2019年4月1日(月)9:00 ~
6月7日(金)12:00(予定)
6月14日(金)12:00まで延長となりました
6月20日(木)12:00まで再延長となりました
演題募集(公募)は締切りました。多数の演題をご応募いただきありがとうございました。
日本国内の施設に所属している方については、共同演者を含む全員が本学会会員であることが必要です。
非会員の方は演題登録時までに必ず日本臨床外科学会へ入会してください。
ただし、「研修医セッション」の筆頭演者は必ずしも本学会員に限りません。
※共同演者は本学会会員であることが必要です。
入会および会費納入に必要な書類は日本臨床外科学会事務局にお問い合わせください。
オンラインでの入会登録は以下のボタンから行ってください。
〒102-0072
東京都千代田区飯田橋4-6-9 ロックフィールドビル8階
TEL:03-3262-1555 FAX:03-3221-0390
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演題登録はUMINのサイトを利用しております。注意事項をよくお読みいただき、ご登録ください。
演題登録にあたっては、患者・被験者のプライバシー保護にご留意ください。
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登録締切直前の3~4日間はアクセスが集中し大変混み合うため、演題登録に支障をきたすことがあります。余裕をもって登録を行ってください。
登録締切後の抄録の変更及び共著者の追加・変更は一切行えません。十分にご注意ください。
登録時における疑問点などは一般利用者用のオンライン演題登録用FAQ をご覧ください。
募集カテゴリーについては下記をご参照ください。
新しい専門医制度が開始された時期である。若手外科医の教育は専門医取得へとシフトせざるを得ない。しかし、外科医療に関する研究は外科医にしか出来ないのも事実である。近年、若手医師の研究離れが進行しているとの報告もある。国民が求める優れた外科医を育成する上で、若手外科医の教育は専門医取得だけを目標にすれば事足りるのだろうか?今こそAcademic Surgeon育成の賛否も含めて、様々な切り口から若手外科医の教育について討論していただきたい。
地域医療の現状と将来展望についてこれから外科医を目指す初期研修医や外科医になって間もない後期研修医も参加した未来志向型の発表を期待したい。特に地域外科医療が発展するための方策について若手外科医の視点から大いに本音で語って欲しい。20代および30代の若手外科医から熱い提言をして欲しい。
働き方改革の潮流が医療界に押し寄せ、長時間勤務・当直後の日勤を当然として働き続けてきた外科医社会も例外なく改革を求められてくる。また、女性外科医や共働き家庭の比率も増え、男女ともに仕事をしながら育児や介護を担う時代となった。患者の利益を第一としたうえで、仕事に対する外科医の“常識”を見直す必要があるのではないだろうか。外科医の労働環境の整備や、外科医社会のダイバーシティ化そのものに対する賛成意見・反対意見を男女両方の立場から議論したい。
2018年4月より新専門医制度が始まった。今まで各学会が独自に認定してきた専門医制度とは異なり、中立の第三者機関である日本専門医機構が認定する制度であり、基幹病院を中心とした研修が基本となる。これにより専門医の質の担保が見込まれるが、医師の偏在化や、希望通りの進路に進めないのではないかといった懸念も残されている。新専門医制度について、基幹病院、協力病院、様々な立場から、賛成意見、反対意見を広く募集する。
日本臨床外科学会の特筆すべき特徴は、東京を本部(支部という考え方もある)として全国46道府県に支部会を有することである。地域の外科医療を診療だけでなく、臨床研究、人事交流でも支えていく支部会の果たす役割は大きい。臨床外科医教育も含めてこれまで支部会が果たしてきた役割と今後の将来展望について議論を深めていきたい。
外科医不足が進行中である。特に地域医療を担う臨床外科医不足は地域医療の質の低下を招き、外科医療崩壊を招く恐れが大きい。外科医不足に悩む地域の外科医療の実態を検討し、その対策についても具体的に論じていただきたい。
臨床外科学会会員の多くは地域医療を支える原動力になっている。その中でもかかりつけ医としてご活躍されている臨床外科医は多い。経験年数の長短は問わない。むしろ若手外科医でありながらかかりつけ医として奮闘している演者や長年かかりつけ医をしてきた経験豊富な演者双方からの本音トークを期待している。外科診療を含めたかかりつけ医の意義と将来展望について議論して欲しい。
高齢者社会を迎えて臨床外科医が遭遇する70歳以上どころか80歳以上、90歳以上の外科手術患者は年々増加している。高齢者が抱える高齢者特有の諸問題も含めて地域医療の現状と将来展望について様々な角度から論じて欲しい。高齢化が進行中の地域において地域医療を支えておられる臨床外科医からの演題を期待している。
