一般社団法人日本心エコー図学会第36回学術集会

セッションテーマ・企画趣旨

※企画趣旨は随時追加いたします。

シンポジウム(予定)

公募対象セッション

運動負荷心エコーの将来展望(一部公募)

座長: 平野 豊
土岐 美沙子
企画趣旨
運動負荷心エコーは、心血管疾患の診断や予後予測能の評価、治療効果判定において、臨床現場で実用性が高い手法である。本シンポジウムでは、どのように日常の診療において活用され、臨床現場にどのようなインパクトをもたらすかについて理解を深めたい。さらに運動負荷心エコーの最前線に触れ、循環器診療に携わる医師・技師にとって、実践可能な知識と技術を得る場とする。今後、臨床にもたらす新しい価値や応用範囲の拡充など、ますます進化を遂げるであろう運動負荷心エコーの未来像について、エキスパートの視点から共有いただく場としたい。

心エコーで紡ぐ腫瘍循環器学(一部公募)

座長: 山田 博胤
福田 優子
企画趣旨
腫瘍循環器学の基本は、がん治療前(心血管毒性リスク層別化)、治療中(サーベイランス)、治療後の各段階で心血管毒性リスクを下げるよう努めることである。心エコーはどの段階においても有用であり患者の心臓有害事象に関して多職種間を紡ぐモダリティである。また患者目線で考えると心エコーで個々人の心毒性の程度を、血管エコーでは血管毒性の程度を紡いでいくことができる。本シンポジウムでは、腫瘍循環器領域における心エコー図検査、血管エコー検査を用いた研究や実臨床についての講演を公募する。最新研究および臨床上の現状と課題を共有する場になれば幸いである。

ACHD診療における心エコーの役割(一部公募)

座長: 瀧聞 浄宏
石津 智子
企画趣旨
本シンポジウムでは、成人先天性心疾患特有の未解決課題に焦点を当て、心エコー図法の応用に関する最新の知見を共有します。特に、右室機能評価、右心系弁膜症、肺高血圧、負荷心エコー、房室弁イメージングを含む臨床的課題についての演題を募集します。スペックルトラッキングや3Dエコーによる容量計測・弁形成イメージングなど、新技術の応用などの発表も歓迎します。

指定演題(公募はございません)

TEERによる弁膜症心エコーのパラダイムシフト

座長: 出雲 昌樹
古澤 健司

弁膜症を多面的にみる

座長: 渡邉 望
阿部 幸雄

心機能評価と心不全治療を紡ぐストレインの未来

座長: 井上 勝次
河田 侑

二次性心筋症の早期診断/早期治療における心エコーの役割

座長: 田中 秀和
北田 修一

機械的循環補助管理における心エコー活用法

座長: 竹田 泰治
山田 晶

パネルディスカッション(予定)

公募対象セッション

HFpEFにおける運動時の病態生理(一部公募)

座長: 山田 聡
杉本 匡史
企画趣旨
HFpEFの病態生理については年々明らかにされてきており、内服治療薬の登場と共にHFpEFの診断基準も新たな展開を迎えている。HFpEFの病態生理について、HFpEFの早期発見や早期治療を視野に入れた議論を行い、運動時の血行動態や心力学の観点など様々な角度からHFpEFを多面的に議論する。

SHD時代のチーム医療/これからの精度管理を見据えて(一部公募)

座長: 村田 光繁
和田 靖明
企画趣旨
循環器診療は元来チーム医療そのものであったが、本邦にTAVIをはじめとするS H D治療が導入されたのを機にハートチームがよりフォーカスされるようになった。中でも心エコー図検査は周術期を通して重要な役割を担い、治療の成否に大きく影響する。また、各デバイス特有の評価項目が存在するため、医師と検査技師の相互連携と適切な精度管理が不可欠である。本セッションでは、今後さらに発展が期待されるS H D治療における心エコー図検査の課題と展望についてディスカッションしたい。

INOCA/MINOCAの病態把握に心エコーで挑む!(一部公募)

座長: 大倉 宏之
平田 久美子
企画趣旨
INOCA/MINOCAの概念が導入されて、表在冠動脈だけではなく、冠微小循環の重要性がクローズアップされてきた。冠微小循環障害の評価には、圧ワイヤーを用いた指標(CFRやIMR)が用いられているが、侵襲的手法であるという弱点がある。本セッションでは、心エコー図を用いて、非侵襲的に冠微小循環障害を評価し、INOCA/MINOCAの病態把握にいかに挑むかについて最新の知見を共有する。

指定演題(公募はございません)

AI自動計測による心エコー検査室の未来

座長: 岩永 史郎
楠瀬 賢也

小児科領域における経食道心エコー図検査

座長: 新居 正基
倉岡 彩子

クリニック診療で心エコーを活用するための知恵と工夫

座長: 兵頭 永一
大西 哲存

心房中隔と左心耳の心エコー評価に3Dエコーは有用か?

座長: 高谷 陽一
岩野 弘幸

循環器マルチモダリティの最先端

座長: 湯田 聡
佐藤 希美