開催形態の変更につきまして
日程 | :2020年11月22日(日)、23日(月・祝)、24日(火) |
開催形態 | :WEB開催(ライブ配信、オンデマンド配信) |
第56回日本小児循環器学会総会・学術集会 開催形態の変更につきまして
新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックにより、世界中で今までの生活や価値観が一変するような未曾有の非常事態が続いています。医療崩壊を避けるために通常診療や手術の制限を余儀なくされ、小児循環器医療にも大きな影響を及ぼしてきました。現在も第二波の渦中にあり、いまだにその収束が見えていません。この状況下での学会開催には色々なご意見があるかと思いますが、医療の質の向上と若手育成の場としても学術集会は必須であると考えております。
第56回日本小児循環器学会総会・学術集会は本来の開催日である2020年7月9日〜11日から11月22日〜24日に順延をいたしましたが、COVID-19感染収束の見通しが全く立っておりませんので、開催日程はそのままで開催形態をハイブリッド開催(一部会場開催+WEB開催:ライブ配信・オンデマンド配信)に変更をして開催することにいたしました。
学会員相互のコミュニケーションを高めるためにはface-to-faceの学術集会が理想的であると思います。臨場感あふれる聴衆からの生の反応を体感していただくことが出来ず、「紅葉の京都」と万全の準備をした「京都のおもてなし」を堪能していただけないことは慚愧に堪えません。
しかしWEB学会開催のノウハウも蓄積されてきており、多忙な会員の方々の学術集会への参加が容易になったことがWEB開催の大きなメリットと言えます。通常開催に劣らないように開催計画と練り直して参ります。
発表データは事前登録していただき、シンポジウム・パネルディスカッション・優秀演題・ディベートセッションはすべてライブ討論を予定しています。ライブ討論とともにWEB参加者からのQ&Aも出来るようにいたします。第一会場のみ国立京都国際会館に設定し、第一会場からはライブ収録、配信を行う予定です。学会終了後もオンデマンド配信で見逃したセッションを視聴できるようにいたします。
WEB開催に伴いまして、先日発表いたしましたプログラムを一部変更いたします。海外招請講演者もライブ討論に参加していただけるように時差を考慮した時間枠に変更をいたします。COVID-19特別セッションも計画いたしました。分かりやすいWeb特設サイト、魅力のあるWebコンテンツを作成したいと思います。
今まで以上に意義深く、皆様に充分満足のいただける未来志向の学術集会にしたいと考えております。多くの会員の皆様のご参加をお待ちいたしております。
2020年9月5日
第56回日本小児循環器学会総会・学術集会
会長 山岸正明