性がある。本シンポジウムでは集中治療における睡眠問題の現状と課題について考えていきたい。

聴衆のターゲット:他領域の専門家

シンポジウム 31

7月19日(金) 13:30-15:30 B会場(3F G303)

「健康づくりのための睡眠ガイド2023」の活用と今後の展開

座長

兼板 佳孝

日本大学医学部社会医学系 公衆衛生学分野

栗山 健一

国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 睡眠・覚醒障害研究部

S31-1自治体における睡眠ガイド2023・休養指針の活用
演者

吉池 卓也

国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所睡眠・覚醒障害研究部

S31-2ウェアラブルデバイス等を活用した睡眠ガイド2023の強化・発展
演者

志村 哲祥

東京医科大学精神医学分野/スタンフォード大学精神行動医学分野/財団法人神経研究所/国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所

S31-3睡眠ガイド利用の促進とその有効性に関する縦断研究の立案
演者

佐伯 圭吾

奈良県立医科大学

S31-4ウェアラブルデバイス等を活用した睡眠健診への展開可能性
演者

竹島 正浩

秋田大学大学院医学系研究科精神科学講座

企画者

栗山 健一

国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 睡眠・覚醒障害研究部

略歴

ねらいと概要

2024年度より、21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)の第三次プランが開始されるにあたり、厚生労働省は「健康づくりのための睡眠ガイド2023」を策定し、新たな休養目標を定めた。これらを国民の睡眠健康増進に活用するためには、単なる普及・啓発にとどまらず、これらを活用した取り組みを社会実装し、運用する必要がある。本シンポジウムでは新・休養目標および「睡眠ガイド2023」の活用方法と今後の展開に関して議論する。

シンポジウム 32

7月19日(金) 13:30-15:30 C会場(3F G304)

シフトワーカーのウェルビーイングを高める(第2回)

座長

西野 精治

スタンフォード大学精神科 睡眠生体リズム研究所

西多 昌規

早稲田大学 スポーツ科学学術院 早稲田大学睡眠研究所

S32-1シフトワークによる概日リズム異常の分子神経機構
演者

岡村 均

京都大学大学院医学研究科神経生物

S32-2ヒトの概日リズムと睡眠覚醒リズムの特徴から交代勤務者のウェルビーングを考える
演者

山仲 勇二郎

北海道大学

S32-3シフトワーカーのウェルビーイングと時間栄養学
演者

永井 成美

兵庫県立大学環境人間学部

S32-4シフトワークモデルによる病態の個体差と概日リズム特性との関連
演者

八木田 和弘

京都府立医科大学

S32-5日本の鉄鋼業における交替勤務の現状・課題と解決の方向性について(仮)
演者

木谷 謙介

株式会社シマブンコーポレーション

S32-指定発言シフトワーカーの健康問題に対する取り組み
演者

中島 正裕

株式会社ブレインスリープ

企画者

西野 精治

スタンフォード大学

ねらいと概要

シフトワークは、本来人間が持つ生体リズムに反した働き方で、作業効率の低下をまねき、生活習慣病や悪性腫瘍の発症リスクを高める。一方、グローバルなビジネス環境に対応し社会機能を維持するためにシフトワークは不可欠である。睡眠、時間生物学、時間栄養学の専門家に加え企業経営者にも参加いただき、シフトワーカーのウェルビーイングを高め、産業の発展に貢献できる方策を科学的視点、現場管理の視点から議論する。

シンポジウム 33

7月19日(金) 13:30-15:30 F会場(3F G312+313)

ムーンショット:睡眠基礎研究の最前線

座長

柳沢 正史

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構

S33-1レム睡眠とメンタルヘルスの双方向的な作用:社会的ストレスの動物モデルを用いた研究
演者

安垣 進之助

東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻/筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)

S33-2レム睡眠制御における非選択的陽イオンチャネルNALCNの遺伝学的機能解析の現状と展望
演者

藤山 知之

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構

S33-3Opto-chemical control of slow wave sleep in the nucleus accumbens
演者

Roy Koustav

International Institute for Integrative Sleep Medicine (IIIS), University of Tsukuba, Tsukuba, Ibaraki, Japan.

S33-4Synaptic Strength in Prefrontal Cortex Regulates Homeostatic Sleep Pressure
演者

史 蕭逸

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構

企画者

柳沢 正史

筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)

略歴

ねらいと概要

筑波大学IIISで進行中のAMEDムーンショット・プロジェクトに所属する若手研究者の最新成果を例に、モデル動物としてマウスを用いた睡眠メカニズム実験研究の最前線を紹介する。

シンポジウム 34

7月19日(金) 13:30-15:30 G会場(3F G314+315)

我が国のrestless legs 症候群(RLS)の臨床的意義と治療を考える

座長

井上 雄一

東京医科大学睡眠学講座/睡眠総合ケアクリニック代々木

鈴木 圭輔

獨協医科大学脳神経内科

S34-1レストレスレッグス症候群におけるうつ病または抑うつ状態の合併:有病率調査および今後の課題
演者

角 幸頼

滋賀医科大学精神医学講座/長浜赤十字病院精神科

S34-2日本人RLS患者における周期性四肢運動の臨床的意義
演者

松井 健太郎

国立精神・神経医療研究センター病院臨床検査部/国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所睡眠・覚醒障害研究部

S34-3Restless legs症候群患者における中枢神経感作の役割
演者

高野 裕太

東京医科大学睡眠学講座/公益財団法人神経研究所

S34-4神経疾患とRLS
演者

藤田 裕明

獨協医科大学脳神経内科

S34-5Restless legs症候群(RLS)におけるオピオイド製剤の位置づけ
演者

井上 雄一

東京医科大学睡眠学講座/睡眠総合ケアクリニック代々木

企画者

井上 雄一

東京医科大学睡眠学講座

略歴

ねらいと概要

RLSの概念と臨床的な意義は一般診療に浸透してきているが、まだ二次性RLSの実態、日中機能への影響の詳細、合併病態との因果関係は明らかでないし、白人と異なる日本人での臨床特性は十分解明されていない。本シンポでは、これらの諸点について検討するとともに、ドパミン系製剤、α2δリガンドに次ぐ第三の治療オプションとなるオピオイド製剤の意義についても言及したい。

シンポジウム 35

7月19日(金) 13:30-15:00 H会場(3F G316+317)

