第37回日本冠疾患学会学術集会 第37回日本冠疾患学会学術集会

演題募集

演題募集期間

※締め切り直前はアクセスが集中し、登録に時間がかかることが予想されますので、時間に余裕をもってご登録をお願いいたします。

演題募集期間:2024年6月12日(水)~7月25日(木)正午

演題登録区分

職種(必須) 01. 内科医
02. 外科医
03. メディカルスタッフ
04. その他
講演形態(必須) A. 一般演題 (口演・ポスター)【公募】

B. 内科系シンポジウム【公募/一部指定】
B-01. 内科系シンポジウム「PCIに残された課題の解決策:石灰化病変、血栓性病変、分岐部病変」

詳細

<ねらい>
薬剤溶出ステント(DES)の成績が向上し、橈骨動脈アプローチが一般化し、PCIは安全かつ有効な治療となってきた。その中で成績が不良で、今後の技術改善が求められている病変がいくつか残っている。石灰化病変、血栓性病変、分岐部病変である。石灰化病変はステントの拡張不良やDESの薬剤効果減弱、内皮再生の遅延などを引き起こし、再狭窄やステント血栓症が多い事がわかっている。なかでもCalcified Noduleという成績の極めて悪い病変の病態が明らかになってきた。また急性冠症候群でみられる大量の血栓が存在する場合の対応策も確立していない。分岐部病変もtrue bifurcationと呼ばれる側枝、なかでも左主幹部病変の左回旋枝入口部病変の成績が極めて悪い。これら問題点に対する解決策についてディスカッションをしていく。

B-02. 内科系シンポジウム「胸痛診療のパラダイムシフト:INOCAを含めた診療プロセスの工夫」

詳細

<ねらい>
胸部症状を有する冠動脈疾患(CCS)の治療において、冠動脈に器質的狭窄を有するIOCA(閉塞性冠動脈疾患)だけでなく、有しないINOCA(非閉塞性冠動脈疾患)の占める割合が高いことがわかってきて、特に冠攣縮と微小血管によるものは同程度に存在し、併存していることも多い。心原性の胸痛と考えられる患者さんの診療についてはIOCAとINOCAの両方を念頭において診療フローを考える必要が出てきた。各施設の事情によって現在のCCS診療プロセスをどのようにしているか発表していただき、今後のよりよい診療につなげていきたい。


C. 外科系シンポジウム【公募/一部指定】
C-01. 外科系シンポジウム「MICS CABG(Robot支援CABGを含む)は標準術式になりえるか?」

詳細

<ねらい>
MICS CABGとロボット支援CABGの手技とその進歩をビデオで提示し、これらの手術が従来の正中CABGに比べてどの程度の臨床的利益をもたらすのか、具体的なデータを基に検証します。特に術後の合併症、開存率、患者の生活の質に焦点を当てます。また、MICS CABGおよびロボット支援CABGが標準術式として確立されるための要件についても議論します。特に、技術の普及、医療従事者のトレーニング、経済的な側面について考察します。
参加者は、今後の臨床実践に役立つ情報を獲得し、治療選択肢としての可能性を見出すことができるでしょう。

C-02. 外科系シンポジウム「冠動脈手術における心房細動 (発作性を含む)治療戦略」

詳細

<ねらい>
単独CABGにおける心房細動の治療に関しては,未だ心臓外科医によって術式選択が異なる.心房細動が冠動脈手術患者の予後に及ぼす影響とその管理の重要性を提示し、Maze手術・肺静脈隔離術・左心耳切除(閉鎖術)や心房内膜アブレーションと外科的アブレーションを組み合わせたハイブリッド治療等の術式選択をどのように考えるか、各術式の有効性と安全性を総合的に討論します。最新のエビデンスから、将来の治療法の展望を示すことを目的とします。
参加者は、冠動脈手術における心房細動治療の最新の知見と実践的な戦略を学ぶことができます。


