チュートリアル

「現地開催のみのセッション」と「ライブ配信も行うセッション」がございます。
また、チュートリアルごとに学術大会参加登録とは別に事前申込が必要なセッションがございます。
その他は直接会場へお越しください。

6月29日(木) 第2会場 10:40~12:40 チュートリアル1
SS-MIX2初級編
第3会場
(ライブ配信有り)
10:40~12:40 チュートリアル2
医療機関において安心・安全に電波を利用するために -手引き(改定版)-
第4会場
(ライブ配信有り)
10:40~12:40 チュートリアル3
医療機関に特有の事業継続課題をシナリオとするサイバー攻撃対策
第5会場
(ライブ配信有り)
10:40~12:40 チュートリアル4
IHEから見たFHIR
第3会場
(ライブ配信有り)
13:40~15:40 チュートリアル5
HELICS(医療情報標準化推進協議会)チュートリアル
第4会場 13:40~15:40 チュートリアル6
二次利用ユーザーのためのデータ抽出、変換、登録(ETL)入門 -ETLの理解がデータ活用の近道-
第5会場
(ライブ配信有り)
13:40~15:40 チュートリアル7
HL7 FHIR JP Core 実装ガイドのご紹介
第3会場
(ライブ配信有り)
16:00~17:30 チュートリアル8
「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版」改定の概要
第4会場
(ライブ配信有り)
16:00~18:00 チュートリアル9
HL7 FHIRハンズオン:Pythonを利用しFHIR REST APIを操作する
第5会場 16:00~18:00 チュートリアル10
BI(Tableau)を使ってNDBや病床機能報告を可視化する実践的手法

チュートリアル1
SS-MIX2初級編

開催日時 2023年6月29日(木)10:40~12:40
開催会場 第2会場(会議場A1)
オーガナイザー 竹之内 喜代輝(SS-MIX普及推進コンソーシアム)
主催 SS-MIX普及推進コンソーシアム
座長 竹之内 喜代輝(SS-MIX普及推進コンソーシアム)
演者
  • 「SS-MIX2の最新の普及状況(調査結果)について」
    福間 衡治(SS-MIX普及推進コンソーシアム)
  • 「SS-MIX2 初級編」
    竹之内 喜代輝(SS-MIX普及推進コンソーシアム)
  • 「電子処方箋の取組状況」
    伊藤 建(厚生労働省)
  • 参加申込方法 申込 事前申込

    ①~⑥を明記の上、メールにて下記アドレスまでお申し込み下さい。
    E-mail:eri6ellen-cons@ss-mix.org
    ①会社名
    ②所属部署
    ③氏名
    ④コンソーシアムの会員・非会員の区別
    ⑤医療情報技師のポイント申請の要・不要、要の場合には医療情報技師番号
    参加費 無料(現地参加のみ、リモート参加はできません)
    医療情報技師ポイント 1ポイント

    概要

    SS-MIX2 は、その基盤となった「静岡県版電子カルテ」が平成18年に開始されてから、今年で17年目にあたります。昨年3月に実施した調査によれば、SS-MIX2ストレージにデータが出力されている病院は1,093施設、診療所は275施設、薬局は292施設、介護施設・その他は46施設で、合計1,706施設でした。 SS-MIX2 ストレージの普及は急速に進んでおり、そのデータを利活用することが急務となっていると考えられます。そこで、今回のチュートリアルでは従来のSS-MIX2の技術的な基礎の解説に加えて、アカデミア・厚生労働省の先生方よりSS-MIX2の最新の普及状況および電子処方箋の取組状況等についてのご発表をお願いすることと致しました。
    福間衡治先生には、SS-MIX 普及推進コンソーシアムが毎年3月末に実施しているSS-MIX普及調査の今年の最新の結果(速報値)についてご講演いただきます。
    竹之内喜代輝先生には、初心者向けにSS-MIX2の基礎といくつかの応用事例についてご講演いただきます。
    伊藤建先生には、今年1月から全国で運用を開始した電子処方箋の取組状況についてご講演いただきます。電子処方箋は医療DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の柱の一つとして位置づけられています。電子処方箋をきっかけとした様々な医療DXの取り組みの最新状況をご講演いただけるものと考えます。