精神疾患に伴う睡眠障害に対する非定型抗精神病薬の新しい使い方の可能性

座長

鈴木 正泰

日本大学医学部 精神医学系 精神医学分野

小曽根 基裕

久留米大学医学部神経精神医学講座

S35-1ルラシドンの双極性障害に伴うリズム障害睡眠障害に対する有効性
演者

高江洲 義和

琉球大学大学院医学研究科精神病態医学講座

S35-2ルラシドンの新たな可能性
両眼球損傷により概日リズム睡眠・覚醒障害を来した統合失調症症例の経験から
演者

水木 慧

久留米大学医学部神経精神医学講座

S35-3統合失調症におけるアセナピン投与前後での主観的・客観的睡眠変化
演者

大槻 怜

日本大学医学部 精神医学系 精神医学分野

S35-4睡眠覚醒調節に対してのドーパミン部分作動薬であるアリピプラゾールの有用性
演者

神林 崇

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構/茨城県こころの医療センター

企画者

小曽根 基裕

久留米大学医学部神経精神医学講座

ねらいと概要

非定型抗精神病薬の開発が進むにつれ、その位置づけに変化がみられる。睡眠・覚醒作用については保険適応がないものの、アリピプラゾールは過眠症状に対して有効性が多く報告されている。またルラシドンについても眠気に対する作用が臨床上散見される。本シンポジウムでは新規非定型抗精神病薬による睡眠・覚醒に関連した作用について新たな可能性を探る。

シンポジウム 36

7月19日(金) 15:00-17:10 D会場(4F G401)

ICSD-3-TRと難病、難治性肺胞低換気診療ガイドライン

座長

長谷川 久弥

東京女子医科大学附属足立医療センター新生児科

陳 和夫

日本大学医学部内科学系睡眠学分野睡眠医学・呼吸管理学講座/日本大学医学部附属板橋病院睡眠センター/京都大学大学院医学研究科附属ゲノム医学センター

S36-1ICSD-3-TRと難治性肺胞低換気診療ガイドライン作成の試み
演者

陳 和夫

日本大学医学部内科学系睡眠学分野睡眠医学・呼吸管理学講座/日本大学医学部附属板橋病院睡眠センター/京都大学大学院医学研究科附属ゲノム医学センター

S36-2難治性肺胞低換気症候群の頻度・登録患者とPHOX2B測定を含む診断の問題点
演者

巽 浩一郎

千葉大学医学部呼吸器内科

S36-3肥満低換気症候群と予後悪化因子としての循環器疾患
演者

葛西 隆敏

順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学

S36-4先天性中枢性肺胞低換気症候群(CCHS)の管理と移行期医療
演者

山田 洋輔

東京女子医科大学附属足立医療センター新生児科

S36-5CCHS(成人発症を含)、特発性中枢性肺胞低換気および移行期医療
演者

塩田 智美

順天堂大学大学院医学研究科呼吸器内科学

S36-6難治性呼吸器疾患・肺高血圧症に関する調査研究班からの報告
演者

平井 豊博

京都大学大学院医学研究科呼吸器内科学

S36-指定発言CCHSの子から目を離せない理由
演者

名和 憲進

CCHSファミリー会[先天性中枢性低換気症候群]

企画者

陳 和夫

日本大学医学部内科学系睡眠学分野睡眠医学・呼吸管理学講座

略歴

ねらいと概要

指定難病肺胞低換気症候群には先天性中枢性肺胞低換気症候群(CCHS)、特発性中枢性肺胞低換気(ICAH)、肥満低換気症候群の一部が含まれるが、いずれの病態も夜間の睡眠呼吸障害の管理が重要である。PHOX2B遺伝子異常はCCHS患者のほとんどにみられ、ICAHの鑑別にも重要であるが、健康保険適応の検査として認められていない。現在、診療ガイドライン作成進行中であり、本シンポジウムでの討議が重要である。

聴衆のターゲット:初学者, 他領域の専門家, 専門家

シンポジウム 37

7月19日(金) 15:00-17:00 H会場(3F G316+317)

入院中の転倒・転落や譫妄と睡眠薬について

座長

篠邉 龍二郎

愛知医科大学病院 睡眠科・睡眠医療センター

小曽根 基裕

久留米大学医学部 神経精神医学講座

S37-1せん妄と睡眠薬~リエゾン活動を通しての課題~
演者

佐藤 輔

愛知医科大学病院看護部

S37-2睡眠薬の適正使用を目指して~医療安全からみた転倒・転落と睡眠薬に関する当院での取り組み~
演者

高橋 結花

東京女子医科大学病院

S37-3当院の睡眠薬と転倒・転落についての取り組み
演者

眞野 まみこ

愛知医科大学病院 睡眠科・睡眠医療センター

S37-4入院時に持参された睡眠薬の最適化についての検討
演者

比江嶋 啓至

久留米大学医学部 神経精神医学講座

S37-5入院患者における各種睡眠薬の転倒リスクと認知症ケアチーム導入の効果
演者

志々田 一宏

横浜市立市民病院神経精神科

企画者

篠邉 龍二郎

愛知医科大学病院 睡眠科・睡眠医療センター

略歴

ねらいと概要

入院中の転倒・転落や譫妄と睡眠薬について

入院中に転倒・転落や譫妄の出現によって、入院期間の延長、医療費の増大が、また、その患者にとっては、予後に多大に影響する。

前回の、シンポジウムでは、睡眠薬のフォミュラリ等によって、転倒率などの低下に影響したかや、その対策などについて、討論したが、今回は、その後の経過や、持参薬処方に対しての対策に焦点をあてて討論したい。

シンポジウム 38

7月19日(金) 15:30-17:30 E会場(4F G402)

舌下神経電気刺激療法における多職種連携を考える

座長

小賀 徹

川崎医科大学 呼吸器内科学

山内 基雄

奈良県立医科大学医学部看護学科臨床病態医学/奈良県立医科大学附属病院呼吸器・アレルギー内科

S38-1DISEと舌下神経電気刺激装置植込み術の多職種連携(麻酔科医、耳鼻咽喉・頭頸部外科医、臨床工学技士)~舌下神経電気刺激療法を主治医の経験から~
演者

井下 綾子

順天堂大学医学部耳鼻咽喉科学講座/順天堂大学医学部附属順天堂医院 睡眠・呼吸障害センター

S38-2Patient selectionにおけるPSGの解釈と刺激強度タイトレーション(Fine tune)を経験して
演者

高谷 恒範

奈良県立医科大学附属病院 中央手術部

S38-3「米国での舌下神経電気刺激療法における看護師の関わり」~多職種連携の取り組みを踏まえて~
演者

齊藤 司

Inspire Medical Systems Japan G.K.

