ハンズオンセミナー参加申込み方法

  1. 講習形態の都合上、事前登録制とさせていただきます。学術大会事前参加登録(オンラインによる)を完了された方から優先で、ご予約をいただきます。まずは、学術大会の事前参加登録及びお支払いをお済ませください。学術大会事前参加登録が完了されましたら、下記URLよりそれぞれのセミナーごとに申し込みをしてください。(申し込みには事前参加登録番号が必要です。)
  2. いずれも先着順です(期間内に満員になった場合、オンラインからの受付は終了となります。)
  3. 当日参加の場合は、会場に設置されている受付カウンターで参加手続をお済ませください。

参加費

無料(第49回学術大会参加者に限ります)

受付期間

受付開始:10月28日(月)
受付締切:11月15日(金)
※先着順
※定員に満たない場合のみ、当日参加登録を受付けます。



ハンズオンセミナー 11月28日 (木)

HO-1 13:45-15:45(120分)第8会場 コラッセ福島 小研修室
ハンズオンセミナー1
「難治てんかんに対する迷走神経刺激療法 (VNS): プログラミングの基本と応用」

定員 計25名
対象者 VNS技術講習会受講後、実際には未だVNSによる治療に携わっていないが、これから始めたい先生方。もしくは経験した症例が少数で、プログラミングについて更に学びたい、疑問点を解消したいと思っている先生方。
内容  VNSは外科的にデバイスを植込みますが、その後は抗てんかん薬による治療と同様に、徐々に刺激強度を上げていきます。内科的な治療と言っても良いと思います。刺激開始当初は出力も低いために副作用を訴える例はほとんど経験しません。しかし徐々に出力を上げて行く中で、違和感や痛みなど様々な副作用の訴えを聞きます。これらを如何に抑えつつVNSの効果を保つか。ここがVNSによる治療の最もポイントとなる部分です。
 本ハンズオンでは最初に講義、続いて実際にタブレットを操作しプログラミングを学び直す機会も用意しております。またお困りの症例がありましたら、ディスカッションの場も設けることができると思います。
コーディネーター 山本 貴道(聖隷浜松病院 脳神経外科)
協力 藤井 正美(山口県立総合医療センター 脳神経外科・てんかんセンター)
原  恵子(原クリニック)
講師 ・プログラミングの基本
   赤松 直樹(国際医療福祉大学 脳神経内科)
・副作用への対応
   山本 貴道(聖隷浜松病院 脳神経外科)
共催 LivaNova Japan
ハンズオンセミナー1 事前申込




HO-2 16:10-18:10(120分)第8会場 コラッセ福島 小研修室
ハンズオンセミナー2
「パーキンソン病に対する脳深部刺激療法(Deep Brain Stimulation: DBS)刺激調整の基本」

定員 計15名
内容  脳深部刺激療法は、脳深部に微細な電気刺激を加え脳の機能を修正制御して疾病の治療を行うものです。すでに日本国内でも運動障害を中心に1万人近い患者さんがこの治療を受けています。
 脳深部刺激療法の治療効果を最大限に引き出すには、電極を挿入埋設した後に刺激条件の適切な調整を行う必要があります。本セミナーでは、本邦で最も多い適応疾患であるパーキンソン病に対する脳深部刺激療法の刺激調整の基本を学びます。セミナーでは、日本国内で使用されている3種類の刺激調整のためのデバイスを実際に操作して頂き、その使用方法を体得して頂きます。刺激強度をアップするタイミングや刺激副作用に対する対処の仕方を、模擬患者を用いて学びます。脳深部刺激療法を受ける患者さんの数は年々増加していますが、刺激調整の技術を身につけた医師はまだ非常に少なく、調整のため患者さんが遠方への通院を余儀なくされていることも少なくありません。適正な刺激調整管理料も保険収載されており、刺激調整技術の獲得は今後先生方のスキルとして大いに活かされるものと思います。
コーディネーター 深谷  親(日本大学 脳神経外科)
協力 内山 卓也(近畿大学 脳神経外科)
下  泰司(順天堂大学 脳神経内科)
西川 泰正(岩手医科大学 脳神経外科)
講師 深谷  親(日本大学 脳神経外科)
内山 卓也(近畿大学 脳神経外科)
下  泰司(順天堂大学 脳神経内科)
西川 泰正(岩手医科大学 脳神経外科)
共催 日本メドトロニック株式会社
ボストン・サイエンティフィックジャパン株式会社
アボットメディカルジャパン株式会社
ハンズオンセミナー2 事前申込


ハンズオンセミナー 11月29日 (金)

HO-3 13:45-15:45(120分)第8会場 コラッセ福島 小研修室
ハンズオンセミナー3
「脊髄刺激療法(SCS):臨床適応と刺激設定-最新デバイス-」