    1.「SS-MIX2の最新の普及状況(調査結果)について」
    福間 衡治 先生  SS-MIX 普及推進コンソーシアム

    2.「SS-MIX2 初級編」
    竹之内 喜代輝 先生 SS-MIX 普及推進コンソーシアム

    3.「電子処方箋の取組状況」
    伊藤 建 先生(厚生労働省)

    参加をご希望される方はすべて事前申し込みです。SS-MIX 普及推進コンソーシアムのホームページの「インフォメーション」に申し込み方法を記載する予定です。

    チュートリアル2
    医療機関において安心・安全に電波を利用するために -手引き(改定版)-

    開催日時 2023年6月29日(木) 10:40-12:40
    開催会場 第3会場[ライブ配信](会議場A2)
    オーガナイザー 花田 英輔(佐賀大学 理工学部)
    主催 総務省沖縄総合通信事務所、沖縄地域の医療機関における電波利用推進協議会
    座長
  • 赤嶺 史郎(南部徳洲会病院 臨床工学部)
  • 花田 英輔(佐賀大学 理工学部)
  • 演者
  • 「医療機関における安心・安全な電波利用の推進に向けた総務省の取組」
    上野 弘文(総務省沖縄総合通信事務所 総合通信調整官)
  • 「医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き(改定版)」
    花田 英輔(佐賀大学 理工学部)
  • ハートライフ病院における携帯電話使用規則作成の流れ
    仲松 晋也(社会医療法人かりゆし会 ハートライフ病院)
  • 次世代PHS「sXGP」普及への最新動向と事例紹介
    播口 仁朗(ビー・ビー・バックボーン株式会社)
  • 無線LANを中心とした院内のネットワーク管理
    福田 香奈絵(アライドテレシス株式会社 東日本プロジェクトマネージメント部)
  • 参加申込方法 以下のフォームで主催者が申込を受け付ける。
    <現地参加申込みフォーム>
    URL:hhttps://forms.gle/Ht8VpPwCKqsmVs856
    <オンライン参加申込みフォーム>
    URL:https://forms.gle/StZb13nsUPn7x54c7
    参加費 無料
    医療情報技師ポイント なし

    概要

    医療現場において情報通信基盤は必要不可欠なインフラである。また、今般の新型コロナ禍は、遠隔診療やオンライン面会などの目的での医療機関への無線通信の導入を推し進めた。
    平成28年に電波環境協議会が発行した「医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き」(以下、手引き)は、医療機関内において多く用いられる「医用テレメータ」、「無線LAN」、「携帯電話」を主な対象として、その導入方法、管理方法、および利用にあたって留意すべき点をまとめたものである。
    手引き発行から5年が経ち、その間、無線LANと携帯電話において新しい技術が普及すると共に、医療機器の電波耐性に関するJISが改定された。また、医療機関内において注意すべき点が明確化したことなどを受け、電波環境協議会は令和3年7月に手引きの改定版を発行した。改定版は、主な対象についてQ&Aを大幅に増やすと共に、医療機関内のエリア別の注意点を新たに加えるなど、より充実した内容となっている。またQ&A集等の抜粋やエッセンス版の作成など、より普及しやすい形式も作成した。
    本チュートリアルは、医療情報技術者に対して手引き(改定版)について説明し理解を深めてもらうことと共に、医療現場における電波利用の現状と問題点、対策を解説することを主な目的とする。今回は沖縄地域における電波管理のグッドプラクティスを紹介すると共に、院内PHSの今後の在り方、院内無線LANの管理の在り方について情報を提供する。
    参加者が各々の医療機関内において無線通信を適切に設置し管理することにより、電波を用いた通信を安心・安全に利用するようにできると共に、電波に関わるトラブルが引き起こすインシデントや医療事故を防ぐことが本チュートリアルの主な目的である。