D. 内科系ワークショップ【公募】
D-01. 内科系ワークショップ「血栓多量病変に対する工夫」
D-02. 内科系ワークショップ「INOCA治療の極意」

E. 合同シンポジウム
E-01. 合同シンポジウム1「冠血行再建の意義、Ischemia、Orbita2試験後のガイドラインの変化」【公募/一部指定】

詳細

<ねらい>
冠動脈疾患(CCS)の治療において、血行再建の意義は長い間議論されてきた。本シンポジウムでは、Ischemia試験とOrbita2試験の結果と臨床的意義、試験後の治療ガイドラインの具体的な変更点とその根拠等を提示し、新しいガイドラインを実際の臨床現場でどのように適用するか、患者選択、治療計画の立案、フォローアップの方法についての具体的な戦略を議論する。
参加者はCCS患者に対する治療の質を向上させ、より良い臨床結果を達成するための実践的な洞察を深めましょう。

E-02. 合同シンポジウム2「低侵襲CABGとPCIのハイブリッド治療戦略」【公募/一部指定】

詳細

<ねらい>
HCR(ハイブリッド冠動脈血行再建)は、適切な患者選択により安全に施行でき、その中期成績もCABGと同程度であることが示されている。しかし、単独のPCIやCABGによる冠動脈疾患治療も確立されているため、これらを凌駕するHCRの方法と手技の確立が必要である。本シンポジウムでは、HCRの最新技術と症例を紹介し、様々な患者グループに対する最適な治療アプローチについて議論する。特に治療効果と安全性を評価し、今後の方向性を探ることを目的とする。
参加者は、HCRの最新知識と実践的なスキルを習得し、その実施に必要な施設やチーム体制についての理解を深めましょう。

E-03. 合同シンポジウム3「働き方改革を乗り切る工夫」【指定のみ】
E-04. 合同シンポジウム4「LADびまん性病変に対する治療戦略を識る」【公募/一部指定】

詳細

<ねらい>
LADは左室機能にとって最も重要な血管で、もっとも長い冠動脈であるため、多くの側枝があり、プラークも付着しやすい。さらに中間部が心筋内に埋まっていることが多く、心筋の圧迫を受けやすい特徴がある。びまん性にプラークが多く存在するLADのPCIは長いステントを必要とし、側枝の閉塞リスクが高く、また成績も悪くなりやすい。CABGも末梢がプラークで細くなっている場合はエンドアテレクトミーやOnlayなど特別な工夫を要することもある。びまん性狭窄を有するLADに対する血行再建は何が適切なのか、内科外科の両方の立場で議論する。

E-05. 合同シンポジウム5「新しい虚血診断ツールをどのように血行再建に活かすか?」【公募/一部指定】

詳細

<ねらい>
冠動脈の虚血診断ツールが次々開発され、その多くは画像診断からシミュレーションするものである。すでにCT画像やアンギオ画像から冠血流予備比(FFR)をシミュレーションする装置は保険診療で使用されている。実際の血流を侵襲的に直接測定するワイヤーベースのFFRや心筋灌流を画像化できる核医学などと比較して、新しいシミュレーションベースの技術をどのように実臨床で活かしていくか、注意点や工夫について議論する。

E-06. 合同シンポジウム6「至適薬物治療(OMT)の目標値:長期予後改善のための工夫」【公募/一部指定】

詳細

<ねらい>
冠動脈疾患は一度発症した場合、すでに多くのプラークが冠動脈内に存在し、それらが不安定化することを防ぐ必要がある。患者さん毎にプラーク堆積量は異なり、急性冠症候群発症直後のようにイベント発症率が高い時期もあり、その再発リスクは個々に大きく異なるはずである。一方、ガイドラインで定められた目標値を達成するためには多くの薬剤が必要となり、ポリファーマシーの問題も生じている。患者さんの個別リスクに応じた至適薬物治療について、エキスパートに発表してもらい、議論する。