S38-4検査技師はどこまで関わることができるのか?
演者

八木 朝子

久留米大学医学部医療検査学科

S38-指定発言本シンポジウムのまとめと舌下神経電気刺激療法における多職種連携についての展望と課題
演者

山内 基雄

奈良県立医科大学医学部看護学科臨床病態医学/奈良県立医科大学附属病院呼吸器・アレルギー内科

企画者

山内 基雄

奈良県立医科大学 臨床病態医学/呼吸器・アレルギー内科

略歴

ねらいと概要

舌下神経電気刺激療法が普及しつつあるが、医師のみではなく、睡眠検査技師を含めた多職種連携が治療の成否に大きく影響する。とりわけ患者選択と刺激強度タイトレーションPSGでは医師と技師が、長期管理においては看護師の参画も加えた協働が重要と思われる。そこで本シンポジウムでは、各職種からの経験に基づいた発表を通して、向後、どのように協働して舌下神経電気刺激療法を行っていくかを議論する予定である。

聴衆のターゲット:初学者, 他領域の専門家, 専門家

シンポジウム 39

7月19日(金) 15:30-17:30 F会場(3F G312+313)

睡眠障害の病因、病態の動物モデル

座長

西野 精治

スタンフォード大学

酒井 紀彰

スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所

S39-1短眠マウスとその神経メカニズム
演者

大石 陽

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構

S39-2慢性睡眠不足モデルマウスにおける耐糖能異常と痛覚感受性の変化
演者

近久 幸子

岡山理科大学獣医学部獣医学科生理学講座/徳島大学大学院医歯薬学研究部生理学分野

S39-3認知症病態と睡眠の異常の関係性
演者

皆川 栄子

国立精神・神経医療研究センター神経研究所モデル動物開発研究部/国立精神・神経医療研究センター病院睡眠障害センター/国立精神・神経医療研究センター病院認知症センター/国立精神・神経医療研究センター病院パーキンソン病・運動障害疾患センター

S39-4ダウン症候群モデルマウスの睡眠と呼吸
演者

酒井 紀彰

スタンフォード大学睡眠生体リズム研究所

S39-5睡眠時ブラキシズムの動物モデルの開発に向けた取り組み
演者

加藤 隆史

大阪大学大学院歯学研究科口腔生理学講座

S39-指定発言指定発言
演者

小野 太輔

金沢医科大学医学部高齢医学科/睡眠医学センター

企画者

西野 精治

スタンフォード大学

シンポジウム 40

7月19日(金) 15:30-17:30 G会場(3F G314+315)

これからの睡眠看護を考えよう!実践と展望
~患者の睡眠を支える看護実践から夜を支える看護師の働き方まで~

座長

岡 靖哲

愛媛大学 医学部附属病院 睡眠医療センター

高江洲 義和

琉球大学 大学院医学研究科精神病態医学講座

S40-1認知症のある入院患者に対する概日リズム障害改善のための看護実践
演者

西村 舞琴

京都光華女子大学

S40-2睡眠医療におけるDecision Aidを活用した治療の導入・出口の意思決定支援
演者

青木 裕見

聖路加国際大学大学院看護学研究科

S40-3睡眠医療センターにおける看護師の役割
演者

藤野 葉子

愛媛大学医学部附属病院睡眠医療センター

S40-4看護職の夜勤時間の短縮に向けて
演者

奥 裕美

聖路加国際大学大学院看護学研究科

企画者

青木 裕見

聖路加国際大学大学院看護学研究科

略歴

ねらいと概要

本シンポジウムは、これからの睡眠看護を探求することをねらいとする。4名の看護職が「睡眠の質を高める看護実践」「睡眠医療における意思決定支援」「睡眠医療センターにおける看護師の役割」「看護職の夜勤時間短縮にむけて」について話題提供し、不眠症、OSAなどの睡眠障害への看護実践から、治療の導入・出口における意思決定支援、シフト勤務の看護師の睡眠を向上させる方略まで、広く睡眠看護の展望について議論したい。

聴衆のターゲット:初学者, 他領域の専門家, 専門家

ワークショップ 1

7月18日(木) 8:30-10:30 E会場(4F G402)

動脈硬化と睡眠時無呼吸

座長

百村 伸一

さいたま市民医療センター

椎名 一紀

東京医科大学循環器内科学分野

WS1-1動脈硬化指標と睡眠時無呼吸
演者

富田 康弘

虎の門病院睡眠呼吸器科/虎の門病院循環器センター内科

WS1-2生活習慣病と睡眠時無呼吸
演者

椎名 一紀

東京医科大学循環器内科学分野

WS1-3慢性腎臓病と睡眠時無呼吸
演者

三阪 智史

福島県立医科大学 医学部 循環器内科学講座/福島県立医科大学 保健科学部 臨床検査学科

WS1-4冠動脈疾患と睡眠時無呼吸
演者

谷津 翔一朗

順天堂大学医学部附属静岡病院循環器内科

WS1-5脳卒中と睡眠呼吸障害
演者

得能 智武

福岡歯科大学医科歯科総合病院循環器内科/福岡看護大学基礎・専門基礎分野

企画者

葛西 隆敏

順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学

略歴

ねらいと概要

近年、睡眠時無呼吸と心房細動、心不全のエビデンスは蓄積されてきたが、動脈硬化・動脈硬化性疾患とのかかわりについての新規データは少ない。本セッションでは、動脈硬化とのかかわりに関して、何が分かっていて何が分かっていないのか整理する。

聴衆のターゲット:初学者, 他領域の専門家, 専門家

ワークショップ 2

7月18日(木) 8:30-10:30 F会場(3F G312+313)

