ご挨拶
第19回日本うつ病学会総会・第5回日本うつ病リワーク協会年次大会
会長 寺尾 岳
大分大学医学部精神神経医学講座 教授
この度、第19回日本うつ病学会総会、第5回日本うつ病リワーク協会年次大会を大分市のJ:COMホルトホール大分にて合同開催する運びとなりました。日程は2022年7月14日(木)・15日(金)に第19回日本うつ病学会総会、7月16日(土)・17日(日)に第5回日本うつ病リワーク協会年次大会と、計4日間の合同開催となります。
本学会のテーマは「働ける人も働けない人も個別性が尊重される精神医療をめざして」と両学会に共通するテーマといたしました。このテーマは、私たちが常日頃、心に抱いている目標です。その意味するところは、働ける人はその人なりに仕事のやりがいを感じながら、自己実現をはかり、さらには仕事を通して社会に貢献していただきたいこと、働けない人もその人なりに治療やリワークなどを行いながら、復職や就職をめざしていただきたいことです。なお、この働くという言葉は、仕事に限られたことではなく、学業、家事、育児、介護など、人生におけるさまざまな営みも意味しています。
本会は状況を見ながら開催形態を慎重に検討して参りますが、J:COMホルトホール大分での現地開催を目指して鋭意準備を進めております。今秋頃までにはコロナワクチン接種が進み、安心して皆様を大分でお迎えできることを願っております。
初夏の大分では、城下カレイや関アジ関さばなど、さまざまな美味しいものを堪能することができます。別府温泉や湯布院温泉など、日本一の湧出量を誇る「おんせん県おおいた」で、心身ともに日頃の疲れを癒していただきたいと存じます。
なお、両学会に4日間通してご参加いただける先生方へは、参加費の割引を予定しております。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。