    チュートリアル3
    医療機関に特有の事業継続課題をシナリオとするサイバー攻撃対策:
    1・対策のエッセンス、2・NISCシナリオベース訓練

    開催日時 2023年6月29日(木)10:40-12:40
    開催会場 第4会場[ライブ配信](会議場B1 2/3)
    オーガナイザー 松本 武浩(長崎大学病院 医療情報部)
    主催 日本医療情報学会 研修企画委員会
    座長 松本 武浩(長崎大学病院 医療情報部)
    演者
  • 山下 芳範(福井大学医学部附属病院 医療情報部)
  • 鳥飼 幸太(群馬大学医学部附属病院システム統合センター)
  • 参加申込方法 必要
    https://www.jami-symp.info/symp2023/から申し込みください。
    ※現地参加の方は、現地で受付いたします。技師ポイントはカードが必要です。
    参加費 無料
    医療情報技師ポイント 1ポイント

    概要

    サイバーセキュリティ対策は近年急速に関心が高まっており、対策についての検討が各施設で進行中であると推測され、職員全体がサイバーセキュリティ対策に対する共通の価値観ならびに実施イメージを共有するためには、本質的内容の反復的紹介が必要であると考えられる。具体的には、病院の医療情報部門がシステムやネットワーク導入時などで、設計や稼働にあたっての最低限の確認を行うための知識、継続的な運用の中でのチェックポイント、業務継続に対する備えとしての対応、内部での教育や訓練などを紹介する。上記に加えて、2022年12月に内閣サイバーセキュリティセンターにより開催された分野横断的セプター演習シナリオを踏まえ、医療機関特有の共通課題を抽出した模擬シナリオを作成し、参加者とのQ&A方式をとりながら医療機関におけるサイバーインシデント対応と復旧について理解を深める。
    医療情報担当者や医療情報技師が、今後求められる情報セキュリティ対応として実際の実務の中において、すぐに役立てられる内容として紹介を行う。

    チュートリアル4
    IHEから見たFHIR

    開催日時 2023年6月29日(木)10:40-12:40
    開催会場 第5会場[ライブ配信](会議場B2)
    オーガナイザー 安藤 裕(日本IHE協会)
    主催 日本IHE協会
    座長
  • 安藤 裕(日本IHE協会)
  • 細羽 実(日本IHE協会)
  • 演者
  • 「IHEから見たFHIR -FHIRとIHEの違い-」
    安藤 裕(日本IHE協会)
  • 「FHIRを使用する統合プロファイル」
    細羽 実(日本IHE協会)
  • 「FHIRに関連するコネクタソン」
    塩川 康成(日本IHE協会)
  • 「FHIRの実装は難しくない」
    木村 雅彦(日本IHE協会)
  • 参加申込方法
    日本IHE協会のホームページより以下のLINKまたはQRCODEを使用。
    https://ihe-j.sakura.ne.jp/event-info/modules/eguide/event.php?eid=90
    https://ihe-j.sakura.ne.jp/event-info/modules/eguide/event.php?eid=90
    参加費 無料
    医療情報技師ポイント 1ポイント(申請中)

    概要

     米国においてIHEの活動が開始され、すでに20年以上が経過しました。一般社団法人日本IHE協会 ( 以下、IHE協会 ) は、2001年からIHE-Jとして活動を開始し、医療情報システムにおける相互接続性と相互運用性の確保を推進してきました。
     IHEの活動における特徴として、ユーザとベンダが同じテーブルにつき、より良い医療情報システムを生み出すために、考え方や環境や背景などが異なる者が、お互いを尊重しつつ垣根を越えて議論する場が提供されていることがあげられます。

