多領域専門職部門
採択結果
多数のご登録をいただきありがとうございます、厚く御礼申し上げます。
採択結果を一覧表にて掲示いたしますので、ご確認ください。
発表形式は会長にご一任いただいておりますため、予めご了承ください。
お問い合わせ先
採択結果に関するお問い合わせは、下記運営事務局E-mailアドレスまでご連絡ください。
第56回日本小児循環器学会総会・学術集会運営事務局
E-mail: jspccs56@c-linkage.co.jp
開催概要
多領域専門職部門のセッションでは、これからのこどもたちの保健・医療・福祉・教育を見据えて、多領域のあらゆる職種の視点から、日ごろの関心や課題を出し合って話し合い、未来に向けて考える機会にしていけたらと考えております。
第56回学術集会は多領域専門職部門のセッションとして多領域:シンポジウム、多領域:一般演題(口演、ミニオーラル、ポスター)のプログラムを予定しています。
演題募集期間
シンポジウム、パネルディスカッション、会長要望演題、ディベート(この症例をどうする?)、一般演題
登録開始: | 2019年12月20日(金) | |
締め切り: | ||
演題登録を締め切りました。 |
インターネットでのオンライン登録のみをさせていただきます。本画面をよくお読みいただき、演題登録を行ってください。
締め切り間際は、アクセスが集中し、演題登録に支障を来す事が考えられますので、余裕を持ってご登録ください。
申込資格
筆頭演者・共同演者は本学会員に限りますので、未入会の方は、日本小児循環器学会ホームページから入会手続きをお済ませください。
特定非営利活動法人日本小児循環器学会事務局
〒162-0801 東京都新宿区山吹町358-5 アカデミーセンター内
Mail:jspccs-post@bunken.co.jp
TEL:03-6824-9380 FAX:03-5227-8631
電話受付:平日9:00~17:00(12:00~13:00を除く)
演題要項(シンポジウム、パネルディスカッション、会長要望演題、ディベート(この症例をどうする?)、一般演題)
発表形式
希望発表形式を以下から選択してください。
多領域専門職部門のセッションを希望する方は「F. 多領域:シンポジウム」または「G. 多領域:一般演題(口演、ミニオーラル、ポスター)」を選択してください。
- A. シンポジウム
- B. パネルディスカッション
- C. 会長要望演題
- D. ディベートセッション(この症例をどうする?)
- E. 一般演題(口演、ミニオーラル、ポスター)
- F. 多領域:シンポジウム
- G. 多領域:一般演題(口演、ミニオーラル、ポスター)
ただし、A、B、C、Dへの応募は医師に限る
発表形式の変更
一般演題への変更:
希望発表形式で「A.シンポジウム」、「B.パネルディスカッション」、「C.会長要望演題」、「F. 多領域:シンポジウム」を選択した方は、希望の形式で採択されない場合に一般演題(口演、ミニオーラル、ポスター)への変更を希望するかどうかを選択してください。
※「A.シンポジウム」、「B.パネルディスカッション」、「C.会長要望演題」、「F. 多領域:シンポジウム」を選択の場合のみ必須
シンポジウム、パネルディスカッション、会長要望演題のテーマ
希望発表形式で「A.シンポジウム」、「B.パネルディスカッション」、「C.会長要望演題」、「F. 多領域:シンポジウム」を選択した方は、テーマを選択してください。
※「A.シンポジウム」、「B.パネルディスカッション」、「C.会長要望演題」、「D.ディベートセッション(この症例をどうする?)」、「F. 多領域:シンポジウム」を選択の場合のみ必須
A. シンポジウム | |||
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A-01 | 肺循環 | 6th World Symposium on PH 2018を、どう解釈し、どう活かすべきか? | 一部指定 一部公募 |