ポストコロナ社会に求められる在宅睡眠医療

座長

安間 文彦

中部大学 生命健康科学部

陳 和夫

日本大学医学部内科学系睡眠学分野 睡眠医学・呼吸管理学講座/日本大学医学部附属板橋病院睡眠センター

WS2-1心不全の在宅管理-在宅睡眠モニタリングの意義-
演者

弓野 大

医療法人社団ゆみの

WS2-2心血管病・心不全(HFpEF・HFrEF)における在宅睡眠医療
演者

野田 明子

中部大学大学院生命健康科学研究科/中部大学生命健康科学部/名古屋大学未来社会創造機構

WS2-3睡眠呼吸障害(高齢者、認知症予防の視点から)
演者

北村 拓朗

産業医大耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室

WS2-4特別養護老人ホームでの睡眠薬の適正化とポリファーマシー対策
演者

名嘉村 敬

名嘉村クリニック

WS2-5在宅睡眠医療における認知行動療法の立ち位置
演者

岡島 義

東京家政大学人文学部心理カウンセリング学科

WS2-6在宅での睡眠時異常行動評価のための検査法開発
演者

宮田 聖子

名古屋大学大学院医学系研究科精神医学分野

WS2-指定発言
演者

田口 真源

大垣病院

企画者

野田 明子

中部大学大学院生命健康科学研究科

ねらいと概要

超高齢化社会、ポストコロナ社会において在宅睡眠医療を整えることは今後益々重要となっている。睡眠障害・精神神経疾患・心不全の予防・早期発見・治療・リハビリは健康寿命の延伸に貢献できると考えられる。本ワークショップでは在宅睡眠医療体制の構築と今後の展開について討論する。

ワークショップ 3(日本睡眠検査学会(JAST)合同ワークショップ)

7月18日(木) 13:15-14:45 B会場(3F G303)

呼吸イベント判定を掘り下げてみよう

座長

中山 秀章

東京医科大学睡眠学講座

黒﨑 幸子

太田綜合病院附属太田西ノ内病院生理検査科

WS3-1RIPセンサーを用いた呼吸イベントの性状判別
演者

菊地 歩

太田綜合病院附属太田西ノ内病院

WS3-2パルスオキシメトリーから読み解く呼吸イベント
演者

中野 博

国立病院機構福岡病院睡眠センター

WS3-3RERAイベントを再考する
演者

武井 洋一郎

医療法人社団絹和会睡眠総合ケアクリニック代々木

WS3-4フローリミテーション(気流制限)の評価とその活用を考える
演者

山内 基雄

奈良県立医科大学医学部看護学科臨床病態医学/奈良県立医科大学附属病院呼吸器アレルギー内科

企画者

八木 朝子

久留米大学医学部医療検査学科

略歴

ねらいと概要

終夜睡眠ポリグラフィ(PSG)の判定について症例を通じて学ぶワークショップであり、JSSR関連学会である日本睡眠検査学会と合同で企画した。今回は、呼吸イベントの判定をテーマとした。普段用いている計測系や判定基準では異常呼吸を検出できないことや病態生理を反映できない場合を経験する。そのような場合、どのような観点でどこに着目すべきかなど、経験豊富な演者の先生から意見を述べて頂く。これまでの見方を振り返り、修正点や新たな視点を得るなど、呼吸イベントの評価法について深く考える機会としたい。

聴衆のターゲット:初学者, 専門家

ワークショップ 4

7月18日(木) 14:45-16:45 D会場(4F G401)

PSGで経験した判定困難、あるいは特異な症例

座長

川名 ふさ江

順天堂大学大学院医学研究科心血管睡眠呼吸医学講座

加藤 久美

太田総合病院記念研究所附属診療所 太田睡眠科学センター

WS4-1異なる背景疾患により中枢性無呼吸を呈した2症例
演者

城下 那奈子

順天堂大学大学院医学研究科心血管睡眠呼吸医学講座

WS4-2PSG施行時アーチファクトとは気づかなかった睡眠脳波の1例
演者

山本 久美

ゆみのハートクリニック

WS4-3判定に難渋した下肢運動の症例
演者

金井 芳野

医療法人社団絹和会睡眠総合ケアクリニック代々木

WS4-4経時的な睡眠検査で特異な心電図変化を示した症例
演者

原田 実佳

スリープ・サポート クリニック

WS4-5感覚過敏の強い自閉スペクトラム症を持つ中学生女子のPSG+MSLT
演者

近藤 大樹

医療法人愛仁会太田睡眠科学センター

WS4-指定発言中枢性無呼吸の背景を考える意義
演者

塩田 智美

順天堂大学大学院医学研究科呼吸器内科学

企画者

川名 ふさ江

順天堂大学大学院医学研究科心血管睡眠呼吸医学講座

略歴

ねらいと概要

OSA重症度判定を目的としたPSG記録や解析に偏りがちな技師が、圧倒的に多いことが現状と思われる。また遭遇した症例の中でも判定や病態に疑問がありながら、判断ができずに放置されている例もあると聞く。今回はアーチファクト例や経験の少ない特異な症例を提示する。またMSLTやMWTの記録例も含まれ、経時的な睡眠検査で呼吸情報以外の有用な情報が得られた症例など、より教育的見地を高めPSGを学ぶことを目的としている。

聴衆のターゲット:初学者, 専門家

ワークショップ 5

7月19日(金) 10:00-12:00 D会場(4F G401)

SRNG研究会企画:本邦のエビデンスより紡ぐ最適なCPAP療法への戦略

座長

葛西 隆敏

順天堂大学循環器内科

富田 康弘

虎の門病院睡眠呼吸器科/虎の門病院循環器センター内科

WS5-1最適なCPAP療法を継続する臨床的意義
演者

白濱 龍太郎

医療法人RESM新横浜・新東京/慶応義塾大学先端科学技術研究センター/早稲田大学総合研究機構睡眠研究所/福井大学医学部地域医療推進講座/順天堂大学医学部公衆衛生学講座

WS5-2本邦におけるCPAPアドヒアランスの現状-他施設調査の結果から
演者

藤田 幸男

奈良県立医科大学附属病院 栄養管理部

WS5-2加齢によるOSAの病態の変化と長期CPAP療法の効果
演者

塩田 智美

順天堂大学医学部呼吸器内科

WS5-3CPAPアドヒアランスの予測因子
演者

大嶋 康義

新潟大学大学院医歯学総合研究科呼吸器・感染症内科学分野

WS5-4最適なCPAP療法へのアプローチ~耳鼻咽喉・頭頸科医の視点から~
演者

井下 綾子

順天堂大学医学部耳鼻咽喉科学講座/順天堂大学医学部附属順天堂医院 睡眠・呼吸障害センター

WS5-指定発言CPAP療法における遠隔モニタリングの役割と今後の展開
演者

村瀬 公彦

京都大学大学院医学研究科呼吸不全先進医療講座

企画者

葛西 隆敏

順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学

略歴

ねらいと概要

CPAPアドヒアランスに関連したわが国のエビデンスは散見されるが、研究成果に基づく議論は不十分である。SRNG研究会はリーサーチネットワークを形成し睡眠研究推進を目指しているが、本企画を通じて臨床に還元できる研究をさらに推進したいと考えている。