E-07. 合同シンポジウム7「急性冠症候群(ACS)の完全血行再建の意義とタイミング」【公募/一部指定】

詳細

<ねらい>
ACSに対する完全血行再建は、患者の長期予後改善に重要な役割を果たす。本シンポジウムでは、完全血行再建が患者の長期生存率およびQOL(生活の質)に与える影響について最新研究を紹介し、血行再建のタイミングについて早期介入と遅延介入の利点とリスクを評価し、患者ごとの最適なタイミングを検討する。さらには患者選択、リスク層別化、治療計画の立案における実践的なアプローチについて共有する。
参加者はACSにおける治療効果の最大化、患者の長期的な健康状態を改善するための知識とスキルを身につけましょう。

E-08. 合同シンポジウム8「虚血性僧帽弁閉鎖不全症(IMR)の治療戦略」【公募/一部指定】

詳細

<ねらい>
IMRは、心筋梗塞や冠動脈疾患に続発する複雑な病態である。本シンポジウムではIMRの病態生理学的メカニズムとその診断基準を包括的にレビューし、内科的治療:薬物療法(β遮断薬、ACE阻害薬など)の役割とその限界、外科的治療:僧帽弁手術(弁輪形成術、弁置換術など)および冠動脈バイパス術(CABG)との組み合わせの利点とリスクを評価する。また、ハイブリッド治療:低侵襲手術と新しいデバイス(MitraClipなど)を用いた治療法の最新動向を紹介する。さらには高リスク患者に対する補助循環と術後管理の最適化についての実践的な治療計画を検討する。
参加者は、IMRに対する最新の治療戦略について深い知識と実践的なスキルを習得しましょう。

E-09. 合同シンポジウム9「この症例はどうする?」【指定のみ】
E-10. 合同シンポジウム10「AIによる循環器診療の今」【公募/一部指定】

詳細

<ねらい>
医療は、一定の水準を保つために標準化が重要と言われている。標準化を示す指標の一つがクリニカルパスであるが、診断についても個人差がないことが求められる。また医師の働き方改革が実行された現在、勤務時間を減少させるために医師の補助業務をしてくれる手段も求められている。そこで期待されるのがAIである。現在、循環器診療で活用されている、またこれから活用が期待されるAI技術について述べていただき、今後求められているAI技術についても議論する。

一般演題への変更の可否(一般演題を除いて、「講演形態」で【公募】【公募/一部指定】を選択した場合必須) ◆ 一般演題(口演・ポスター)での採用可
◆ 一般演題での採用の場合は演題を取り下げる
※合同シンポジウム(3・9除く)に応募される場合は
 下記のご案内もあわせてご確認ください。
 合同シンポジウム(公募)についてのご案内
「講演形態」で【A. 一般演題 (口演・ポスター)】を選択した場合と「一般演題への変更の可否」で【一般演題での採用可】を選択した場合は必須 01. 症例報告(内科)
02. 冠危険因子・一次予防・二次予防
03. INOCA(非閉塞性冠動脈疾患)
04. 急性冠症候群病態・診断
05. 急性冠症候群治療
06. 冠インターベンション
07. 虚血評価
08. 非侵襲的画像診断 冠動脈CT/MRI/シンチ
09. 侵襲的画像診断法 OCT/IVUS/内視鏡/FFR
10. 不整脈・心臓救急
11. 薬物治療
12. 症例報告(外科)
13. CABGのグラフト選択・評価
14. OPCAB
15. MICS-CABG
16. CABG、その他
17. 合併手術
18. 心筋梗塞合併症に対する外科治療
19. 低心機能、虚血性MR
20. 補助循環 IABP/ECMO/IMPELLA
21. メディカルスタッフ 診療放射線技師
22. メディカルスタッフ 検査技師
23. メディカルスタッフ 臨床工学技士
24. メディカルスタッフ 看護師
25. メディカルスタッフ 理学療法士・作業療法士
26. メディカルスタッフ 薬剤師・栄養士
27. その他

