第84回九州山口薬学大会

ご挨拶

令和7年(2025年)9月14日(日)と15日(月・祝)の2日間、「第84回九州山口薬学大会」を、佐賀県にて開催します。

大会テーマは、「多様性の時代と薬剤師 ~社会に貢献する専門職として~」といたしました。

令和6年1月に発生した能登半島地震への薬剤師の災害派遣、新興感染症等への対応、薬局DXへの取組、超高齢社会での在宅医療対応、医療技術の向上の中で医療的ケア児が増加しつつある小児在宅医療など、我々薬剤師が取り組む課題も多岐にわたり、そういった中、社会ではダイバーシティ、ジェンダーレスなど多様性あふれる社会の中で薬剤師が担う役割も多種多様なものとなっています。

すべてのニーズに対し個々の薬局、個々の薬剤師だけで対応することが困難であっても、多くの薬剤師同士との連携、地域との連携、また多職種との連携により、薬剤師の専門職を活かして、よりよい社会の実現に貢献できるものと確信しております。

そのためにも佐賀の地で九州・山口の薬局薬剤師と病院薬剤師が一堂に会し研鑽し、様々なテーマについて議論し、またポスター発表や企業展示ブース等を通じて、多くの薬剤師の交流を深めることができるよう、魅力ある九州山口薬学大会を企画しています。

九州山口薬学大会が佐賀の地で開催されるのは、10年ぶりとなります。この10年でサッカーをはじめとして、バレー、バスケットのプロスポーツチームが佐賀県をホームタウンとして誕生し、たくさんの県民に愛されて、非常に盛り上がっています。

また、一年中楽しめる有田・伊万里・唐津の焼き物や歴史を感じる吉野ヶ里遺跡、美肌の湯で有名な嬉野温泉、武雄温泉のはしごも楽しめます。11月には大空に広がるインターナショナルバルーンフェスタや迫力いっぱいの唐津くんち、すばらしい紅葉の九年庵、魅力いっぱいのいろいろな観光が楽しめます。

また、佐賀牛やイチゴやミカン、また有明海の珍味や呼子のイカをはじめとして新鮮な山の幸海の幸などが、堪能できます。

多くの皆さまの参加を心よりお待ちしています。

第84回九州山口薬学大会
大会実行委員会 実行委員長佛坂 浩

(一般社団法人 佐賀県薬剤師会 会長)

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