アトピー性皮膚炎治療研究会 第27回シンポジウム アトピー性皮膚炎治療研究会 第27回シンポジウム

会頭挨拶

開催のご挨拶

2022年2月5日(土)~6日(日)の2日間、アトピー性皮膚炎治療研究会第27回シンポジウム を出島メッセ長崎(長崎市)にて開催させて頂くこととなりました。

アトピー性皮膚炎治療研究会は本疾患の治療法を医学的に正しく評価し、発展させることを目的に毎年1回開催されているシンポジウムです。成果発表を通し意見交換を行う機会となっております。参加者はアトピー性皮膚炎治療に関わっている、あるいはこれから関わろうとする医療従事者およびメディカルパートナーが主体となり、毎回約200名程度参加され、活発な討議が行われます。

本学会のテーマは、「LONG TERM CONTROL」と致しました。昨今、分子標的薬の進歩がめざましく、治療選択肢が広がりを見せる中で今まで治らなかった患者を寛解導入できるようになりました。アトピー性皮膚炎の治療到達目標にパラダイムシフトが生じ、Cureから Careへ変化しています。次の課題は近代的な治療薬をどのように使い、寛解維持を達成できるかを考えることではないでしょうか。次会では寛解導入の先を見据えた議論を行うことで慢性の経過をたどるアトピー性皮膚炎患者のQOLの向上に貢献できるものと確信しております。

2021年5月吉日

アトピー性皮膚炎治療研究会第27回シンポジウム 会頭
  長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 皮膚病態学 室田 浩之

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