     今回のチュートリアルでは、最近注目され、急速に普及しつつあるFHIR(Fast Healthcare Interoperability Resources)を取り上げます。FHIRはHL7協会が開発し、医療情報のフォーマットとWEB技術を取り入れた転送プロトコルを定義しています。このFHIRに対応し、IHEでは多くのFHIRを用いた統合プロファイルが作成されています。今までIHEの統合プロファイル(業務シナリオ)では、HL7 Version2、Version3が長くデータフォーマットとして用いられてきました。しかし、FHIRの普及に伴い、データフォーマットと転送プロトコルにHL7 FHIRを用いた統合プロファイルが開発され、既存の医療情報システムにアドオンする形でFHIR対応となっています。
     チュートリアルは、IHEから見たFHIRというテーマで、FHIRとIHEの立場の違い、FHIRを使用する統合プロファイル、FHIRに関連するコネクタソン(接続試験)、FHIRを実装する場合のなどのテーマで講演を行います。FHIRとIHEを理解していただくと共に、多くの方々と同じテーブルを囲み<共通利用性のある未来の医療情報システム>を創造する機会にしたいと考えています。

    <プログラム>
  • IHEから見たFHIR -FHIRとIHEの違い- (安藤 裕・日本IHE協会)
  • FHIRを使用する統合プロファイル(細羽 実・日本IHE協会)
  • FHIRに関連するコネクタソン(塩川 康成・日本IHE協会)
  • FHIRの実装は難しくない -HAPI FHIRによるPDQm対応ファサード型FHIRサーバー入門-(木村 雅彦 日本IHE協会)
  • チュートリアル5
    HELICS(医療情報標準化推進協議会)チュートリアル

    開催日時 2023年6月29日(木)13:40-15:40
    開催会場 第3会場[ライブ配信](会議場A2)
    オーガナイザー 江本 豊(HELICS協議会 広報委員会)
    主催 医療情報標準化推進協議会(HELICS協議会)
    座長 江本 豊(HELICS協議会 広報委員会)
    演者
  • 「HELICS協議会活動概要」
    江本 豊(HELICS協議会)
  • 「「製造業者/サービス事業者による医療情報セキュリティ開示書」ガイド解説」
    下野 兼揮(JIRA)
  • 「電子処方箋の技術解説」
    新垣 淑仁(JAHIS)
  • 「厚生労働省の標準化に対する取り組み(仮題)」
    田中 彰子(厚生労働省医政局参事官(特定医薬品開発支援・医療情報担当)
    (医政局特定医薬品開発支援・医療情報担当参事官室長併任))
  • 参加申込方法 不要
    http://helics.umin.ac.jp/event_20230629pre.html
    参加費 無料
    医療情報技師ポイント 1ポイント

    概要

    医療情報標準化推進協議会(HELICS協議会)は、2001年に設立され、標準化活動をしています。その活動は、医療情報システムで扱う患者情報などを電子的に交換するための方法、コードや保存形式について、標準化団体間での一貫性のある活動を実現するために、標準化の方針と内容について協議しています。同時に、利用分野ごとに使用すべき標準規格を推奨し、指針を定め、医療情報標準化レポートを提供しています。HELICS協議会が指針として採択した27の標準規格のなかから、厚生労働省の保健医療情報標準化会議が審査して、厚労省標準規格が定められており、現在26の厚労省標準規格があります。チュートリアルの第1部ではHELICS協議会活動の概要と、最近の医療ICTのトピックスについて解説します。第2部で厚生労働省様より政策動向について説明していただきます。

    <プログラム>
    第1部
  • 1)HELICS協議会活動概要
    江本 豊(HELICS協議会広報委員会委員長)
  • 2)「製造業者/サービス事業者による医療情報セキュリティ開示書」ガイド解説
    下野 兼揮(JIRA)
  • 3) 電子処方箋の技術解説
    新垣 淑仁(JAHIS)

  • 第2部
    厚生労働省の標準化に対する取り組み(仮題)
  • 田中 彰子(厚生労働省医政局参事官(特定医薬品開発支援・医療情報担当)
    (医政局特定医薬品開発支援・医療情報担当参事官室長併任))
  • チュートリアル6
    二次利用ユーザーのためのデータ抽出、変換、登録(ETL)入門
    -ETLの理解がデータ活用の近道-

