会長




大会長  出江 紳一
(東北大学大学院医工学研究科リハビリテーション医工学分野 教授
東北大学大学院医学系研究科 肢体不自由学分野 教授 )

この度、第24回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会を、2018年9月8日(土)と9日(日)の2日間、仙台国際センター及び東北大学百周年記念会館川内萩ホール(仙台市)におきまして開催させていただくことになりました。

日本摂食嚥下リハビリテーション学会は会員数が14,000人を超え、医師、歯科医師、看護師、言語聴覚士、作業療法士、理学療法士、歯科衛生士、管理栄養士など様々な職種の臨床家や教育・研究者が一体となり、医療技術の向上と普及、学術研究の発展、市民への啓発、社会への提言などを行って参りました。毎年開催される学術大会には約6,000名が参加し、情報交換や連携を深める場として活用されています。

仙台での学術大会と申しますと、2011年の第17回学術大会が仙台で開催される予定でしたが、東日本大震災後の対応として中止となり、第18回大会長の鄭 漢忠先生のご厚意で2012年に札幌で合同大会として開催されたことが昨日のことのように思い出されます。

震災からの復興再生の道のりで地域の結びつきの大切さをあらためて強く感じ、本学術大会がそれぞれの地域の活動を発展させる契機となることを願って、大会テーマを「集い、語り、動く ~摂食嚥下の地域リハビリテーション」と致しました。

多くの専門分野の皆さまのご参加を心よりお待ちいたしております。