2018年に開催された6th World Symposium on PHでは、かなり大きな変更点がいくつも提示され、今後世界におけるガイドライン作成、PHの病態理解や治療戦略などにおいても、大きな影響を与える可能性が高いものと考えられる。そこで本企画では専門の先生方に、2018年の大きな変更点をどのように解釈し、臨床現場にどう活かしていくべきなのかを、皆さんで考える機会を提供して頂くこととした。 | |||
A-02 | 循環器 集中治療 |
循環器集中治療の現状と未来 | 一部指定 一部公募 |
日本では多くの施設で術前の重症心疾患管理を循環器医が一般病棟で行い、心臓外科医が周術期管理を担ってきた。しかし徐々にではあるがPICUを擁し集中治療医が管理を行う施設も増加してきている。小児循環器集中治療研究会では全国の小児心臓手術施行施設に術後管理体制に関する調査を行った。この結果報告を土台にして、周術期管理を含めた今後の循環器集中治療体制のあり方、専門性のあり方について議論したい。 | |||
A-03 | 川崎病 | 日本のガイドラインが目指すもの | 一部指定 一部公募 |
米国では2017年にAHAが総括的なstatementを提示したが、我が国でもこの数年で、川崎病の診療に関する新しいガイドラインがまとめられている。診断の手引き改訂第6版、急性期治療のガイドライン第3版、心血管後遺症のガイドラインに関する説明に加え、日米における診療、研究の差異と、今後の展望と課題を再考する。また、後遺症の診療では、特に注意すべき妊娠出産と急性冠症候群について詳細を解説する。 | |||
A-04 | 外科治療 | 機能的単心室に対するシャント手術 | 一部指定 一部公募 |
機能的単心室に対する姑息的肺血流路造設=シャント手術(BT or RV-PA)は、心室容量負荷を最低限に留めつつ、肺血管床発育を促す必要がある。このセッションでは、フォンタン達成と良好なフォンタン循環成立を目指したシャント手術の時期・アプローチ・サイズ設定・同時手術としての肺動脈形成など、本疾患群に対する初期外科治療に関して議論したい。 | |||
A-05 | 新しい手術 方法の開発 |
治療から再生へー再生医療の進歩 | 一部指定 一部公募 |
人工心肺使用での開心術は、小児の先天性心疾患から始まった事は周知の通りである。約70年の歴史にしか過ぎないが、多くの手術法が開発され、目覚ましい進歩を遂げてきた。現在では3Dプリンターを用いた術前検討の充実や、シミュレーション医学の応用によってより的確な治療が選択される様になってきた。しかしながら、この様に直す治療の進歩の影にはどうしても直すことのできない病態が存在することもはっきりしてきた。心機能障害を代表とした、臓器障害である。心移植法の改正によりその状態に一石を投じたかに思えたが、本邦では未だに3年近くの待機期間が必要である。今後の将来像を考えた時に、再生医療がにわかに注目を浴びてきた。本邦でのiPS細胞の開発がさらに拍車をかけた。今回は新たな治療として、この再生医療への取り組みを取り上げ、討論したい。 | |||
A-06 | 働き方改革 | 私たちはどのように働くべきか? | 一部指定 一部公募 |
2019年の労働基本法改訂により、時間外労働時間の上限が設けられ、医師においては2024年までに整備することが義務付けられた。まず小児循環器内科医・心臓血管外科医の労働の実態をアンケート結果から呈示する。また日本小児科学会・日本循環器学会および先進的に取り組んでいる学会の取り組みの紹介を通じて、小児循環器が具体的に学会として何ができるかを考えていけるセッションを目指す。 | |||
A-07 | 成人先天性 心疾患 |
移行の実際ー移行はどのように行われ始めているかー | 一部指定 一部公募 |
移行には、小児期の患者教育と自律、そして、成人期の診療体制の構築という2つの大きな問題がある。移行のstatementが報告され、専門医制度も開始されている。実際の臨床の現場では、これらの問題にどのような取り組みが行われているかを、いくつかの施設から提示し、今後どのように移行診療体制をすすめていけばよいかを討議する。 | |||