新臨床研修医制度の発足以来、大学離れは進行し、特に地方大学は選択されない確率が高まっている。ただし、都市部でも選ばれる大学と選ばれない大学の格差が拡がっている現状がある。かつて大学の人事で動いていた地域医療も、大学の人事力が衰えた今どのようになっているのだろうか?大学または非大学が支える地域医療のメリットやデメリットは実在するのか?こうした点を中心に討論していただきたい。大学および関連病院も含めた様々な地域からの演題を期待したい。
過去において臨床外科医は地域医療に多大なる尽力を果たし、大きな実績を残してきた。近未来の地域医療の発展も臨床外科医の尽力なしでは不可能である。こうした地域医療を支える上で臨床外科医が果たす役割について論じて欲しい。特に外科医不足が深刻な地域においては、限られた人数の臨床外科医をどうしたら有効に生かせるのかの方策についての討論も期待したい。
臨床外科学会からの提言:労基も含めた働き方改革が注目されている。男女共同参画の推進だけでなく労働環境の整備のためにも「子育て中の女性外科医に優しい職場は誰にも優しい職場である」という考え方を共有していく必要がある。臨床外科医が輝くためにはどのような男女共同参画が理想なのか?実際推進中の男女共同参画の現状と将来展望について分野ごとに討論していただきたい。
1.消化器一般外科
2.胸部外科(肺・心臓外科)
3.乳腺内分泌外科
4.小児外科
2011年の東日本大震災以来、日本列島は毎年のように様々な大規模災害に襲われている。近い将来発生が予想される南海トラフ巨大地震が発生する確率は70-80%で、最悪の場合32万人以上の死者・行方不明者が発生するとの報告もある。加えて首都直下型地震が発生した場合は、規模の大小を問わず相当な被害が予想されている。こうした大規模災害の中で懸命に働く臨床外科医たちの経験や活動を報告して欲しい。加えて今後発生するであろう南海トラフ地震も含めた更なる大規模災害に対し、われわれはどのように対処したら良いかの考え方や活動についても討論していただきたい。
2020年の東京オリンピックのテロ対策の一環として外傷外科医の育成と活動が注目されている。これまで救急医療現場で遭遇する外傷外科疾患に対する臨床外科医の果たす役割は極めて大きかった。近年、救急医療現場において外傷外科症例に対する専門知識が救命率向上に不可欠となってきており、外傷外科医の果たす役割は益々大きくなってきている。外傷外科医の育成方法および外傷外科育成における指導者のあり方についても様々な角度から討論していただきたい。加えて東京オリンピックを想定した外傷外科医の国際的な活動についての言及も期待している。
個を重視した経験的医学として臨床主体に発展してきた漢方医学は西洋医学に比べて明らかにエビデンスが不足している。西洋医学と漢方医学との融合、すなわち理想的な現代医学とされる統合医学の発展において漢方医学におけるエビデンスの構築は不可欠である。近年、漢方医学の基礎研究および臨床研究の推進に伴い、様々なエビデンスが創出されてきている。本セッションでは漢方医学とEBMに焦点を当てながら、漢方の科学化を目指して国際的な評価が得られている漢方医学のエビデンスを中心に発表していただきたい。
新規の薬物や光学技術を用いて、血流、胆道、膵液、細胞など本来は見えないものを術中に可視化し役立てる試みが各領域で進められている。本セッションではICG蛍光法や5-ALAを用いた診断および治療など「光線医療技術による可視化」に基づいた「光線医療診断」and/or「光線医療治療」をキーワードに、様々な光線医療技術の開発・臨床応用・普及に関する発表を期待したい。
近年、研究不正の事例が事あるごとに示され、臨床研究の質の確保が重要な問題となっている。日頃の臨床の中で持つclinical questionをいかに適切な研究デザインに落とし込み、いかに上手くプロトコールに記載するか実践的なコツについてご紹介をいただきたい。
臨床外科医にとって英文論文を書くのはとにかく敷居が高いものである。その構造や盛り込むべき内容を改めて考え、一定のルールやコツをお示しいただいて英文論文執筆の重要性および書き方についてご教示をいただきたい。特に英語論文が苦手な若手外科医がどうしたら英語論文が書けるようになるかの“目から鱗”の具体的な対策について討論したい。
Serendipityな発見も含めて、ひょんなことから基礎研究から臨床研究へと発展し、大きな社会的貢献を生み出すことがある。臨床現場での疑問や問題点からアイデアを得て、基礎研究から臨床研究を経て臨床応用に至った、あるいは臨床研究への橋渡しになりそうな可能性を秘めた研究など、現在または将来臨床外科医療に貢献できそうなトランスレーショナルリサーチについて発表していただきたい。
内視鏡外科の普及に伴い、内視鏡手術特有のメリットだけでなく、デメリットも問題視されている。特に内視鏡外科特有の合併症について術式別または術式の有無に関わらない問題に焦点を当てて論じていただきたい。
