第11回九州山口薬学会ファーマシューティカルケアシンポジウム

ご挨拶

第11回九州山口薬学会ファーマシューティカルケアシンポジウム
開催にあたって

2020年2月8日(土)9日(日)の両日、大分県立別府コンベンションセンター(ビーコンプラザ)にて第11回九州山口薬学会ファーマシューティカルシンポジウムを開催する運びとなりました。本シンポジウムも11回を数え、時代を反映した課題討論の内容は、年々歳々充実の一途を辿っております。先輩方の連綿たるご努力に感謝申し上げます。大分の地で2日間にわたり開催されるのは初めてのことで、実行委員一同身の引き締まる思いです。

医療薬学揺籃の頃には技術職であった薬剤師が今、医療人として多職種連携の旗下に国民医療を支える存在として期待を寄せられています。そしてさらに教育者、研究者としての地歩を固めるための研磨を続けるべき覚悟を確かなものにしたところです。

大会テーマを「信頼と感謝を得るために~薬の専門職による取り組み」と定めました。温かみを感じさせるようなテーマがいいなと、心に留めつつ選びました。「信頼と感謝」を得る目標は、患者様からでもあり、医師看護師をはじめとする医療チームからでもあり、薬剤師仲間からでもあり、そして国家国民からでもあります。

早春の別府山手は、冴えわたる冷気と陽光に立ち上る湯煙著く、明るくのどかな風景です。近隣の散策観光、そして山海の美食なども一興かと、皆様のお越しをお待ち申し上げる次第です。

実行委員長 森 一生
大分県病院薬剤師会会長
大分市医師会立アルメイダ病院薬剤部