A-08 | 分子医学・ 再生医療・ 心臓血管発生 |
先天性心疾患の理解・治療・予防につなげる臨床心臓発生学 | 一部指定 一部公募 |
心臓は、すべての臓器の中で最初に発生する。時間的・空間的に秩序だった神秘的な造形により、生命を維持する循環機能が獲得される。心臓発生は生命の創成であり、その異常による先天性心疾患は生命に直結する。心臓発生研究は、顕微鏡技術、遺伝子改変、分子生物学的手法などと共に発展し、先天性心疾患の発症機構の解明と再生医療への期待が高まっている。最先端の心臓発生学を、先天性心疾患の臨床に還元するセッションとする。 | |||
A-09 | 心不全 | 小児心不全薬物治療ガイドラインUpdate | 一部指定 一部公募 |
本学会の小児心不全薬物治療ガイドライン改訂から5年間が経過した。この間にESC心不全ガイドラインの大きな改訂や日本循環器学会の急性心不全ガイドラインと慢性心不全ガイドラインの統一など大きな変化が生じている。本シンポジウムではこの5年間での変化を振り返り、小児心不全のガイドラインとして次の改訂のテーマを議論したい。 |
B. パネルディスカッション | |||
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B-01 | 不整脈 | 最新の遺伝性不整脈の臨床 | 一部指定 一部公募 |
日本循環器学会 遺伝性不整脈の診療のガイドラインが2017年に改訂された。各疾患でのベータブロッカーの選択、植込み型除細動器や交感神経節切除術の適応などがアップデートされている。また商業ベースでの遺伝子検査が開始され、患者への説明の際にその解釈に十分な知識が必要となってきている。このセッションではQT延長症候群,CPVT、ブルガダ症候群の遺伝性不整脈の診断,治療,管理について最新の知見に基づき討論する。 | |||
B-02 | 学校検診 突然死 |
心肺蘇生の普及啓発への地域と学校での取り組み | 一部指定 一部公募 |
学校と子供を取り巻く地域社会でAEDを用いた心肺蘇生により、院外心停止の成績が向上しているが、社会復帰率に改善の余地を残すとされる。現在、日本小児循環器学会では、学校並びに地域での突然死ゼロ、社会復帰100%を目指した取り組みが始まっている。小児循環器医の地域の学校保健活動、子供を取り巻く環境の社会活動として、院外心停止について、具体的にどの様な社会実装が可能かが問われている。本セッションでは、地域の先進的な取り組みを共有し、全国へと展開できる地域モデルをパネリストと検討したい。 | |||
B-03 | 胎児 心臓病学 |
胎児治療へつなぐ先天性心疾患の胎児診断 | 一部指定 一部公募 |
胎児心臓病学の進歩により、多くの先天性心疾患は胎児診断され、その重症度に応じて分娩から出生後の治療まで計画的に行うことで以前は救命困難であった重症心疾患の予後は改善している。しかし胎児期に出生後の治療では救命できない状態や2心室修復が不可能になる胎児心疾患では、さらなる予後改善のためには胎児治療が必要である。今回のシンポジウムでは胎児治療が必要な先天性心疾患のスクリーニング、治療適応、治療効果を評価するために有用な胎児心機能検査を含めた胎児諸検査について発表していただき、今後の本邦での胎児治療の実現と普及に向けて必要な体制を議論したいと考える。 | |||
B-04 | フォンタン 循環 |
フォンタン循環破綻 | 一部指定 一部公募 |
過去の2回にわたり「より良いフォンタンの生涯に向けて」のテーマにつき第一回「スムースな確立」、第二回「良質な長期的循環の維持」を討論して頂いた。3回目となる今回は「フォンタン循環破綻」について情報を共有したいと考える。これまでに多くの「フォンタン循環破綻:failing Fontan」についての報告がある。今回は代表的破綻の病態に対する最新の理解とその対応について情報を共有したいと考える。 | |||
B-05 | 心臓移植と 補助循環 |
本邦における小児心臓移植と補助循環の現状:ドナー、レシピエント双方の立場から | 一部指定 一部公募 |