消化器外科、呼吸器外科、心臓血管外科のロボット手術において各分野の最前線を走っているトップランナーたちをシンポジストに迎えて、より安全なロボット手術を目指して、ロボット手術の適応と合併症に焦点を当てながら討論していただく。
腹腔鏡や胸腔鏡手術だけでなくロボット手術も普及しつつある現在こそ開腹手術や開胸手術のメリットやデメリットについて考えてみる良い機会ではないだろうか。各施設での開腹・開鏡手術の適応や術式も含めて内視鏡外科手術を凌駕する開腹・開胸手術の強みにも焦点を当てながら議論したい。
経験豊富な臨床外科医が困難を極める手術に遭遇することは稀かもしれない。しかし、難易度の高い移植・肝胆膵・食道・直腸・小児外科を中心に臨床現場には“まさかの坂”が潜んでいるのもまた事実である。待機手術だけでなく、緊急手術も含め、こうした想定外の高難度手術に遭遇した場合の心構えや切り抜け方のコツや工夫などについて実際の手術症例を静止画and/or動画で供覧しながら具体的に苦労話を語っていただきたい。
胃切除後の再建方法の違いによる無作為化比較試験や、術後QOL評価が報告されているが、あまり明確な結果は出ていない。いずれの再建方法も長所と短所があり、患者の状態や術者判断により再建方法が選択されているのが現状と思われる。器械吻合か、手縫い吻合か、術式に応じた各施設の工夫、多施設共同研究での結果、歴史的変遷などを通して、胃切除後の再建方法の考え方について広く議論していただきたい。
膵切除後の短期手術成績は向上しているものの、膵切除後の膵液漏は最も深刻な克服すべき術後合併症である。特に膵頭十二指腸切除後の膵液漏は未だ致命傷になる危険を伴う。こうした背景を踏まえて、膵切除後の膵液漏対策についてエビデンスに基づいた発表をしていただきたい。
近年肝切除後の短期および長期手術成績は著しく向上しているものの、肝切除後の胆汁漏は未だ完全には克服されていない深刻な術後合併症である。特に肝切離面が大きければ大きいほど胆汁漏の頻度が高くなることが予想される。こうした背景を踏まえて、肝切除後の胆汁漏対策についてエビデンスに基づいた発表をしていただきたい。
縫合不全発症率は臓器によって異なるが、情報、予防、治療を目的として吻合部ドレーン留置が実施されることが一般的である。また高リスク症例の大腸手術においては重度縫合不全を予防するため経肛門ドレーン留置や予防的covering stomaの造設が行われることが報告されている。各施設における消化管外科手術における縫合不全対策としての工夫、意義について発表していただきたい。
新専門医制度では、基本領域を外科・内科等に多く分けたうえで、診療領域の細分化を行っている。しかし、現状では、乳腺外科医が手術のみではなく、検診精査から薬物療法まで行っている。しかも、地方では必ずしも乳腺専門医ではなく、消化器一般外科医がその役割を担っているところも多い。将来の乳腺外科医の育成という視点から、現状のまま外科医が手術を含む乳癌診療のすべてを担う乳腺科としてあり続けるべきなのか、根治性と整容性維持のための高度な手術手技を中心に修得して、外科治療以外の診療を他診療科に委ねていくべきなのかを、外科医・腫瘍内科医・乳腺専門医それぞれの立場から議論するセッション
近年、光を用いた新規診断技術が開発応用されてきており、ICG蛍光法は、乳癌、消化器系癌のセンチネルリンパ節同定のみならず、脳血管、冠動脈、リンパ節、再建臓器の血流評価、胆道造影、肝臓の区域特定などの描出に、安全で簡便な方法として注目されつつある。さらには光学視管にこの技術を装備することで、腹腔鏡、胸腔鏡手術へ応用も可能になり、幅広い外科領域で、大いに威力を発揮することが期待されている。低侵襲手術の新たな方向性として、様々な手術での有効性が期待されており、蛍光ガイド下手術の現況を報告していただき今後の方向性について議論していただきたい。
新しい医療機器の開発と臨床応用は臨床外科医療への発展に繋がる。すなわち現在の手術手技や周術期管理の発展や手術成績の向上はテクノロジーの発達により達成されてきたともいえる。本セッションでは新しい医療機器を開発して臨床応用に至った経験を踏まえて、具体的に新しい医療機器の開発および商品化に至った経緯、更に臨床応用をどのように推進し、展開をしていくべきかについて苦労話や困難突破法も含めて議論して欲しい。
食道癌に対する食道切除術は広範な手術範囲と侵襲の大きさから合併症が多い。胸腔鏡手術は開胸手術に比べて胸壁の破壊が少なく侵襲を軽減することが期待されるが、合併症が減少したというエビデンスに乏しいのが実情である。そもそも一口に胸腔鏡手術といっても、体位や小開胸の有無といった手術方法や、人工気胸の併用の工夫、麻酔管理や周術期管理の工夫などで施設間に多様性があり、単純に開胸手術と比較することは実際的ではないと言える。各施設で取り組んでいる手術方法や周術期管理法の変遷や特色を含めて、開胸と胸腔鏡それぞれの立場から議論をいただきたい。