    開催日時 2023年6月29日(木)13:40-15:40
    開催会場 第4会場(会議場B1 2/3)
    オーガナイザー 本多 正幸(千葉大学)
    主催 SDMコンソーシアム
    座長 本多 正幸(千葉大学)
    演者
  • 「ETLプロセスの概要」
    鈴木 英夫(SDMコンソーシアム)
  • 「ETL開発の実際」
    山ノ内 祥訓(熊本大学)
  • 「PHRデータ利活用事始め(Apple Healthcareからのデータ取得と医療情報との連携)」
    内村 祐之(東京医科歯科大学)
  • 「病院内のデータマネジメント・利活用を目的としたETLの実績と考察」
    飯田 征昌(蒲郡市民病院)
  • 参加申込方法 不要
    参加費 無料
    医療情報技師ポイント 未定

    概要

    診療データの二次利用においては、必要なデータの探索と抽出をそれぞれのシステムメーカーに依頼するか、ユーザー自身が手動でデータ抽出まで行う必要がある。二次利用を行うユーザーにとって、メーカーに依頼する場合は、高額な委託費が必要となるケースもある一方、ユーザー側でデータを抽出するためには、データベースやツールのスキルを持つ人材の育成が重要であり、二次利用の推進のための要因になっている。
    二次利用ユーザーの立場からは、データ抽出までの負担を軽減する必要がある。そのためには、作業を外部委託する際も、ユーザー自身が、データ抽出から保存までの工程を管理できるようにすることが重要である。また抽出した診療データを多目的に利用するには、利用目的に適合した条件検索を可能にするようなDWHの構築が有効である。すなわち、ユーザー自身による診療データ利活用には、電子カルテなどからのデータ抽出とDWHへの保存、DWHからのデータ検索と加工、可視化など一連の技術を知識として習得する必要がある。
    本チュートリアルでは、データ抽出に関して、さまざまな方法や手順を紹介することで、基本的な知識を習得するとともに、ユーザー自身でデータ抽出作業の管理を行えるようになることを目指す。さらに、抽出したデータを共通データモデルのDWHに変換し登録し検索する方法に関して、設計、開発、テスト、検証方法を説明する。チュートリアルを通して、二次利用ユーザーがデータ抽出とDWHの運用、保守、およびデータの加工と可視化についての知識が習得でき、ユーザー自身による二次利用への展開も期待される。
  • ETLに関する一連のプロセス手順の解説
  • DWH構築事例におけるETLロジックの説明
  • Apple Healthcareからのデータ取得方法の紹介
  • BIツールを用いたリアルタイムダッシュボードと業務アプリケーションの構築事例の紹介
  • チュートリアル7
    HL7 FHIR JP Core 実装ガイドのご紹介

    開催日時 2023年6月29日(木)13:40-15:40
    開催会場 第5会場[ライブ配信](会議場B2)
    オーガナイザー 檀原 一之(日本HL7協会技術委員会副委員長、情報教育委員会委員長)
    主催 日本HL7協会
    座長 檀原 一之(日本HL7協会技術委員会副委員長、情報教育委員会委員長)
    演者
  • 木村 通男(日本HL7協会会長)
  • 宮川 力(株式会社ファインデックス パッケージ開発部)
  • 能崎 克行(富士通株式会社 ソーシャルソリューション事業本部 Healthy Living Digital Health事業部)
  • 参加申込方法 ■現地(チュートリアル会場)をお申込みの場合:
    → http://www.hl7.jp/seminar_entry/00219
    (申込みサイトは、5/29(月)から有効)
    ■Web配信をお申込みの場合:
    → http://www.hl7.jp/seminar_entry/00220
    (申込みサイトは、5/29(月)から有効)
    参加費 無料
    医療情報技師ポイント 1ポイント

