第16回日本うつ病学会総会

趣旨・ねらい

「精神科医療の普及と教育に対するガイドラインの効果に関する研究（EGUIDE）」プロジェクトは2016年に始まり、これまで42大学、131もの医療機関が参加し、日本うつ病学会からのうつ病ガイドライン、日本神経精神薬理学会からの統合失調症の薬物治療ガイドラインについてそれぞれ一日の講習会を全国で開催して来ました。
講習会は午前中に座学でガイドラインのエッセンスを学び、午後にガイドラインの記載内容の実践・応用ということで2つの症例をグループに分かれてディスカッションするというプログラムからなります。
本プロジェクトは、講習会前後での理解度の変化及び臨床上の指標Quality Indicator（QI）の変化を見る研究ベースの試みとなっていますが、研究には参加できないものの、この講習会を受講したいと言う声を多くの医師や基礎研究者、心理士、薬剤師、看護師などコメディカルスタッフ、さらには製薬企業関係者の方々から聞かれたため、2017年よりうつ病学会大会の翌日に特別に開催しています。
本年もプロジェクトの講習会さながらの内容で開催します。ガイドラインの記載内容だけでなく、うつ病をどのように評価、診断して治療を進めていくかについてより理解が深まるものになるよう、EGUIDEのファシリテーターが尽力する予定です。是非多くの方々にご参加いただければ幸いです。

気分障害の治療ガイドライン作成委員会　委員長
渡邊　衡一郎
EGUIDEプロジェクトチーム　代表
橋本　亮太
第16回日本うつ病学会総会　会長
大森　哲郎

事前募集期間

2019年5月1日（水）～2019年6月30日（日）

講習会要項

日　時：

2019年7月7日（日）9:00～16：00（途中休憩あり）

会　場：

グランドパレス徳島　4F　オークルームⅠ・Ⅱ
https://www.gphotel.jp/#access

参加費：

総会参加者：7,000円（総会参加証をご提示ください）
本講習会のみの参加者：12,000円

募集人数：

50名（定員になり次第締め切ります）

申込方法：

当日申込または事前に下記メールアドレスへ連絡してください。
E-mail：psychiat@ks.kyorin-u.ac.jp
事前申込の際には参加申込用紙を記入し、メール添付にてお送り下さい。

参加者が事前に準備するもの

「うつ病治療ガイドライン第2版（4,000円税別）」
　http://www.igaku-shoin.co.jp/bookDetail.do?book=93287
※うつ病学会ホームページにも原文を掲載しておりますが、書籍の補記は理解の助けとなりますので購入をおすすめします。
講習会当日も販売いたします。

講習会内容

総合司会：

渡邊　衡一郎　（杏林大学）

午前　講義

治療計画の策定：小笠原一能（名古屋大学）

軽症：坪井貴嗣（杏林大学）

中等症重症：杉山暢宏（信州大学）

精神病性：伊賀淳一（愛媛大学）

児童思春期：宇佐美政英（国立国際医療研究センター国府台病院）

睡眠障害とその対応：降籏隆二(日本大学)

午後　症例グループディスカッション

問い合わせ先

EGUIDEプロジェクトうつ病　運営事務局

第16回日本うつ病学会総会　サテライト企画担当
杏林大学医学部精神神経科学教室
〒181-8611　東京都三鷹市新川6-20-2
TEL：0422-47-5511（内線2885）　FAX：0422-45-4697
E-mail：psychiat@ks.kyorin-u.ac.jp