聴衆のターゲット:初学者, 他領域の専門家, 専門家

ワークショップ 6(大会長指定ワークショップ)

7月19日(金) 10:30-12:00 A会場(3F G301+302)

覚醒維持検査の適正使用のあり方

座長

井上 雄一

東京医科大学睡眠学講座/睡眠総合ケアクリニック代々木

塩見 利明

広島大学病院睡眠医療センター/愛知医科大学(名誉教授)

WS6-1覚醒維持検査を応用したマイクロスリープ行動兆候の睡眠脳波的検証
演者

熊谷 元

広島大学病院睡眠医療センター

WS6-2覚醒維持検査の実施法について
演者

武井 洋一郎

医療法人社団絹和会睡眠総合ケアクリニック代々木

WS6-3過眠症群における睡眠潜時反復検査と覚醒維持検査所見の特徴
演者

咲間 妙子

帝京大学医療技術学部臨床検査学科/東京医科大学睡眠学講座/神経研究所

WS6-4覚醒維持検査所見の解釈について
演者

井上 雄一

東京医科大学睡眠学講座/睡眠総合ケアクリニック代々木

企画者

井上 雄一

東京医科大学睡眠学講座

略歴

ねらいと概要

覚醒維持検査(MWT)は、過眠症の重症度を反映する日中の覚醒維持機能を評価する、オーソライズされた唯一の方法である。本治療は、過眠症状を呈する疾患患者の治療効果判定、危険作業の可否の判定の資料として用いられる。本ワークショップでは、MWTの事前準備と実施法、適応疾患、結果の解釈についての注意点などを総合的に取り上げ、本検査の適正使用に貢献したいと考えている。

ワークショップ 7

7月19日(金) 13:30-15:00 D会場(4F G401)

JAPAN CPAP CLINICAL ACTIVE REGISTRY(J-PAP-CAR)の現状

座長

小賀 徹

川崎医大呼吸器内科

陳 和夫

日本大学医学部内科学系睡眠学分野睡眠医学・呼吸管理学

WS7-1J-PAP-CARの開発と現状
演者

佐藤 晋

京都大学大学院医学研究科呼吸管理睡眠制御学

WS7-2J-PAP-CARにおける質問票とその特徴
演者

村瀬 公彦

京都大学大学院医学研究科呼吸不全先進医療講座

WS7-3CPAPアドヒアランスとJ-PAP-CARの現状
演者

永田 一真

神戸市立医療センター中央市民病院呼吸器内科

WS7-4CPAP患者の眠剤使用とJ-PAP-CARの現状
演者

神津 悠

日本大学医学部内科学系呼吸器内科学分野

WS7-5CPAP患者の残存眠気とJ-PAP-CARの現状
演者

富田 康弘

虎の門病院睡眠呼吸器科

企画者

陳 和夫

日本大学医学部内科学系睡眠学分野睡眠医学・呼吸管理学講座

略歴

ねらいと概要

本邦初となる、CPAP患者のレジストリーが2024年から開始された。開発の経緯としくみ、また、現在、行われている3つの臨床研究1)CPAPアドヒアランスとJ-PAP-CARの現状、2)CPAP患者の眠剤使用とJ-PAP-CARの現状、3)CPAP患者の残存眠気とJ-PAP-CARの現状についての報告を受け討議する。

聴衆のターゲット:初学者, 他領域の専門家, 専門家

ワークショップ 8

7月19日(金) 13:30-15:30 E会場(4F G402)

あなたのSAS診療の疑問にお答えします

座長

吉村 力

福岡大学病院睡眠センター

小川 清司

福岡浦添クリニック

WS8-1口腔内装置治療の疑問にお答えします!
演者

梅本 丈二

福岡大学病院摂食嚥下センター

WS8-2内科的立場からあなたのSAS診療の疑問にお答えします
演者

吉村 力

福岡大学病院 睡眠センター/福岡大学病院 呼吸器内科/福岡大学医学部 衛生・公衆衛生学教室/福岡大学医学部 呼吸睡眠医学講座

WS8-3技師からみた睡眠検査にかかわる疑問とその対処
演者

小川 清司

医療法人GSGL会 福岡浦添クリニック

WS8-4あなたのSAS診療の疑問にお答えします~心療内科医の立場から
演者

古川 智一

国立病院機構福岡病院睡眠センター

WS8-5より良い睡眠医療とするための看護師における役割の可能性 -睡眠呼吸障害の患者管理に焦点を当てて-
演者

澤渡 浩之

広島大学大学院医系科学研究科 周手術期・クリティカルケア開発学

企画者

吉村 力

福岡大学病院睡眠センター

略歴

ねらいと概要

SAS診療は、医師・歯科医師・検査技師・看護師などが担当するが、その職種によりわからないことも多い。睡眠を専門とする各職種においてその疑問にエビデンスを用いてお答えします。
・CPAPをしても血圧が下がりません。なぜですか?
・OAを長期間しても副作用はないですか?
・PSG検査中に眠れません。眠剤は?
・CPAP titrationで中止すべき時はどのような時ですか?
・SASと転倒は関係ありますか? など

聴衆のターゲット:初学者, 他領域の専門家, 専門家

ワークショップ 9

7月19日(金) 15:30-17:30 B会場(3F G303)

CPAPの指導と管理をしていますか?

座長

中山 秀章

東京医科大学睡眠学講座

富田 康弘

虎の門病院睡眠呼吸器科

WS9-1呼吸器科内科の立場からのCPAP導入、管理~エビデンスと経験から~
演者

中山 秀章

東京医科大学睡眠学講座

WS9-2耳鼻咽喉科医が行う鼻トラブル管理
演者

本間 あや

北海道大学大学院医学研究院耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室

WS9-3精神科の視点からCPAPのアドヒアランス向上のための診療技法を再考する
演者

谷口 充孝

大阪回生病院睡眠医療センター

WS9-4脳神経内科医が行う合併症管理
演者

大倉 睦美

朝日大学歯学部総合医科学講座内科学/朝日大学病院脳神経内科・睡眠医療センター

WS9-5循環器科医が行う合併症管理
演者

葛西 隆敏

順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学

WS9-6オンライン診療における指導と管理
演者

富田 康弘

虎の門病院睡眠呼吸器科

WS9-総合討論
演者

Frédéric GAGNADOUX

Pneumology Department, Angers University Hospital

企画者

富田 康弘

虎の門病院睡眠呼吸器科

略歴

ねらいと概要

CPAP療法の外来管理においては指導管理料(在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料)が算定されているが,実際に行われている指導や管理の実態は不明であり,具体的な基準も設けられてはいない。本ワークショップでは,各専門領域の立場から非専門医においても要求し得る指導と管理の目標を提案する。こういった議論が全国で行われるCPAP療法の水準を引き上げることにつながると期待している。