    概要

    HL7は2019年1月に、FHIRの最初の正式バージョンR4をリリースしました。FHIRは、医療アプリケーション間で情報を交換するための、一貫性のある実装が容易なメカニズムを提供することを目指しています。
    FHIRは、米国のMeaningful Use Stage3でドキュメント交換のための標準として採用され、2019年の1月の米国ISA(Interoperability Standards Advisory、ONC)に採用されています。
    HL7は2023年3月に、FHIRの最新バージョンR5をリリースしました。
    日本では、JAMI NeXEHRS課題研究会 HL7 FHIR 日本実装検討WGの活動で作成されたImplementation Guide(実装ガイド)で、FHIRを日本国内で実装する上での規則や注意事項が公開されています。
    本チュートリアルは、HL7 FHIRの背景、HL7 FHIR JP Core 実装ガイド、実装ガイドの作り方について紹介していただきます。

    ■プログラム
  • HL7 FHIRの背景
    日本HL7協会会長 木村 通男
    【概要】
    HL7協会の最新の活動状況、最新のFHIRに関する国内外の動向について解説します。

  • HL7 FHIR JP Core 実装ガイドのご紹介
    株式会社ファインデックス 宮川 力
    【概要】
    HL7 FHIR JP Core 実装ガイドが作られた背景や活用方法についてご紹介いたします。

  • HL7 FHIR JP Core 実装ガイドの作り方 環境編
    株式会社ファインデックス 宮川 力
    【概要】
    GitHubを用いたソース管理方法を解説します。

  • HL7 FHIR JP Core 実装ガイドの作り方 実装編
    富士通株式会社 能崎 克行
    【概要】
    FHIR Shorthand、IG Publisherを用いて実装ガイドを作成する方法の概要を解説します。
  • チュートリアル8
    「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版」改定の概要

    開催日時 2023年6月29日(木)16:00-17:30
    開催会場 第3会場[ライブ配信](会議場A2)
    オーガナイザー 岡峯 栄子(一般社団法人医療情報安全管理監査人協会)
    主催 一般社団法人医療情報安全管理監査人協会
    座長
  • 蒲池 直樹(一般社団法人医療情報安全管理監査人協会)
  • 岡峯 栄子(一般社団法人医療情報安全管理監査人協会)
  • 演者
  • 「「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版」改定の概要」
    山本 隆一(一般財団法人医療情報システム開発センター)
  • 参加申込方法 事前申し込みは不要です。詳細は以下から確認して下さい。
    http://www.imisca.jp/swfu/events/event_i20230629_pre.html
    参加費 チュートリアル参加費は無料。資料は希望者へ2,000円で頒布します。
    医療情報技師ポイント 1ポイント

    概要

    医療情報システムの安全管理に関するガイドラインが、第5.2版から第6.0版に改定される。いよいよ2023年4月から保険医療機関、薬局のオンライン資格確認導入が原則義務化されるが、これを踏まえたネットワーク関連のセキュリティ対策について対応した改定が行われた。また、全体の構成も見直され、経営管理(ガバナンス)編、企画管理(マネジメント)編、システム運用(コントロール)編の3編構成となる。別添資料としてQ&Aや用語集などが整備され、オンライン資格確認導入の診療所や小規模医療機関向けの特集もされるなど、より読み手ごとに分かりやすくなるよう構成される。
    近年、医療現場ではクラウドシステムが利用されているが、複数の事業者が関与するケースがあり複雑である。委託における責任分界、接続する機器などの安全性の確認、ソフトウェアの構成管理、バージョンアップを含む保守など、クラウドサービスを利用する場面を踏まえた対策が追記された。ネットワークについては、オープンなネットワークと接続的が限定され管理されているものについて、ゼロトラストネットワーク型思考を取り入れた考え方が整理された。また、非常時の運用について、災害時、サイバー攻撃時、システム障害時ごとに具体的な対応について整理された。さらに本人確認(身元確認と当人認証)の手段に求められる信頼性の考え方が示されると共に、オンライン資格確認に必要なネットワーク機器などの安全管理措置がQ&Aに記載される。
    本チュートリアルでは、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版」改定の概要とポイントをお届けする。

