会長挨拶

会長

第15回日本臨床栄養代謝学会近畿支部学術集会
会長 名徳 倫明
大阪大谷大学薬学部 実践医療薬学講座

この度、2023年7月29日(土)に、大阪国際交流センターを会場と致しまして、第15回日本臨床栄養代謝学会近畿支部学術集会を開催させていただくことになりました。本学会近畿支部は、多職種にわたり4,000名を越える会員が所属し、当学会8つの支部でも最大規模の支部です。このような学術集会を担当させていただけることは身に余る光栄と存じます。開催に向けて、数多くのご支援を賜りました学会員の先生方に心から御礼申し上げます。

今回の学術集会のテーマは「心をひとつに~working together with one mind」と致しました。医療には、多種多様な専門家(医療スタッフ)が関わります。それら医療スタッフは、各々の高い専門性を前提に、目的と情報を共有し、業務を分担しつつも互いに連携・補完し合い、患者の状況に的確に対応した医療を提供する必要があります。栄養管理についても同様です。より良い栄養管理を行うためには、各医療スタッフが「心をひとつに」する必要があります。本学術集会は、近畿支部学術集会始まって以来初めて、私、薬剤師が務めます。エビデンスをもとに、チーム医療から得た新たな知見を得て未来を切り開いていくことがとても大事であると考え、今回のテーマをとても平易な言葉ではありますが、意味深い言葉とさせていただきました。

コロナ禍において学術集会は、2020年度は中止、2021年度、2022年度はWEB開催となり、直接先生方と学会の場で議論することができませんでした。今回は、先生方と熱く議論し、情報交換できるよう4年ぶりの現地開催を目指して準備を進めております。

学会の企画として、特別講演では、大阪市立総合医療センターの西口幸雄先生にCOVID-19等、未知の感染症の対策とその栄養管理についてご講演いただきます。シンポジウムでは、静脈栄養法や経腸栄養法について、職種別パネルディスカッションでは、「チーム医療における専門職の力」を薬剤師、看護師、管理栄養士共通のテーマとして、それぞれ議論していきたいと考えております。一般演題もすべて口演にて企画しました。症例報告(多職種連携により成果を上げた例、NSTが活躍した例、歯科(口腔外科)が大きく関与した例、難渋例、リフィーディング症候群、ビタミン・微量元素欠乏時の薬物治療症例、薬剤との相互作用例等々)もお待ちしております。参加者の先生方の活発なディスカッションを期待しております。当日会場に来られない方に向けては後日、オンデマンドでの配信も予定しております。

会場の大阪国際交流センターは、大阪市上本町に位置し、梅田から30分、天王寺からも15分という大変交通の便の良い場所となります。また、耐震補強工事も終わり、新しく生まれ変わった会場となります。当日は、夏の熱波と皆様の熱意で、一層より暑さが増すものと思われます。気軽な服装でご参加ください。大阪の地でお目にかかれることを楽しみにしております。

2023年4月吉日