2010年の臓器移植法の改正によって小児ドナーからの臓器提供が可能となり、小児の心臓移植が実施されるようになった。また、2015年8月に小児用補助人工心臓Berlin Heart EXCOR®が保険償還され、小児に対する補助人工心臓治療も行えるようになった。現在、EXCORは11施設において使用可能であり、現在までに60例以上装着され、その成績は海外と比較しても極めて良好である。また、HVADなどの植込み型補助人工心臓の小児に対する使用も広がりを見せている。一方、小児のドナーは近年増加傾向にはあるもののその数は限られており、移植に至るまでの補助循環はほぼ必須といってもよい。そのため、移植へのブリッジとしての補助循環は全国的なレベルで行われていく必要があると考えられる。これら、小児心臓移植、補助循環の現状について、各施設の取り組み、現状などについてドナー、レシピエント双方の立場から議論をお願いしたい。 | |||
B-06 | 心筋症 | 慢性心筋炎を考え直す | 一部指定 一部公募 |
急性心筋炎の臨床像・病態・診断については一定の理解が得られているが、慢性心筋炎については疾患概念や診断基準が確立しているとは言い難い。小児においても慢性心筋炎の急性増悪や拡張型心筋症への移行を考えさせる症例が存在し、慢性心筋炎の議論を避けては通れない。本シンポジウムでは、病理、基礎研究、循環器内科の専門家に加わってもらい、慢性心筋炎の問題点を考え直し、診断・治療指針確立への布石となる機会にしたい。 | |||
B-07 | 画像診断・ シミュレーション医学・ 心臓血管機能 |
New Topics 画像で迫る先天性心疾患の心機能 | 一部指定 一部公募 |
近年の種々のモダリティによる画像診断学はめざましい進歩があり、それらを用いた心形態、心機能、心筋組織性状評価は、今後も重要な研究課題、かつ臨床応用への重要なテーマとなるとなるであろう。心エコー法による心房機能解析や運動負荷、MRIのT1マッピングや血流解析、低被爆CTを用いた心機能シミュレーション、アブレーションにおける3Dimagingの活用などさまざまな分野に広がっている。このシンポジウムでは種々の画像診断のスペシャリストに最新の知見を講演いただき、画像診断で先天性心疾患に迫り、小児循環器分野の今後の研究、臨床に繋げたい。 | |||
B-08 | 次世代育成 | 次世代育成プロジェクト4 「次世代育成のための制度設計における解決すべき課題」 | 一部指定 一部公募 |
過去3回のシンポジウムにおいて次世代育成に関する議論が少しずつ深まってくるなか、「(新生児期から成人期までの)長期間にわたって継続的に、質の高い医療を提供するためには、切れ目のない次世代育成が必要であり、そのためには(学会としても)施設の集約化をめざす必要がある。」との結論に至った。今回のシンポジウムではメインテーマを「次世代育成のための制度設計における解決すべき課題」とし、さらに一歩進んで具体的な制度設計について議論したいと考える。 | |||
B-09 | カテーテル インターベンション |
心房中隔欠損カテーテル治療の限界点 | 公募 |
心房中隔欠損症に対するカテーテル治療は標準的治療方法として認識されているが、未だ欧米ほど普及していない。大動脈縁欠損のどのような例でどのように閉鎖栓を置くべきか、どの程度の後下縁欠損であればカテーテル治療の対象になるのかなど、未だ議論は多い。一般的に治療困難と考えられる症例に対する各施設のアプローチの仕方について発表し、お互いに議論してもらうことで、より安全で有効なカテーテル治療の普及を目指す。 |
C. 会長要望演題 | |||
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C-01 | (会長要望演題1) 純型肺動脈 閉鎖症 |
純型肺動脈閉鎖症に対する内科的・外科的治療戦略 | 一部指定 一部公募 |
