WFNMB2022
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62JSNM/42JSNMT
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ご挨拶/第42回日本核医学技術学会総会学術大会

第42回日本核医学技術学会総会学術大会 大会長
(特定非営利活動法人日本核医学技術学会 理事長)
片渕 哲朗
岐阜医療科学大学保健科学部放射線技術学科 教授

 時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。平素は学会活動にご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。このたび、第42回日本核医学技術学会総会学術大会の大会長を拝命いたしましたので、会員ならびに関係者の皆様方には謹んでご挨拶申し上げます。
 第42回日本核医学技術学会総会学術大会は2022年9月9日(金)から11日(日)までの3日間、国立京都国際会館で開催されます。そして第13回世界核医学会大会(WFNMB 2022)と第62回日本核医学会学術総会(絹谷清剛会長)と合同で、3大会が同時に執り行われます。今回のメインテーマは「核医学の過去から未来を語る!」となりました。核医学は1922年にヘヴェシーが放射性同位元素をトレーサーとして利用することで、様々な生物の代謝や機能を調べたことに始まります。それから、ちょうど100年後に今回の大会が開催されるのは、何か深い縁を感じさせます。今大会では先人達が培ってきた核医学技術を改めて振り返るとともに、今後の未来を見据えて、新たな展開を模索していこうと考えております。核医学会と核医学技術学会の合同シンポジウムとしては、メインテーマそのままに、これまでの核医学に貢献していただいた先生方をシンポジストとしてお招きし、過去から将来を語って頂くことを考えています。また、会期中は第13回世界核医学会も聴講できますので、この機会に国際学会に接し、世界の核医学技術者と交流を図るチャンスを是非とも活かしていただきたいと思います。
 学術大会は例年11月前後に開催されていましたが、今年は2ヶ月も早く行われることで、演題募集も2ヶ月前倒しになります。会員の皆様も研究発表につきましては早めのご準備をお願い致します。9月の京都はまだ残暑が厳しいかもしれませんが、夏から秋への変化を楽しめる季節です。夏の喧騒から落ち着いた静寂へ・・・ 勉強をした後はゆっくり散策をするのも素敵かと思います。この京都に多くの皆様がお越しいただいて、お会いできることを心から楽しみにしております。

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