ご 挨 拶

 第66回歯科基礎医学会学術大会は長崎大学歯学部が担当させていただきます。2024年11月2日(土)より4日(月・祝)までの3日間の会期で、長崎市坂本にある長崎大学医学部キャンパスにて開催予定です。長崎大学歯学部の担当は、1995年の第37回大会以来となり、約30年ぶりの開催となります。
 本大会のテーマは「オーラルバイオサイエンスの進歩と未来」といたしました。歯科領域では歯髄再生、オーラルフレイルなど新しい研究領域が誕生しており、今後、歯科基礎医学会でも注目される領域の一つになると考えられます。この様な口腔科学の新しい潮流を感じられる学会になりますよう期待を込めています。
  歯科基礎医学会は歯科領域の基礎研究について分野横断的に構成されているユニークな学会です。解剖学、組織学、生理学、生化学、微生物学、薬理学、病理学、法歯学などに加え、今年度から新たに再生・臨床系部門が加わり、益々多様化した構成になっています。従って、領域の垣根を越えたコミュニケーションを可能にする情報交換の場として、本学会の開催意義は大きいと考えます。
  大会期間中、ロッテ基金特別講演では、水島昇先生(東京大学・大学院医学系研究科・教授)、夏目徹先生(産業技術総合研究所・生命工学領域・首席研究員)、津田誠先生(九州大学・大学院薬学研究院・主幹教授)にご講演頂くほか、アクティビティの高い多くの研究者にお話しいただく興味深い内容となっております。
  会員の皆様はもちろん、会員以外の研究者や臨床の先生方、学生さんたちのご参加、ご発表を心よりお待ち申し上げます。

大会長 筑波 隆幸(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 歯科薬理学分野 教授)

準備委員長 内藤 真理子(    同上     口腔病原微生物学分野 教授)

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