胃癌に対する腹腔鏡手術は急速に普及してきており、その安全性、根治性についての臨床試験が進行中で、短期成績についてはエビデンスが蓄積されつつある。さらに進行胃癌に対してはD2郭清を伴う開腹幽門側胃切除術が標準とされているが、多数例の手術を行う施設の熟練した外科医による進行胃癌に対するD2郭清を伴う腹腔鏡手術は安全に施行できることが示されつつある。一方で膵液漏の発生頻度が腹腔鏡手術に高いとの報告もあり、合併症の発生が予後に影響することを考慮すると侵襲程度と術式採用におけるバランスを前提に治療を考える必要がある。現時点での実際に行われている手術手技、成績をご発表いただき、さらに、開腹手術と鏡視下手術の適応について議論していただきたい。
日本における大規模な臨床試験では、大腸がんの開腹手術に対する腹腔鏡手術の非劣性は示す事ができなかったが、ほぼ同等の手術成績が示された。一方で、T4症例や、N2症例、肥満症例などでは腹腔鏡手術は予後に悪影響を及ぼしうることが示唆されている。また、横行結腸や直腸癌、StageIV大腸癌に対する腹腔鏡手術のエビデンスは未だ乏しく、今後の検討が待たれる。各施設における短期・長期の手術成績を示しつつ、腹腔鏡手術、開腹手術の適応の境界とその根拠について論じてほしい。
膵頭十二指腸切除は手技が煩雑なため開腹で行われることが多く、未だに術後合併症の多い未完成な手術術式である。近年鏡視下での膵頭十二指腸切除術を実施する施設も増加しつつある。鏡視下手術は開腹手術で克服できなかった術後合併症を軽減するのに有効なのだろうか?術後合併症を減少させるための膵頭十二指腸切除の手技や周術期管理の工夫だけでなく、鏡視下手術の導入や適応も含めて各施設の取り組みについて紹介して欲しい。
短期and/or長期手術成績に基づいた肝細胞癌に対する系統的切除と非系統的切除の適応と手術手技の工夫について、特に各々の手術手技の利点に焦点を当てながら論じて欲しい。
腫瘍径3 cm以内、3個以下あるいは 5 cm 以下、単発というミラノ基準は肝癌に対する肝移植の保険適応基準であるが、ミラノ基準外の症例においても良好な手術成績が示されている。各施設から適応を拡大する試みが行われてきており、肝移植に対する適応基準の考え方について議論をお願いしたい。
短期and/or長期手術成績に基づいた肝癌に対する開腹手術と鏡視下手術の適応と手術手技の工夫について、特に各々の手術手技の利点(安全性や有効性)に焦点を当てながら論じて欲しい。
小児鼠径ヘルニアではLPECが標準手術となっているが、その適応と限界について十分な議論や討論が行われているとは言い難い。小児外科医と一般外科医でLPECと鼠径部補強手術(筋肉あるいはシート等)を行っている施設(術者)間でLPECの適応拡大と限界について討論したい。
小児外科領域において開腹手術と鏡視下手術が話題となる疾患として先天性胆道拡張症(CBD)、先天性食道閉鎖症、胆道閉鎖症が挙げられる。この中で臨床外科学会総会の参加者を考慮した場合、成人外科でも手術例のある先天性胆道拡張症を取り上げるのがいいのではないかと考える。膵臓側での切除部の同定や腸管が吻合される肝管(総肝管)が細い場合のテクニックなどが最近の学会で話題となり、従来の開腹手術による安全性と確実性を求めるグループと手術侵襲と技術面での安全性が担保されたと考える鏡視下手術グループとの間で討論を繰り広げて欲しい。
侵襲に伴い解糖、糖新生、インスリンの感受性低下による高血糖と耐糖能の低下が認められ、感染症や虚血性心疾患発生のリスクをもたらすため血糖管理はこれらのリスクを軽減するために重要である。人工膵臓を用いた強化インスリン療法を含めて外科領域における周術期血糖コントロールについての工夫、新規治療法についても議論していただきたい。
外科医の地域偏在の問題が発生している。特に若手外科医が都市部に集中して非都市部での若手外科医は不足している。なぜこうした事態が発生したのか?どうしたら地域偏在は解消できるのか?一方、非都市部において若手外科医教育で実績を上げ、若手外科医から人気を得ている施設があるのも事実である。都市部および非都市部における若手外科医教育の実態や工夫について各施設の取り組みを紹介して欲しい。
2005年に長崎大学の兼松先生が創始したキッズセミナーは瞬く間に全国に普及していった。およそ15年の歳月が流れた現状とこれまでの成果および将来展望について検討していただき、今後どのような方向性に進むべきかのチャートを探りたい。
ロボット支援手術は、医学的のみならず工学的、医療政策・経済的側面が複雑に関与した新たな医療分野と言える。内視鏡手術支援ロボットの潜在能力は非常に高く、従来の鏡視下手術や開腹手術で養われてきた技術と融合していくものと思われるが、さらに外科手術が発展していくために現時点での消化管外科領域におけるロボット支援手術の位置づけについて議論をお願いしたい。
肝胆膵疾患においては、膵頭十二指腸切除術などの繊細かつ正確な操作が必要な術式ではロボット支援が威力を発揮すると思われるが、その導入、手技の定型化、ラーニングカーブの安定化などには種々のハードルが予想される。これらの課題に対する各施設での取り組み、成績についてご発表いただきたい。