聴衆のターゲット:初学者, 他領域の専門家, 専門家

ワークショップ 10

7月19日(金) 15:30-17:30 C会場(3F G304)

睡眠障害当事者の声を聞く2024

座長

志村 哲祥

東京医科大学 精神医学分野

神林 崇

筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構

WS10-1中枢性過眠症の現状と今後について
演者

今西 彩

秋田大学医学部附属病院 精神科学講座

WS10-2ナルコレプシーとADHDの当事者が語る経験とその思いについて
演者

中根 亜紗実

NPO法人日本ナルコレプシー協会

WS10-3小児思春期に好発する睡眠の問題-睡眠・覚醒相後退障害(DSWPD)の機序と治療介入-
演者

松井 健太郎

国立精神・神経医療研究センター病院臨床検査部/国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所睡眠・覚醒障害研究部

WS10-4概日リズム睡眠・覚醒障害の当事者たちの実際問題
演者

竹前 翔太郎

特定非営利活動法人 睡眠リズム障害患者会 Rhythm and Sleep

WS10-5小児思春期の睡眠の問題の重大さ
演者

澤野 平

小児睡眠障害・慢性疲労症候群当事者団体おひさまの家

WS10-指定発言研究への患者・市民参画(PPI)の観点から患者当事者として研究者としてステークホルダー(利害関係者)との協働に対する提言
演者

朝井 香子

日本過眠症患者協会/埼玉医科大学

企画者

志村 哲祥

東京医科大学 精神医学分野

略歴

ねらいと概要

PPI(Patient and Public Involvement)の観点から:臨床現場においては、医療職は患者と正対しているが、近年、医療政策の策定や、医学的研究などの社会的局面においても、その意思決定に患者等当事者の参加・関与・参画を求める動きが世界的潮流となっている。毎年行われている本患者会シンポは、学会に対しては患者当事者との貴重な接点を提供し、当事者においては、臨床・研究・社会に対する提言を行う、創発の場となる。

聴衆のターゲット:初学者, 他領域の専門家, 専門家

ワークショップ 11

7月19日(金) 8:30-10:30 G会場(3F G314+315)

新規の睡眠関連治療法の臨床治験実施状況

座長

木村 昌由美

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構

近藤 英明

長崎大学病院総合診療科

WS11-1経口オレキシン2受容体(OX2R)作動薬開発のアップデート 最近公表されたTAK-861第2相試験からの報告
演者

松尾 雅博

武田薬品工業株式会社

WS11-2エーザイのオレキシン創薬
演者

畠中 謙

エーザイ株式会社DHBL, Protein Integrity & Homeostasis Domain

WS11-3ドラッグロスの解消を目指して -ピトリサントからの挑戦-
演者

熊谷 拓也

アキュリスファーマ株式会社メディカル本部

WS11-4新規の睡眠関連治療法の臨床治験実施状況
演者

上野 太郎

サスメド株式会社

企画者

神林 崇

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構/茨城県こころの医療センター

略歴

ねらいと概要

聴衆のターゲット:他領域の専門家, 専門家

Meet the Expert 1

7月18日(木) 9:30-10:15 ポスター・口演特設A会場(1F G3+4)

基礎研究

ME1睡眠と脳脊髄液
演者

酒井 紀彰

スタンフォード大学医学部睡眠生体リズム研究所

Meet the Expert 2

7月18日(木) 13:30-14:15 ポスター・口演特設A会場(1F G3+4)

歯科

ME2睡眠外科治療MMA・GAの役割顎骨の移動に伴う気道の変化が及ぼす睡眠生理学的影響
演者

外木 守雄

亀田総合病院顎変形症治療センター睡眠外科/日本大学歯学部附属歯科病院口腔外科/神奈川歯科大学/鶴見大学歯学部

Meet the Expert 3

7月19日(金) 7:30-8:15 ポスター・口演特設A会場(1F G3+4)

CPAP

ME3CPAP療法の研究課題・臨床課題を探る
演者

富田 康弘

虎の門病院睡眠呼吸器科

Meet the Expert 4

7月19日(金) 9:15-10:00 ポスター・口演特設A会場(1F G3+4)

RBD

ME4睡眠関連摂食障害
演者

井上 雄一

東京医科大学睡眠学講座/睡眠総合ケアクリニック代々木

Meet the Expert 5

7月19日(金) 10:15-11:00 ポスター・口演特設A会場(1F G3+4)

社会学

ME5睡眠健診の開発と普及 -睡眠呼吸障害スクリーニングと睡眠負債の可視化を中心に-
演者

谷川  武

順天堂大学医学部公衆衛生学教室

Meet the Expert 6

7月19日(金) 11:15-12:00 ポスター・口演特設A会場(1F G3+4)

過眠症

ME6ナルコレプシー研究としてオレキシンの測定から若者の起床困難対策まで
演者

神林  崇

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構/茨城県こころの医療センター

Meet the Expert 7

7月19日(金) 11:15-12:00 ポスター・口演特設A会場(1F G3+4)

Sleep surgery

ME7Hypoglossal Nerve Stimulation: The Challenges
演者

Robson Capasso

Stanford University School of Medicine

Meet the Expert 8

7月19日(金) 13:45-14:30 ポスター・口演特設A会場(1F G3+4)

循環器

ME8心不全の睡眠時無呼吸への治療するか?しないか?
演者

葛西 隆敏

順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学

教育セミナー(歯科医師)

7月19日(金) 13:30-14:50 ポスター・口演特設A会場(1F G3+4)

座長

佐藤 一道

国際医療福祉大学医学部 歯科・口腔外科

猪子 芳美

日本歯科大学新潟病院総合診療科・睡眠歯科センター

ES1-1時間栄養学と睡眠
演者

田原  優

広島大学大学院 医系科学研究科 公衆衛生学

ES1-2睡眠と腸内細菌
演者

松田 一乗

株式会社ヤクルト本社中央研究所

教育セミナー(医師)