純型肺動脈閉鎖症の病型、病態は多岐にわたり、特に初期治療において内科・外科のコラボレーションが求められる疾患である。Sinusoidal communicationの存在、弁切開、三尖弁形態、RV overhaul、二心室修復、one and one-half repair、Fontanの選択基準など、問題点はまだ残されている。また、遠隔成績からみた治療方針へのフィードバックも必要である。今回は外科のみならず内科的インターベンションの観点からも本疾患の治療戦略について議論をお願いしたい。 | |||
C-02 | (会長要望演題2) 総動脈幹症 |
総動脈幹症に対する内科的・外科的治療戦略 | 一部指定 一部公募 |
総動脈幹症は年間一施設あたりの症例数が少ない稀少疾患である。本邦ではbilateral PA bandingを先行させた段階的治療が全体の6割以上に及ぶ施設にて行われており、ほぼ全例primary repairが行われている欧米と比べて本邦独特のstrategyと言える。北米からはprimary repairの良好な成績が報告されているが、大口径conduit 、遅い確定診断などのリスクファクターも報告され始めている。そうした中で、各地域施設で行われている周産期医療体制、内科的治療を含めた治療計画、弁形成を含めた段階的根治術、小口径conduitの利用など、本疾患に関わる様々な問題点を議論したい。 | |||
C-03 | (会長要望演題3) 右室流出路 |
右室流出路再建:インターベンションと外科治療 | 一部指定 一部公募 |
Homograftの使用がままならない本邦では右室流出路再建に異種心膜、ePTFEなどの手作り導管やウシ頸静脈弁が広く使用されていたが、遠隔期の再手術が問題として残っている。また内科的インターベンションで挿入できる肺動脈弁も承認されていない現実がある。初回治療における導管選択、遠隔成績、再手術の適応、タイミング、選択デバイスなどの問題点の総括、右室流出路インターベンションの可能性(海外での現状)と外科治療の選択を内科・外科で議論していただき、未来への提言を期待したい。 | |||
C-04 | (会長要望演題4) MAPCA |
MAPCAに対する内科的、外科的治療戦略 | 一部指定 一部公募 |
VSD, PAに合併するMAPCAの形態は多岐にわたるため一定の治療方針が確立されているとは言えず、その治療戦略は症例に応じて臨機応変に対応しなければならない。内科的管理と診断(病型)、MAPCA形態によるunifocalizationの術式、手術のタイミング、術中flow studyの正当性、VSDの処理、術後カテーテルインターベンションなど遠隔期の低い右室圧を目指すためにクリアすべき問題点は多い。より良いQOLを目指す治療指針(内科および外科)の議論をしていただきたい。 |
D. ディベートセッション(この症例をどうする?) | |||
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D-01 | ディベートセッション | この症例をどうする? 内科治療 vs 外科治療 or コラボレーション | 一部指定 一部公募 |
治療方針に難渋する症例に対して、内科治療を優先するのか、外科治療を優先するのか、それとも上手くコラボレーションするのか、その戦略、タイミングなど各施設での治療困難症例を持ち寄っていただきたい。必ずしも成功例だけではなく、予想通りに行かなかった教訓的症例も持ち寄って今後の参考となるような活発な議論をお願いしたい。特に成人先天性心疾患例の呈示も期待したい。 |
F. 多領域:シンポジウム | |||
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F-01 | (多領域1) 移行支援 |
小児と成人の事例で考える移行支援 | 一部指定 一部公募 |
わが国では先天性心疾患患者を成人診療科へ移行させている小児科は35%、成人後も継続して診療している小児科は53%というデータがあり、移行支援、特にtransitionに関しては、各施設が試行錯誤している状況である。本シンポジウムでは、小児看護、成人看護それぞれを専門としている看護師、循環器内科医をシンポジストとし、送り出す側、受け入れる側の看護の現状と課題、多職種を含めての連携の実際について、事例に基づいて、各施設で蓄積した経験を共有する場としたい。 | |||