三次元視野下に関節を有する自由度の高い鉗子を用いて巧みな手術操作ができるロボット支援手術は、従来の内視鏡手術の欠点を補う新たな低侵襲手術として他分野において普及してきている。胸部外科領域におけるロボット支援手術の現状と展望について教えていただきたい。
外科医不足が叫ばれて久しい。主な原因は男性外科医の減少である。一方、女性外科医は少しずつではあるが増加している。今後我が国における女性外科医の占める割合は間違いなく増えていくであろう。したがって、女性外科医の有効活用は未来の外科医療発展に不可欠である。女性外科医の活躍を応援するためにはどのような取り組みが必要であろうか?各施設の取り組みを紹介して欲しい。
多忙な臨床外科医にとって日々進化するEBMを実践していくことは並大抵なことではない。本セッションではEBMの効果的な学習法や活用法やEBM実践に必要なノウハウについて指導医だけでなく若手外科医にも発表していただきたい。
術後癒着性腸閉塞の予防法について様々な工夫や対策が行われるようになってきている。ここでは各施設における術後癒着性腸閉塞の予防への取り組みと腸閉塞が発症した際の治療戦略方法について語っていただきたい。
21世紀になりERAS(enhanced recovery after surgery)を目指した最新のエビデンスに基づいた周術期管理が注目されている。その中でも周術期管理は感染症との戦いであると言っても過言ではないため、外科感染症制御の工夫やコツについて様々な病態から語っていただきたい。またERASを促進するための最新の栄養管理や血糖管理などのエビデンスについて臨床研究だけでなく、将来の臨床応用も踏まえた基礎研究も含めて様々な観点から討論していただきたい。
手術あるいは薬物治療を行う上で、QOL評価は生存率と共に治療方法の効果判定や治療後の機能障害の発生状況との関連をみるために多く用いられている重要なアウトカムの一つである。一方で治療対象の臓器特異性があり、評価の目的によって多種多様な評価シートが存在している。QOL評価法の現状と問題点、新規評価方法の取り組みや今後のあり方について議論を深めて頂きたい。
手術手技や周術期管理の発展および術後長期成績向上も目指して膵全摘手術の適応が拡大されつつある。各施設における膵全摘手術の適応と膵全摘特有の合併症対策も踏まえた周術期管理の工夫やコツについて臨床研究だけでなく、臨床応用も考慮した基礎研究も含めて検討していただきたい。
食道疾患(良性・悪性を問わず)に対する手術症例は生体侵襲も大きく、術後合併症の発生率も他の消化管手術症例に比べると高率である。いったん合併症を発症すると重篤化して治療に難渋しやすいこともある。本セッションでは、術後合併症対策としての手術手技の工夫や周術期管理のコツに焦点を当てながら、手術成績の向上を目指した各施設の取り組みについて討論したい。ハイボリュームセンターの有無に関わらず創意工夫に満ちた演題を大いに歓迎する。
分子標的治療薬、免疫チェックポイント阻害剤等の新規薬物治療により高度の進行癌患者においても長期生存の得られる症例が増えてきている。これらの症例に行われた集学的治療の工夫について議論していただきたい。
“事実は小説よりも稀なり”で、通常はありえないような術後合併症に遭遇することもある。そうした症例も含めて、術後合併症に苦しんだ教育学的な症例を持ち寄ることにより、明日からの臨床に生かせたらと考える。自分の恥をさらすような勇気ある報告も大いに歓迎したい。
大建中湯をはじめとして周術期管理において外科医が漢方薬を使用する機会は多い。昨今、周術期における漢方医療のEBMを求めて様々な基礎研究および臨床研究が行われている。本セッションでは漢方薬の優れた特徴と漢方医学の有用性に焦点を当てながら漢方医療の周術期管理に果たす役割と意義について、その適応、使用方法and/or治療成績など多方面からご発表していただきたい。
門脈圧亢進症の原因は肝硬変が多くを占めるが、多様な病態があり画像所見も多彩である。門脈系の血行動態に基づいた各種画像診断方法と、塞栓術、拡張術、ステント挿入、シャント形成などの画像下治療の最新情報を提示していただき、エキスパートである演者の先生方とともにその最前線に迫りたい。
外科周術期に合併する感染症は臓器不全へと進展することがあり、その対策には栄養療法が重要である。一方で、侵襲下においては腸管蠕動麻痺あるいは高血糖が生じるため、経腸栄養を施行しようとしても管理に難渋することも少なくない。外科感染症対策と適切な栄養療法を両立した各施設での工夫、取り組みについてご紹介していただきたい。
敗血症は外科感染症の中で最も深刻な病態の一つである。しかし、敗血症の早期診断法や早期治療法については未だ議論の余地が多い。臨床上は現行のガイドラインに基づいた診断や治療が重視されている。本セッションでは近い将来break throughする可能性を秘めた敗血症の新たな診断法や治療法の開発や基礎的、探索的研究も含めて、最前線の外科と敗血症について討論していただきたい。
