2020年10月10日(土)・11日(日)の2日間、第53回日本薬剤師会学術大会を札幌市において開催いたします。
かかりつけ薬剤師・薬局が地域の医療や介護の一翼を担う体制が一層求められるなど、我々薬剤師を取り巻く環境は大きく変化しています。
このようななか、薬剤師はその先の未来においても、常に国民に寄り添い信頼される存在でなければなりません。
また、このことを次の世代の薬剤師へと繋げていくよう努力していく必要があります。
大会参加者には勿論、日常に関わる患者さまに向けた我々薬剤師のホスピタリティの思いも込めて、北海道の先住民族であるアイヌ語の「イランカラプテ」という言葉を添えさせていただきます。
「イランカラプテ」には、「こんにちは」という挨拶の意味の他に、「あなたの心にそっと触れさせていただきます」という温かい心の意味が込められています。
大会では全国から集まる参加者の心に寄り添うとともに、国民の心にも寄り添う、そして「その先へ」、未来の薬剤師像をイメージしてこの言葉を添えさせていただきます。
広大な北海道で、豊かな自然と寄り添い共生してきたアイヌ文化にも触れていただき、何か新しい発見をしていただく大会になればと思います。
会場は、札幌市民交流プラザをメインに、ロイトン札幌、札幌市教育文化会館をお借りして開催いたします。
第53回日本薬剤師会学術大会への皆様のご参加を心よりお待ちしております。
第53回日本薬剤師会学術大会北海道大会
運営委員長 竹内 伸仁
(一般社団法人北海道薬剤師会 会長)