F-02 | (多領域2) 小児循環器 看護 |
小児循環器看護に必要な看護実践の工夫 | 一部指定 一部公募 |
小児循環器疾患をもつ子どもと家族へ行う看護実践には、その疾患と発達段階の特徴から特に必要とされる実践があるが、根拠ある報告はまだ少ない。特に手術治療を必要とする乳幼児に対して行う、循環動態を安定させるための鎮静の判断と援助、皮膚障害を予防する技術、治療や処置についての子どもへの説明について、実践報告を中心に情報交換をする場としし、個々の施設のスキルアップの一助としたい。 | |||
F-03 | (多領域3) 小児重症心不全における リハビリテーション |
小児重症心不全:補助人工心臓装着患児におけるリハビリテーションの力 -その実践と多領域のサポート- | 一部指定 一部公募 |
心臓移植を目的とした重症心不全治療に補助人工心臓が適応され、その待機期間は長期に及んでいる。その期間を安全かつ適切に管理することは患児の予後を大きく左右する。同じような背景の患児を治療するとしても、関わる職種や関わり方に違いがあると思われる。小児重症心不全において施設間によりどのようにチーム医療を進めているのか興味深いところである。特に心臓移植に向けて待機している補助人工心臓装着患児のリハビリテーションの実践とその管理について知見を深めてもらい、多職種の関り方について考えてもらいたい。 | |||
F-04 | (多領域4) 医師・多領域 合同シンポジウム |
先天性心疾患の手術戦略・体外循環戦略の術前・術中共有のあり方 | 一部指定 一部公募 |
多量の無効血流量が予測される先天性心疾患の手術戦略・体外循環戦略の術前・術中共有のあり方 -どこまで想定した計画を立てるか、どういった体外循環法を提案できるか、それらをどう共有して手術に臨むか議論していただきたい。医師(外科医、麻酔科医)、臨床工学技士(体外循環技士)、手術室看護師の参加を期待したい。 |
カテゴリー
希望発表形式にかかわらず、下記カテゴリーを必ず選択してください。
F. 多領域:シンポジウム、G. 多領域:一般演題(口演、ミニオーラル、ポスター)を選択した方は3-01. 多領域を選択してください。
【1.内科系】 | |||
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1-01 | 一般心臓病学 | 1-11 | 心不全・心移植 |
1-02 | 染色体異常・遺伝子異常 | 1-12 | 自律神経・神経体液因子・心肺機能 |
1-03 | 胎児心臓病学 | 1-13 | 術後遠隔期・合併症・発達 |
1-04 | 複雑心奇形 | 1-14 | 成人先天性心疾患 |
1-05 | 画像診断 | 1-15 | 周産期・心疾患合併妊婦 |
1-06 | 心臓血管機能 | 1-16 | 肺循環・肺高血圧・呼吸器疾患 |
1-07 | カテーテル治療 | 1-17 | 心血管発生・基礎研究 |
1-08 | 電気生理学・不整脈 | 1-18 | 川崎病・冠動脈・血管 |
1-09 | 集中治療・周術期管理 | 1-19 | 学校保健・疫学・心血管危険因子 |
1-10 | 心筋心膜疾患 | 1-20 | その他 |
【2.外科系】 | |||
2-01 | 外科治療 | 2-03 | 外科治療遠隔成績 |
2-02 | 体外循環・心筋保護 | ||
【3.多領域】 | |||
3-01 | 多領域 | ||
【4.その他】 | |||
4-01 | その他 |
募集要項(一般演題(多領域専門職部門))
演者
筆頭演者は必ず発表者とし、共同演者は最大10名(発表者を含め最大11名)とさせていただきます。
ふりがな、英語表記も入力してください。
所属
所属は最大10施設とさせていただきます。
所属機関名は英語表記も入力してください。
演題名
日本語演題名は、全角76文字以内で入力してください。