制限文字数

  • 演題名:全角50文字
  • 抄録本文最大:全角600文字
  • 最大著者数(筆頭著者+共著者):15名
  • 最大所属施設数:20施設

※スペースも文字数に含まれます。

※図表がある場合は最大400文字になります。この文字を超えると登録できません。

※最大文字数は演者数、所属機関数によって変わります。
詳細は演題登録システムの「抄録本文」の項目に記載の案内をご確認ください。

よくある質問と回答はこちらをご覧ください。
http://www.umin.ac.jp/endai/userfaq.htm

演題提出の資格

筆頭演者は日本冠疾患学会の会員であることが原則となります。
未入会の方、会員番号を確認されたい方は以下の学会事務局へお問い合わせください。

※会員番号は5文字で、学会事務局が発行している雑誌や請求書の封筒に記載されています。

※入会予定の方は00とご入力ください。

※メディカルスタッフの方は11とご入力ください。

※指定演者で非会員の方は99とご入力ください。

入会・会員情報についてのお問い合わせ先

特定非営利活動法人日本冠疾患学会 事務局
〒169-0072 東京都新宿区大久保2-4-12 新宿ラムダックスビル9階
株式会社春恒社 学会事業部内
TEL:03-5291-6231
FAX:03-5291-2176

【入会手続きについて】
http://www.npojca.jp/form.html
E-mail:npojca@shunkosha.com

COIについて

公募演題ご登録の方へ

平成28年度より特定非営利活動法人日本冠疾患学会では利益相反「Conflict of Interest(以下COIと略す)」状態を適切にマネージメントする「研究のCOIに関する指針および細則」を定めました。(平成26年12月12日より施行)
演題登録時にCOIについて申告をお願いいたします。詳細は学会HPにアップロードしている「医学研究のCOIに関する指針および細則」をご参照ください。(http://www.npojca.jp/menu/COI.html
また、学会発表時にCOI状態について開示するスライドを準備いただきます。

演題の採択及び採否通知について

演題の採択及び講演区分などは会長にご一任ください。採否および発表日時・演題番号等は、9月中旬頃にご登録いただいたメールアドレス宛にご連絡いたします。

暗号通信使用のお願い

  • オンライン登録および修正は、原則として暗号通信をご利用ください。
  • この暗号通信の使用により、第3者があなたのパスワードを盗聴して、演題・抄録を無断削除したり、改竄したりすることを防ぐことができます。 従って、当学会では原則として暗号通信の使用を推奨します。
  • 暗号通信は特に準備は不要です。
  • UMIN(大学病院医療情報ネットワーク)のサーバーコンピュータに管理が移ります。
  • 暗号通信は登録または修正作業が終わるまで継続されます。 ただし、暗号通信が使えない場合(施設やプロバイダーの設定に問題があるか、ブラウザが古い)もありますので、その際は平文通信をご利用ください。
  • 平文通信においては、パスワード等の盗聴が可能ですから、セキュリティや個人情報の保護の点で危険です。
  • 特に病院情報システムや電子メール用に使っているパスワードの使用は絶対に避けてください。被害が演題・抄録以外にも及びます。
  • 平文通信をご利用の際は、こうした危険性を十分に考慮してください。
  • 平文通信は、暗号通信が使えない場合(施設やプロバイダーの設定に問題があるか、ブラウザが古い)に限ってご利用ください。
  • UMINオンライン演題システムでは、【Firefox】【Google Chrome】【Microsoft Edge】【Safari】で動作確認を行っております。それ以外のブラウザはご利用にならないようお願いいたします。

※最新バージョンの使用を前提としております。

演題登録

暗号通信(推奨)

平文通信(暗号通信が使用できない方はこちらをご利用ください)

お問い合わせ先

第37回日本冠疾患学会学術集会 運営事務局
株式会社コンベンションリンケージ内
〒102-0075 東京都千代田区三番町2
E-mail:jca37@c-linkage.co.jp
TEL:03-3263-8688 FAX:03-3263-8693

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