術後の腸閉塞は外科医の克服すべき永遠の課題である。内視鏡外科時代を迎え、開腹が主体だった時代に比べて腸閉塞の病態や程度や頻度は変化してきているのだろうか?術後腸閉塞について内視鏡外科の導入前後でどのように変わってきたのかを焦点にして議論して欲しい。
周術期における安全性と回復促進効果を強化したERASの概念の普及に伴い、手術侵襲の軽減、合併症の予防、医療費の削減が達成されつつある。ERASの本質を見据えた職種横断的なチーム医療の実現のために発生し得る諸問題とその解決策について論議をお願いしたい。
手術室および集中治療室看護師は外科チーム医療における重要な役割を担っている。手術室および集中治療室看護師からの提言は、外科チーム医療のブラッシュアップや、若手外科医の教育に有用である。常日頃外科医をサポートしている手術室および集中治療室看護師の立場から、外科医のあるべき姿を論じていただきたい。外科チーム医療の推進を目指した外科指導者にとっても有用な“耳の痛い提言”も期待したい。
超高齢社会を迎える現在の日本において、医療費の抑制は全国民の課題であり、診療報酬の改定のたびに病院経営は厳しさを増していると言わざるを得ないが、外科手術は病院経営の重要な根幹でもある。しかし単純に売り上げを伸ばすだけではなく、コストや在院日数などを考慮した質の高い外科診療報酬を維持することが重要である。全国の病院の中で先進的な取り組みを行っている病院長の先生方に、病院経営に貢献するための外科医の在り方を示していただきたい。
日本で乳房温存術が乳房切除術よりも多くなったのは2002年のことである。その後、6割を超える乳癌患者が温存療法を受けるようになり、乳房温存が標準術式となって久しい。しかし、一方で整容性を度外視した無理な温存術が問題ともなっていた。2014年、乳房専用のティシュエクスパンダ―とシリコンインプラントが保険適応となり、乳房再建のハードルが低くなったため、適正範囲を超えて乳房切除が増加した感がある。乳房温存の適応、その限界、乳房切除の適応について改めて議論する必要がある。
乳癌手術は通常の乳房温存、乳房切除に加え、乳腺や乳頭を移行させるオンコプラスティックサージェリーの技術を駆使した切除容積の大きな乳房温存術や、再建を前提とした皮下乳腺全摘、乳頭温存皮下乳腺全摘、さらに再建術ではティシュエクスパンダ―を用いた1次2期再建、自家組織を用いる1次1期再建など術式は実に多様である。乳腺外科医育成の過程でどこまで形成外科医との分担も考慮して、どこまでを乳腺外科医の守備範囲とし、どのようにトレーニングすべきかについて考える。
化学療法、手術、放射線治療を組み合わせた集学的治療を駆使しても1年生存率が20%を超えることのなかった甲状腺未分化癌の治療に新たなTKI Lenvatinibが加わり良好な腫瘍縮小効果が報告されるようになった。しかし、TKIは出血リスクを考慮すると術前一定の休薬期間が必要となる。TKIの登場で未分化癌の治療がどのように変わり、治療効果に応じた根治性の向上に寄与できているか否か。希少な疾患なため症例を持ち寄り未分化癌に対するTKIの役割について議論する。
Z0011試験で、乳房温存術で術後の温存乳房照射を前提にセンチネルリンパ節転移陽性例でも2個以内の転移であれば、腋窩郭清を省略しても腋窩再発を含め長期予後に差がないこと、AMAROS試験では術式を問わず転移陽性例にリンパ節領域照射を追加することで長期予後に差がなくリンパ浮腫の発生頻度が半減することが報告され、明らかな肉眼的リンパ節転移がある場合を除き腋窩郭清を省略する施設が増加したことが推定される。おそらく、国内でもその傾向は高いと思うが、日本でのセンチネルリンパ節転移陽性で腋窩郭清省略例の長期予後、それぞれの施設・地方での腋窩郭清の適応等について議論したい。
遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)を中心に乳癌易罹患性遺伝性腫瘍症候群の遺伝子診療が徐々に普及しつつある。遺伝性腫瘍診療の本来の目的は遺伝リスクの高い既発症者・未発症者のリスク低減治療やサーベイランスによるがん死亡の減少である。遺伝診療が普及する中で、遺伝リスクの高い女性の医学管理として、乳癌患者に対する乳房温存の適応決定での遺伝情報の活用、既発症者の対側乳房サーベイランスやリスク低減乳房切除、さらには家系の未発症変異保有者に対するサーベイランスやリスク低減乳房切除などがどのように提供されているか各地方での現状と、導入を妨げる課題について話し合いたい。
バセドウ病の治療として1998年から放射性ヨード内用療法が外来で施行可能となって以来、核医学治療が可能な施設ではバセドウ病の手術が著しく減少している。現状で、どのようなバセドウ病が手術適応となっているのか。放射性ヨード治療が可能な施設の少ない日本では、アクセスの困難さなど地域差が大きい可能性が示唆される。現状でのバセドウ病の手術適応の在り方について議論する。