英語演題名は、半角152文字以内で入力してください。
会員番号
日本小児循環器学会の会員番号を入力してください。
申請中のときは、「99」としてください。
抄録本文
文字数は日本語で全角800字以内、英文で半角1600文字以内としてください。
- ※全角文字は1文字として、半角文字は1/2文字として数えます。アルファベットの直接入力は半角英数ですので、1/2文字となります。
内容は【背景】、【目的】、【方法】、【結果】、【考察】、【結論】等の順に必ず項目を立てて記述してください。参考文献は不要です。
演題査読時の審査の妨げとなりますので、所属・氏名等を本文中に記載しないでください。
キーワード
プログラム・抄録集の項目索引作成に必要となります。
必ずキーワードを3つ入力してください。
利益相反について
- ※利益相反とは、外部との経済的な利益関係により公的研究で必要とされる「公正」かつ「適正」な判断が損なわれる、または損なわれるのではないかと第三者から懸念が表明されかねない事態のことを言います。
- ※利益相反「有」の場合には日本小児循環器学会ホームページの利益相反規程をご確認頂き、以下より申告書をダウンロードし、演題登録後表示される「論文アップロード」ボタンより申請書をアップロードください。
- ※申告書の提出がない場合には、学会発表をご遠慮いただきます。
倫理チェックについて
倫理指針を確認のうえ、遵守しているか必ずチェックをしてください。
個人情報保護について
演題登録にて収集いたしました「氏名」・「連絡先」・「E-mailアドレス」は運営事務局演題登録担当からのお問合せや発表通知に利用いたします。また、「氏名」・「所属」・「演題名」・「抄録本文」は、ホームページ及び抄録集に掲載することを目的として利用いたします。本目的以外に使用することはございません。登録された一切の情報は外部に漏れないように、責任を持って管理徹底いたします。
インターネットによる演題登録
インターネットによる演題登録は大学医療情報ネットワーク(UMIN)事務局の支援の下に運営されています。
本学会への演題登録に関してUMIN事務局へのお問い合わせはご遠慮ください。
登録時における疑問点につきましては、一般利用者用のオンライン演題登録用【FAQ】をご覧ください。
UMINオンライン演題登録システムでは、Internet Explorer、Safari、Firefox、Google Chrome以外のブラウザでは演題登録できません。
それ以外のブラウザはご利用にならないようお願いいたします。
Safariにおきましては、ver.2.0.3(417.9.2)以降のバージョンでご利用可能です。
- ※施設やプロバイダの設定に問題があるか、ブラウザが古いなどで暗号通信が使えない場合は平文通信の選択となりますが、それ以外の場合は暗号通信のご利用を推奨いたします。
演題登録(シンポジウム、パネルディスカッション、会長要望演題、ディベート(この症例をどうする?)、一般演題(口演、ポスター))
暗号通信(推奨)
平文通信
【登録】ボタンは一回だけ押してください。
1回押した際に、登録処理に時間がかかる場合があります(最大1~2分かかる場合もあります)。
演題登録処理が正常に完了しますと、演題登録番号が必ず画面に表示されますので、それまでは登録ボタンを何回も押さずにお待ちください(何回も登録ボタンを押すと二重に登録されたり、演題登録が正常に完了しない場合があります)。
【演題受領通知メール】を確認、保管してください。
演題登録完了後、ご入力いただきました電子メールアドレス宛に演題登録番号とパスワードが記載された演題受領通知が自動的にメール送信されます。
必ずこの演題受領通知の電子メール受信を確認し、保管してください。
【演題登録内容】の確認をお願いします。
登録終了後、演題登録締切までの間に、登録済み演題の修正・削除ボタンから、必ず一度は演題登録内容を確認してください。 この際、上記の演題登録番号とパスワードが必要になります。
もし、ご登録操作(完了)に疑問、不安のある場合は、運営事務局演題登録担当に必ず早めにお問い合わせください。