    チュートリアル9
    HL7 FHIRハンズオン:Pythonを利用しFHIR REST APIを操作する

    開催日時 2023年6月29日(木)16:00-18:00
    開催会場 第4会場[ライブ配信](会議場B1 2/3)
    オーガナイザー 土屋 喬義(一般社団法人日本Mテクノロジー学会)
    主催 一般社団法人日本Mテクノロジー学会
    座長
  • 土屋 喬義(一般社団法人日本Mテクノロジー学会)
  • 本多 正幸(一般社団法人日本Mテクノロジー学会)
  • 演者
  • 鳥飼 幸太(群馬大学医学部附属病院)
  • 山ノ内 祥訓(熊本大学附属病院)
  • 土井 俊祐(千葉大学医学部附属病院)
  • 参加申込方法 必要
    方法:https://www.mta.gr.jp/tutorial/
    参加費 2,000円
    医療情報技師ポイント 1ポイント

    概要

    次世代医療標準であるHL7 FHIRは、HL7規格として初めてWebを前提とした仕様を採用したことにより、実装性と運用性に優れた規格であることが注目されている。これまで我が国ではFHIRアプリケーションのオープンな開発環境に乏しいことが課題となっていたが、2022年11月に日本版仕様であるJP Coreのver1.1.1がリリースされたほか、同12月にはFRUCtoS Japanが公開しているFHIRサーバである「OpenFRUCtoS」もver 2.0へのメジャーアップデートがあり、準備が整いつつある。本チュートリアルでは、「HL7 FHIRの最もモダンな部分」と評されるRESTの利用に際して、RESTの基礎知識について確認したのち、FHIRにおけるREST APIの利用方法について詳しく解説する。その後、実際のFHIRサーバを利用したハンズオンを通して、Pythonを利用した入出力プログラム作成、およびWebアプリケーションの実装を体験し、FHIR REST APIの基本的な操作方法を理解することを目標とする。
    ハンズオンでは、FHIRサーバに対してREST APIを利用したデータ入出力を、Python環境を用いて体験する。FHIRサーバには各RESTfulインタラクションが用意されており、データの入出力は基本的にhttp通信によって送受信することができる。ここでは日本医療情報学会課題研究会・FHIR研究会が用意するFHIRサーバを利用し、FHIRデータをREST APIで利用される各メソッド(GET/POST/PUT/PATCH/DELETE)で操作するプログラムを、参加者自身の環境で実装する。また、応用編としてPythonにおいてflaskやpdfを操作するモジュールを用い、Webアプリケーションとして生成された文書をpdf表示・保存するプログラムの作成についても紹介する。
    本チュートリアルは”中級編”の位置づけのハンズオンであり、Pythonの操作について、環境構築や基本的なプログラムの実行手順など初歩的な取り扱いを理解している受講者を対象とする。なお、プログラムは動作確認した完成版を合わせて配布するので、プログラムを実行したことがある方なら参加可能で、また聴講のみであれば誰でも受講できる。受講者にはチュートリアル実施に必要な資料やプログラムを事前に配布し、インストール等の事前準備をお願いする。

    チュートリアル10
    BI(Tableau)を使ってNDBや病床機能報告を可視化する実践的手法

    開催日時 2023年6月29日(木)16:00-18:00
    開催会場 第5会場(会議場B2)
    オーガナイザー 宮原 勅治(岡山県備北保健所)
    主催 岡山県備北保健所
    座長 宮原 勅治(岡山県備北保健所)
    演者
  • 「BI(Tableau)を使ってNDBや病床機能報告を可視化する実践的手法」
    宮原 勅治(岡山県備北保健所)
  • 参加申込方法 不要
    参加費 無料
    医療情報技師ポイント 1ポイント