本来労働とは業務内容と必要時間から必要な人員数と予算を計上し、それに沿った人員配置をして臨むものである。しかし、医療業界ではその業務の特殊性から医師の適正数について考慮される機会は少なく、いる人数でなんとか回してきたという現状がある。結果として外科医の労働環境は過酷なものとなっている。2018年から始まる新専門医制度では、地域ごとに指導医数と手術件数から専攻医の定員が制限されているが、地方のプログラムでは定員を下回っているところが多く、外科医不足解消の道筋は立っていない。過重労働の是正が求められる昨今、外科医の適正数をどのように設定するのが望ましいかを検討したい。
医学部学生に対する教育は、各医局の長年の伝統と試行錯誤により行われてきた。最高学府である大学では本来学びとは自主性によるものでなければならないが、医学部では国家試験の合格という明確な目的があるがゆえに、他の学部よりも教示的となる傾向が強い。結果として、今後最も重視されるべき「問題点を自分で見つけ解決する力」が弱まっているのではないだろうか。未来の医師を育てる学生教育の望ましい形式について議論したい。
光学技術の進歩は我々外科医に鏡視下手術をもたらしたが、AI技術の進歩は次の世代にどのような変革をもたらすのか。現在開発・研究されている外科臨床へのAI技術について講演してもらい討論する。術中ナビゲーションシステム、術後レントゲンAI診断による異物確認なども含めて議論したい。
近年内視鏡を使用した低侵襲手術が増加傾向にあり、従来の開腹手術とは異なった手術方法に伴い術後鎮痛方法も変化がみられるのが現状である。鏡視下手術と開腹手術の急性疼痛管理方法の工夫をご紹介いただきたい。
高齢者社会を迎え、排便機能障害を有する患者数は増加している。しかし、排便機能および排便機能障害に関するエビデンスは少なく、専門医数も限られている。本セッションでは排便機能および排便機能障害の診断法および治療法(外科的治療も含めて)に関する各施設の取り組みや有用なエビデンスを報告していただきたい。
新臨床研修医制度の発足以来、地方大学医学部出身者の多くは地方から都会のブランド病院を目指して初期研修を行うケースが多くなっている。こうした事態は都市部と非都市部での外科医格差を生じているとの指摘もある。一方、非都市部の方が地域医療を学ぶ機会に恵まれているとの意見もある。このように議論の余地の多いテーマであるため、病院の規模の大小も含めて多様な意見交換の場としたい。多数の演題を期待したい。
手術用ロボットを用いた手術は多関節鉗子、手振れ防止機構によってより精巧な手術手技が期待される一方、高額なコスト、安全性、長い手術時間などの問題点も指摘されている。現在は限られた施設でのみ行われているのが現状であるが、手術機器の開発は止まることなく進んでおり、今後の数年間で新しい手術用ロボットが市販されることも予想されている。従来の手術方法と比較したメリットに関しても明確な答えは得られていない状況の中、現時点でのロボット手術と、腹腔鏡手術との相違点、それぞれの長所短所、これからの位置づけについて討論したい。
鏡視下手術の普及に伴い従来の開胸・開腹手術よりも詳細な解剖が確認できるようになりより緻密な操作が可能となってきている。内視鏡外科手術を安全に施行するための外科解剖に関する最新の知見について議論していただきたい。
植込み型補助人工心臓(iVAD)は今や年間200例を凌ぐ勢いで装着されている。欧米で優越性が証明された新しいiVADもわが国へ導入されつつある。また、わが国でもいよいよdestination therapyが日常診療として選択肢に入ることになった。重症心原性ショック(CS)の治療はECMO/PCPSが主流であるが、インペラの導入はCS治療の戦略を大きく変えようとしている。2010年7月の臓器移植法改正によって、脳死臓器提供は着実に増えつつあり、十分ではないものの、心臓移植実施数は増加している。デバイスの進歩、心臓移植数の増加がどのようにわが国の重症心不全治療を変えようとしているか。わが国の第一人者にご発表頂きたい。
成人だけでなく、小児外科も含めた腹腔鏡and/or開腹のヘルニア手術の手術手技や周術期管理について各施設の工夫およびコツについて再発防止対策に焦点を当ててビデオで供覧していただきたい。
成人だけでなく、小児外科も含めた腹腔鏡and/or開腹の虫垂手術の手術手技や周術期管理について各施設の工夫およびコツについて重症例に焦点を当ててビデオで供覧していただきたい。
腹腔鏡and/or開腹の胆嚢摘出術の手術手技や周術期管理における各施設の工夫およびコツについて高度炎症による手術困難例だけでなく、胆嚢癌との鑑別にも難渋した症例などにも焦点を当てながらビデオで供覧していただきたい。
食道切除術後の縫合不全は在院日数の延長をもたらす最も外科医泣かせの合併症である。また縫合不全発生後は吻合部狭窄の可能性があり、治癒しても患者を悩ませてしまう。縫合不全の発生や重症化を防ぐための、各施設で行なっている工夫を提示していただきたい。