7月19日(金) 14:50-16:10 ポスター・口演特設A会場(1F G3+4)

座長

岡  靖哲

愛媛大学医学部睡眠医療センター

角谷  寛

滋賀医科大学医学部精神医学講座

ES2-1睡眠教育事始
演者

宮崎 総一郎

中部大学

ES2-2睡眠と精神疾患と精神科医
演者

内山  真

医療法人財団厚生協会東京足立病院/日本大学医学部精神医学系

教育セミナー(検査技師)

7月19日(金) 16:10-17:30 ポスター・口演特設A会場(1F G3+4)

座長

野田 明子

中部大学生命健康科学部

増田 真一

中信勤労者医療協会松本協立病院

ES3-1機械学習を用いたヒト睡眠の自動解析
演者

北川 博之

筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構

ES3-2CPAPタイトレーションの新たな意義 ~アドヒアランス向上を見据えた活用法~
演者

武井 洋一郎

医療法人社団絹和会睡眠総合ケアクリニック代々木

共催シンポジウム 1

7月18日(木) 14:45-16:45 A会場(3F G301+302)

高齢化社会における不眠症医療を考える

座長

三島 和夫

秋田大学大学院医学系研究科精神科学講座

稲田  健

北里大学医学部 精神科学

SS1-1「健康づくりのための睡眠ガイド2023」における高齢者の睡眠健康目標
演者

栗山 健一

国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所睡眠・覚醒障害研究部

SS1-2高齢者の不眠と精神疾患
演者

稲田  健

北里大学医学部精神科学

SS1-3高齢者の不眠と生活習慣病・循環器疾患
演者

葛西 隆敏

順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学/順天堂大学医学部附属順天堂医院睡眠・呼吸障害センター

SS1-4高齢化社会の睡眠問題およびその医学的・社会的コスト
演者

三島 和夫

秋田大学大学院医学系研究科精神科学講座

共催:エーザイ株式会社

共催シンポジウム 2

7月18日(木) 14:45-16:45 B会場(3F G303)

女性の睡眠呼吸障害(SDB)の重要性

座長

八木 朝子

久留米大学医学部医療検査学科

高岡 俊夫

かごしま高岡病院

SS2-1Global Perspective on the treatment of female SAS
演者

Alison Wimms

Medical Affairs – Clinical Research, ResMed Australia

SS2-2本邦における女性のSDBの特徴~性差医療としての側面から~
演者

池上 あずさ

社会医療法人芳和会くわみず病院

SS2-3睡眠時フローリミテーション発生メカニズムから、女性の睡眠時呼吸障害を考える
演者

磯野 史朗

千葉大学真菌医学研究センター呼吸器生体制御学寄附研究部門

SS2-4顎顔面ならびに上気道形態から女性睡眠呼吸障害患者の「ゆるみ」について考える
演者

江﨑 和久

睡眠科学研究所江崎歯科内科医院/久留米大学病院睡眠医療外来

SS2-5女性のCPAP治療 ~性差やフェノタイプを意識したCPAP機器・モード選択~
演者

森槌 康貴

霧ヶ丘つだ病院

共催:レスメド株式会社

共催シンポジウム 3

7月19日(金) 10:30-12:00 B会場(3F G303)

スリープヘルスケア

座長

成井 浩司

赤坂おだやかクリニック

SS3-1スリープテック(Sleep Tech)を活用したスリープヘルスケアの実現
演者

菅野 達志

西川株式会社

SS3-2健康経営の推進
演者

平井 俊弘

都築電気株式会社

橋本 泰輔

経済産業省

SS3-3デジタルを用いたSAS治療と生活習慣病管理の統合
演者

武藤 真祐

医療法人社団鉄祐会

共催:アイング株式会社/西川株式会社

ランチョンセミナー 1

7月18日(木) 12:15-13:15 A会場(3F G301+302)

睡眠環境から健康を整える

座長

内村 直尚

久留米大学

LS1-1こどもの健やかな睡眠環境を整える
演者

永光 信一郎

福岡大学医学部小児科学講座

LS1-2夜間のブルーライト対策により睡眠を整える
演者

北村 真吾

国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所睡眠・覚醒障害研究部

共催:株式会社ジンズ

ランチョンセミナー 2

7月18日(木) 12:15-13:15 B会場(3F G303)

デジタルを活用したCPAP療法の展望と最新の取組

座長

吉嶺 裕之

社会医療法人 春回会 井上病院

葛西 隆敏

順天堂大学大学院医学研究科循環器内科学/順天堂大学医学部附属順天堂医院 睡眠・呼吸障害センター

LS2-1The Future of Sleep Health – Harnessing Digital Technology for Patient Engagement and Improved Health Outcomes
演者

Peter Cistulli

Sleep Medicine, The University of Sydney/Sleep Investigation Laboratory, Department of Respiratory & Sleep Medicine, Royal North Shore Hospital, Sydney, Australia

LS2-2アプリを使用したCPAP療法のデジタル支援
演者

富田 康弘

虎の門病院睡眠呼吸器科

共催:レスメド株式会社

ランチョンセミナー 3

7月18日(木) 12:15-13:15 C会場(3F G304)

座長

中山 秀章

東京医科大学 睡眠学講座/医療法人社団絹和会 睡眠総合ケアクリニック代々木

LS3閉塞性睡眠時無呼吸の個別化治療に踏み出す前にすべきこと ~CPAPの個別化治療を探る~
演者

山内 基雄

奈良県立医科大学医学部看護学科臨床病態医学/奈良県立医科大学附属病院呼吸器アレルギー内科

共催:株式会社村田製作所/チェスト株式会社/アイ・エム・アイ株式会社

ランチョンセミナー 4

7月18日(木) 12:15-13:15 D会場(4F G401)

座長

小曽根 基裕

久留米大学 神経精神医学講座

LS4不眠症診療の今後の展望と睡眠薬の出口戦略におけるスボレキサントの可能性
演者

竹島 正浩

秋田大学大学院医学系研究科 精神科学講座

共催:MSD株式会社

ランチョンセミナー 5

7月18日(木) 12:15-13:15 E会場(4F G402)

睡眠関連疾患における最良のPatient Journeyを目指したIoTやデジタルデバイスの活用

座長

三島 和夫

秋田大学大学院医学系研究科精神科学講座

LS5-1IoTやウエアラブルデバイスを活用した新たな睡眠医療 -診断~治療の段階を中心に-
演者

小笠原 正弥

秋田大学大学院医学系研究科精神科学講座

LS5-2IoTやウエアラブルデバイスを活用した睡眠健康増進 -医療前段階を中心に-
演者

栗山 健一

国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所睡眠・覚醒障害研究部

共催:アキュリスファーマ株式会社

ランチョンセミナー 6

7月18日(木) 12:15-13:15 G会場(3F G314+315)

