The 72nd Annual Meeting of the Japanese Society for Virology 第72回日本ウイルス学会学術集会

会長挨拶

ご挨拶

日本ウイルス学会主催の第72回日本ウイルス学会学術集会を、令和7年 10月28日(火)から10月30日(木)の3日間、アクトシティ浜松で開催いたします。静岡県内では28年ぶり、浜松での本学術集会の開催は初めてであります。

新興感染症・再興感染症のパンデミックが大きな社会問題となることは世界的に認識され、そのリスクは今後も続くものと考えられます。新たなウイルス感染症の発生・流行に迅速かつ有効に対処するためにも、基礎医学・生物学から臨床分野また産業応用に至る広範なウイルス学研究の進展は極めて重要であり、国内外の当該研究者が一堂に会して最先端の研究成果を発表し議論する本学会は社会的使命を求められていると言っても過言ではありません。

今回の開催地、浜松を象徴する言葉として「やらまいか」という方言があり、「あれこれ考え悩むより、まず行動しよう」というチャレンジ精神を大切にする風土を育んでいます。この精神が、音楽や自動車産業、光産業などの世界的企業の輩出につながったとされています。

本学術集会では、ウイルス研究に関わる産学官の皆様にご参集いただき、学際的な研究交流、活発な情報・意見交換を通じて、新たな知見やインスピレーションを得る機会となり、参加者の間で「とにかくやってみよう」「やってやろうじゃないか」という機運が高まればと思っております。ウイルス学のブレイクスルーに繋がるような新たなプロジェクト、共同研究が一つでも多く生まれるきっかけになることを期待し、今回の学術集会のテーマを「新たな発想と連携へ」としました。

皆様お一人おひとりにとっても実り多い会になりますよう、鋭意準備を進めております(プログラム、企画等の情報は順次、ホームページに掲載してまいります)。

浜松でお待ちしております。

大会長
鈴木 哲朗

浜松医科大学医学部
微生物学・免疫学講座 教授

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