定員 計15名
内容  脊髄刺激療法(SCS)は疼痛治療を主たる目的にした、ニューロモデュレーション治療です。近年では,閉塞性動脈硬化症や虚血性心疾患において疼痛治療とともに血管拡張効果にも注目されています。他にもパーキンソン病の歩行や姿勢異常の改善効果なども提唱されています。SCSは,高頻度刺激,MRI対応などの機器とプログラマが著しく進歩しています。最新のデバイスを手に取り、刺激の内容、設定、操作について経験することが、本セミナーの目的です。このハンズオンでは、最初に脊髄刺激療法の基本と国内で使用可能な3メーカーの刺激特徴について簡明な講義をおこないます。続いて各メーカーのプログラマ、刺激装置などを実際に手に取り学びます。
コーディネーター 市川  忠(埼玉県総合リハビリテーションセンター 脳神経内科)
協力 ・脊髄刺激療法の基礎と適応
   大島 秀規(日本大学 脳神経外科)
・メドトロニック社SCSの特徴
   西川 泰正(岩手医科大学 脳神経外科)
・ボストンサイエンティフィック社SCSの特徴
   市川  忠(埼玉県総合リハビリテーションセンター 脳神経内科)
・アボット社SCSの特徴
   大渕 敏樹(埼玉県総合リハビリテーションセンター 脳神経外科)
共催 日本メドトロニック株式会社
ボストン・サイエンティフィックジャパン株式会社
アボットメディカルジャパン株式会社
ハンズオンセミナー3 事前申込




HO-4 16:10-18:10(120分)第8会場 コラッセ福島 小研修室
ハンズオンセミナー4「神経筋超音波ハンズオン」

定員 計50名
内容  末梢神経と筋の超音波検査は、神経電気生理検査と相補的に用いることで診断に有用である。超音波検査を実施する施設はいまだ少ないのが実情であるため、国内のエキスパートから直接技術指導を受ける機会を本学術大会でも設けた。テーブルごとに検査項目を定めているので、各自の経験と必要性を鑑みて自由に選択していただきたい。
設置する項目
(1)末梢神経(上肢)
(2)末梢神経(下肢)
(3)頸部神経根
(4)骨格筋
(5)横隔膜
(6)整形外科疾患での異常所見。
参考文献:神経筋疾患の超音波検査実践マニュアル
     神経筋超音波研究会 編 南江堂
コーディネーター 野寺 裕之(金沢医科大学 医学部神経内科)
講師 ・上肢末梢神経
 越智 一秀(広島市立安佐市民病院 脳神経内科)
 杉本 太路(広島市立広島市民病院 脳神経内科)
・下肢末梢神経
 塚本  浩(東京医大茨城医療センター 脳神経内科)
 渡辺 大祐(帝京大学医学部附属溝口病院 神経内科)
・上肢末梢神経+fasciculation
 能登 祐一(京都府立医科大学大学院 医学研究科 神経内科学)
 辻 有希子(京都府立医科大学大学院 医学研究科 神経内科学)
・頸部神経根+横隔膜
 濱口 浩敏(北播磨総合医療センター 脳神経内科)
 野田 佳克(神戸大学大学院医学研究科 内科学講座 神経内科学分野)
・整形外科疾患(上肢)
 原 由紀則(東京都立広尾病院 整形外科)
 水地 智基(千葉大学大学院医学研究院 脳神経内科学)
・骨格筋
 高松 直子(徳島大学病院 神経内科)
 山崎 博輝(徳島大学病院 神経内科)
共催 キャノンメディカルシステムズ株式会社
GEヘルスケア・ジャパン株式会社
コニカミノルタ株式会社
ハンズオンセミナー4 事前申込


ハンズオンセミナー 11月30日 (土)

HO-5 13:45~15:45(120分)第7会場 コラッセ福島 研修室
ハンズオンセミナー5「ミスマッチ陰性電位(MMN)」

定員 計30名
内容  近年、精神科領域では、事象関連電位の一つであるミスマッチ陰性電位(MMN: Mismatch Negativity)と統合失調症の病態と関連性に着目した研究が多数行われており、統合失調症の前駆状態からMMN に変化が見られることが示されている。今後、さらに研究が進展し、MMN が統合失調症のバイオマーカーとして確立されることが期待されている。 本ハンズオンにおいては、これまで事象関連電位をあまり測定したことのない方を対象として、MMN がどのような事象関連電位であるのかを概説する。その後、日本光電より発売され多くの施設で導入されている筋電図・誘発電位検査装置であるニューロパックを用いてMMN の測定について実際の機材を用いて測定方法や事後の波形の求め方などについてのハンズオンを実施する。
講師 刑部 有祐 (福島県立医科大学神経精神医学講座)
星野  大 (福島県立医科大学神経精神医学講座)
菅野 和子 (福島県立医科大学神経精神医学講座)
機材提供 日本光電工業株式会社
ハンズオンセミナー5 事前申込