胃上部癌、食道胃接合部癌の比率は今後増加していくことが予想されており、術式として切除範囲、至適郭清範囲、再建法等、様々な議論がある。胃全摘術あるいは噴門側胃切除術のいずれが優れているか、どのような再建術式が優れているかの一定の見解はないが、近年、上部胃癌に対して腹腔鏡下噴門側胃切除術、観音開き法による食道胃吻合再建が急速に広まりつつある。各施設においての様々な手術手技の工夫、適応、治療成績、QOL等の成績を報告して戴き、術式の定型化に向けて議論したい。
下部直腸癌では根治性を担保しつつ肛門機能を温存するための工夫が必要であり、括約筋間直腸切除術(ISR)や、経肛門的に内視鏡手術を行うTAMISなど最新の術式の成績をお示しいただき、課題と今後の展開について議論していただきたい。
周囲組織への高度浸潤を伴った進行癌における治療戦略として導入化学療法、放射線治療を含めた集学的治療が行われる一方で、拡大合併切除による治療効果も確かに存在する。それぞれの立場から治療成績を示していただき工夫や課題について議論していただきたい。
TAVIのわが国への導入は、弁膜症治療の概念を大きくかつ急速に変革しつつあり、従来の機械弁vs生体弁の議論は新たな局面を迎えた。これに加えて、suturelessあるいはrapid deploy valveが承認され、術式あるいはアプローチの選択に幅が広がってきたと同時に、各種人工弁の選択基準がますます流動化しつつある。本シンポジウムでは、わが国を代表する心臓血管外科の泰斗に、わが国の弁膜症治療の現状を解説頂くとともに、次世代を見据えた将来展望を熱く語って頂きたい。
診療の専門・分業・細分化が進んだことにより、外科以外の医師と連携して手術を行う機会も増加している。各施設の事情によって外科が行う手術の範囲は異なるが、外科から依頼する手術もあれば、他科から依頼される手術もあるため、信頼される外科医を育成することが重要である。他科との合同手術によって先進的な取り組みを行なっている施設の発表を行っていただき、外科医が担うべき役割を提案していただきたい。
成人だけでなく、小児外科も含めた鼠経ヘルニアの様々な手術手技の工夫やコツについてアプローチ法(腹腔鏡も含めて)に焦点を当てながらビデオで供覧していただきたい。
成人だけでなく、小児外科も含めた虫垂切除術の様々な手術手技の工夫やコツについてアプローチ法(腹腔鏡も含めて)に焦点を当てながらビデオで供覧していただきたい。
胆嚢摘出術の様々な手術手技の工夫やコツについてアプローチ法(TANKOも含めて)だけでなく、使用デバイスの操作方法にも焦点を当てながらビデオで供覧していただきたい。
本セッションの趣旨は、若手医師(初期臨床研修医)の発表修練の場とすることです。初期臨床研修医の皆様が学んだ症例、研究成果について積極的に発表・討論を行っていただく機会を与えるとともに、優秀な演題について表彰を行うことにより、さらに外科への興味をもっていただくことを目的に、本総会ではこのセッションを重要視しています。基礎はもとより臨床研究を含め、結果には至らない中間報告、経験報告でも結構ですので、多くの応募を期待します。
応募時点で医学生もしくは卒業後2年目以内の初期臨床研修医であれば、日本臨床外科学会会員でなくても応募可能です。
その他、演題登録に関する規定等は下記、演題募集要項をご参照ください。
※上記の文字数を超えると登録できません。
共同演者は筆頭演者を含めて15名まで、所属機関は20箇所まで登録できます。
演題登録時、筆頭演者の利益相反状態(COI)について申告していただきます。
自己申告が必要な期間は、演題登録日からさかのぼって1年間となります。
また、総会での発表時にも、演題登録日の1年前から発表日までの期間について、自己申告が必要となります。
利益相反状態(COI)の自己申告についての詳細は下記をご確認ください。
演題採否は第81回日本臨床外科学会総会事務局により決定いたします。
演題申込の分野などに関しましては、ご希望に添えない場合もございますので予めご了承ください。
演題採否ならびに発表日時・会場は、9月上旬にご登録いただいたメールアドレス宛にご連絡いたします。
オンライン登録および修正は、原則として暗号通信の使用を推奨いたします。暗号通信は特に準備は必要ございません。 この暗号通信の使用により第三者があなたのパスワードを盗聴して、演題・抄録を無断削除したり、改竄したりすることを防ぐことができます。
演題登録ボタンを押下すると、UMIN(大学病院医療情報ネットワーク)のサーバーコンピュータに管理が移ります。暗号通信は登録または修正作業が終わるまで継続されます。
演題登録完了後、入力した電子メールアドレス宛に確認のメールが自動配信されますので、必ず内容をご確認ください。
はがき等での通知は行いませんので、ご了承ください。
確認のメールが届かない場合は、電子メールアドレスが間違って入力されている可能性がありますので、確認・修正画面から正しく登録されているかをご確認ください。
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