座長

有吉  祐

医療法人眠りとこころのYOUクリニック 有吉祐睡眠クリニック

LS6それぞれのライフステージにおけるメンタルヘルス~睡眠医療は健康日本21をどう受け止め、どう生かすか~
演者

小鳥居 望

医療法人仁祐会小鳥居諫早病院

共催:持田製薬株式会社

ランチョンセミナー 7

7月18日(木) 12:15-13:15 H会場(3F G316+317)

座長

岡  靖哲

愛媛大学医学部附属病院 睡眠医療センター

LS7レストレスレッグス症候群の治療戦略
演者

井上 雄一

東京医科大学睡眠学講座/睡眠総合ケアクリニック代々木

共催:アステラス製薬株式会社

ランチョンセミナー 8

7月19日(金) 12:15-13:15 A会場(3F G301+302)

レンボレキサント発売4年の軌跡と今後への期待

座長

内村 直尚

久留米大学

LS8-1レンボレキサントの有効性と安全性に関するエビデンスup-to-date
演者

鈴木 正泰

日本大学医学部精神医学系

LS8-2レンボレキサントの実臨床における評価
演者

林田 健一

医療法人社団SSC スリープ・サポートクリニック

共催:エーザイ株式会社

ランチョンセミナー 9

7月19日(金) 12:15-13:15 B会場(3F G303)

座長

柳沢 正史

国立大学法人筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構

LS9睡眠覚醒サイクルを整えるオレキシンの働き
演者

櫻井  武

国立大学法人筑波大学医学 医療系/国際統合睡眠医科学研究機構

共催:MSD株式会社

ランチョンセミナー 10

7月19日(金) 12:15-13:15 C会場(3F G304)

ここまで来た高血圧治療

座長

苅尾 七臣

自治医科大学内科学講座 循環器内科学部門

LS10-1高血圧管理における睡眠時無呼吸症候群
演者

星出  聡

自治医科大学附属病院 臨床研究センター/自治医科大学 内科学講座 循環器内科学部門

LS10-2デジタル療法の最近のトレンドと高血圧症向け治療アプリの実際
演者

谷川 朋幸

株式会社CureApp/聖路加国際病院

共催:帝人ファーマ株式会社/帝人ヘルスケア株式会社

ランチョンセミナー 11

7月19日(金) 12:15-13:15 D会場(4F G401)

アジア人によるアジア人のためのHNS最前線

座長

佐藤  晋

京都大学 医学研究科 呼吸管理睡眠制御学講座

LS11-1Hypoglossal Nerve Stimulation in Asian Patients
演者

Loh Ray Han Shaun

Singapore General Hospital

LS11-2舌下神経電気刺激療法のケアパスウェイと最新症例
演者

井下 綾子

順天堂大学医学部耳鼻咽喉科学講座/順天堂大学医学部附属順天堂医院 睡眠・呼吸障害センター

共催:Inspire Medical Systems Japan合同会社

ランチョンセミナー 12

7月19日(金) 12:15-13:15 E会場(4F G402)

ウェアラブルデバイスによるデジタルバイオマーカー開発最前線

座長

三島 和夫

秋田大学大学院医学系研究科 精神科学講座

LS12-1睡眠中の心拍数・心拍変動からデジタルバイオマーカーの可能性を考える
演者

三島 和夫

秋田大学大学院医学系研究科精神科学講座

LS12-2睡眠中の心拍数・心拍変動などを用いたデジタルバイオマーカー開発の手法
演者

深見 俊和

株式会社テックドクター

共催:株式会社テックドクター

ランチョンセミナー 13

7月19日(金) 12:15-13:15 F会場(3F G312+313)

CPAPアドヒアランス向上に向けた患者管理の実際

座長

佐田  誠

国立研究開発法人国立循環器病研究センター 医療安全管理部 感染対策室/呼吸器・感染症診療部

LS13-1丁寧な介入が必要な患者さんとは?
演者

角  謙介

国立病院機構南京都病院 呼吸器センター/国立病院機構南京都病院 検査科

LS13-2CPAP治療・開始後に注意すること
演者

藤田 幸男

奈良県立医科大学附属病院 栄養管理部

共催:フクダ電子株式会社/フクダライフテック株式会社

ランチョンセミナー 14

7月19日(金) 12:15-13:15 G会場(3F G314+315)

座長

白濱 龍太郎

医療法人RESM/東京2020オリンピック選手用医師/全日本サーフィン連盟医科学委員会

LS14-1アスリートにおける睡眠時無呼吸及び睡眠マネジメント
演者

白濱 龍太郎

医療法人RESM/慶應義塾大学先端科学技術研究センター/早稲田大学総合研究機構睡眠研究所/東京2020オリンピック選手用医師/全日本サーフィン連盟医科学委員会

LS14-2東京2020オリンピック競技会の経験とアスリートのコンディショニングについて
演者

宗像 冨次郎

東京2020オリンピックサーフィン日本代表監督

共催:株式会社ライフェンリッチ

ランチョンセミナー 15

7月19日(金) 12:15-13:15 H会場(3F G316+317)

座長

栗山 健一

国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所睡眠・覚醒障害研究部

LS15神経発達症と睡眠障害 ~遺伝的リスクスコア解析を用いたコホート研究によって明らかになったこと~
演者

髙橋 長秀

名古屋大学医学部附属病院精神科・親と子どもの心療科

共催:ノーベルファーマ株式会社/株式会社メディパルホールディングス

ランチョンセミナー 16

7月18日(木) 12:15-13:15 F会場(3F G312+313)

CPAP治療の未来を描く:予防医療と心血管リスクの予測

座長

千葉 伸太郎

医療法人愛仁会 太田総合病院 記念研究所 附属診療所 太田睡眠科学センター/東京慈恵会医科大学 耳鼻咽喉科学教室

LS16-1CPAP治療との出会いから、わたしの描く未来
演者

成井 浩司

赤坂おだやかクリニック

LS16-2Predictors of cardiovascular risk and CPAP response in OSA patients
演者

Frédéric GAGNADOUX

Pneumology Department, Angers University Hospital

共催:株式会社MAGnet/SEFAM