    概要

    効率的な医療提供体制を構築するために, NDB オープンデータを用いて地域の将来の医療需要を推計し,病床配置や医療経営へ活用する手法を提示する. この推計方法は,将来の地域の病床配置や病院の経営戦略を考える場合の基礎データを提供できる.また、2025 年に向けて,各自治体では地域医療構想を策定しなければならない時期にかかっており,地域の効率的な医療提供体制を構築するためには,まず地域の医療需要を把握する必要がある.
    こうした時期に,データを基(Data Driven)にした地域や病院周囲の医療需要や医療提供体制を可視化できるスキルを身につけることは,医療情報技師としての活躍の場を広げるための好機ともなろう.
    当日はチュートリアル用のテキストとして,実践的マニュアル(約70ページ)をダウンロードして参考資料に供するので,ノートPCなどをご用意いただきたい.
    このチュートリアルでは医療情報技師ポイント1が得られる.

    チュートリアル募集要項

    第27回日本医療情報学会春季学術大会シンポジウム2023では、会期初日の2023年6月29日(木)でチュートリアルを公募します。
    オーガナイザーとなる方は、下記の要領に従って企画書を提出してください。

    演題募集期間

    2022年12月23日(金)~2023年2月14日(火)

    チュートリアルの募集を終了いたしました。
    多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました。

    募集要領
    (1月26日更新)

    • 募集テーマ

      第27回日本医療情報学会春季学術大会・大会テーマは「持続可能な医療・介護の実現 ~医療情報のさらなる社会貢献を目指して~」です。

    • 発表言語

      日本語 または 英語としてください。

    • 応募資格

      日本医療情報学会会員であることとします。
      座長、発表者は非学会員でも構いません。

    • 演題募集期間内に、必ず企画書を提出してください。 ※締切厳守

    • オーガナイザーのみに論文を投稿していただきます。

    • 開催概要

      会場:本大会よりご提供いたします。
      ※対象者が大会参加登録者のみの場合→会場費は徴収いたしません。 大会参加登録者以外が含まれる場合→会場費として5万円(税別)を徴収いたします。 会費:オーガナイザーが各自設定し、徴収が可能でございます。
      申込:事前申込等がある場合は、オーガナイザーが独自で受付をお願いいたします。
      参加対象者:各セッションで募集  ※一般公開も可
      医療情報技師ポイント:オーガナイザーにて申請をお願いいたします。
      開催形式:現時点では現地開催を予定しております。

    申し込み方法

    下記の申込書(企画書)をE-mailに添付して、運営事務局宛に提出してください。

    申し込み先

    【運営事務局】

    第27回日本医療情報学会春季学術大会 運営事務局
    株式会社コンベンションリンケージ LINKAGE沖縄
    〒901-2224 沖縄県宜野湾市真志喜2-8-8
    E-mail: jami2023@c-linkage.co.jp
    件名は、「チュートリアル申し込み」としてください。

    企画の採否について

    • 応募されたチュートリアルはプログラム委員会で選定します。応募を多数いただいた場合は企画内容等により開催のご希望に添えない場合がございますのでご了承ください。
    • 採否については、2023年3月中旬頃にオーガナイザー宛にE-mailにて通知します。
    • 採択後、演題抄録の送付を行っていただきます。その際、発表者全員の演題、氏名、所属、連絡先E-mailを登録してください。

    版権・著作権について

    演題申込時の抄録ならびに論文集原稿の版権は日本医療情報学会に移譲されるものとします。これには、抄録集の作成と配布、論文集の作成と配布、およびこのいずれかを全体として将来再利用し、配布することが含まれます。著作権は著者に帰属し、ウェブ上で公開することについては著者の承諾を得るものとします。

    利益相反(COI)について

    当日の発表時に利益相反についての情報開示をお願いします。
    口演発表の最初に利益相反自己申告に関するスライドを加えてください。

    【COI申告スライド例】

    申告すべきCOIが無い場合

    申告すべきCOIが無い場合

    申告すべきCOIが有る場合

    申告すべきCOIが有る場合

    なお今後、上記内容に変更等が発生した場合はホームページにてご案内させていただきます。定期的にホームページの更新内容にご注意いただけますようお願いします。

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