ホームページ利用者のコンピューター環境
ホームページ利用者のコンピューター環境が原因で演題の登録に不備をきたしても運営事務局では責任を負いかねます。
ご登録に関して、以下の点に十分ご注意ください
- 演題を初めて登録するときは演題の新規登録リンクボタンを選択してください。
- 一度登録された演題に修正を加えるときは、登録済の演題の登録済み演題の修正・削除リンクボタンを選択してください。
- その際に初回登録時に自動発行された演題登録番号(5桁の番号)とご自身で決めたパスワードが必要となります。
- 同一演題で演題の新規登録を使用するのは初回のみです。以後はすべて登録済み演題の修正・削除を用います。
- 修正するたびに演題の新規登録画面を使用すると同一演題が重複登録され、採否判定に不利益を被ることがありますので十分ご注意ください。
- 抄録本文は、最初にご自身のワープロ等で作成し、コピー機能を使って貼り付けることをお勧めします。
- JIS規格に対応していない飾り文字は使用できません。たとえば、○で囲まれた数字がそれに相当します。間違って使うと登録確認のとき注意され登録できません。登録確認の際注意されない文字はすべて使用できます。シンボル(symbol)書体(1バイト文字)の α β γ 等を使用するとabc等に自動変換されてしまいますので使わないようにしてください。必ず全角(2バイト文字)の α β γ を使用してください。半角カタカナは使用できません。カタカナは全角で、英字および数字は半角で入力してください。英文を入力の際は、一つの単語の途中をハイフン(-)で切らないでください。
- 抄録本文を書く欄には、タイトル、所属機関名、演者名は書かず、抄録本文のみを記入してください。抄録本文は、字下げをせず、左詰めで入力してください。抄録本文の途中で改行を入れても、登録の際改行指定は自動的に削除されます。したがって、抄録本文を作成するとき、見やすくするため適宜改行指定を使用していただいて結構ですが、作成中の画面と登録直前のプレビュー画面で改行位置が変わっていることにご注意ください。強制的に改行指定を行う際には、<BR>タグを使用してください。
- 上付き文字、下付き文字、斜め(イタリック)文字、太文字、アンダーラインを使うときに用いる<SUP> </SUP>、<SUB> </SUB>、<I> </I>、<B> </B>、<U> </U>、<BR>等の記号はすべて半角文字(1バイト文字)でなければいけません。本文中で単独で<または>を使用するときは(たとえばp<0.05、CO>2.2)全角文字(2バイト文字)としてください。
- 登録したご自分の抄録を参照・更新するためのパスワード(半角英数文字6~8文字以内)は必須事項です。ここで記入するパスワードが登録後の修正に必要になります。もしお忘れになっても、運営準備室ではセキュリティの問題から問い合わせには応じかねますので、ご注意ください。
- 登録画面でデータを登録した後、一番下の「次に進む」をクリックすると、確認画面に変わります。その画面で入力データを確認してから、登録ボタンをクリックしてください。この時点で文字データの登録は完了です。
- 一度登録されると整理番号が自動発行されます。その整理番号とご自身で設定したパスワードにより登録期間内に限り、抄録は何回でも変更可能です。
- 正常に登録が完了いたしますと、ご入力いただきました電子メールアドレス宛てに登録完了確認のメールが自動送信されます。必ず登録完了確認のメールがお手元に届いたことを確認してください(通常、ご登録後5~10分以内に送信されます)。1~2日たっても登録完了確認のメールがお手元に届かない場合は、登録受付が完了していない可能性が高いので、登録済み演題の修正・削除リンクボタンより、正しく登録が完了しているかどうかご確認ください。
演題登録に関する問合せ
第56回日本小児循環器学会総会・学術集会 運営事務局 演題登録担当
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