ご挨拶
- 第27回日本冠動脈外科学会学術大会
会長 高木 靖
(藤田医科大学 心臓血管外科学講座 教授)
このたび第27回日本冠動脈外科学会学術大会を2023年7月13日(木)、14日(金)に名古屋駅の近くにある名古屋コンベンションホールにおいて開催させていただくことになりました。私ども藤田医科大学心臓血管外科教室にとりましても大変光栄なことであり、いろいろな意味で熱い名古屋に皆様をお迎えしようと思っています。会場は名古屋駅からあおなみ線で一駅目の「ささしまライブ駅」のすぐ近くで、アクセスも良く近代的な洗練された雰囲気の場所です。
コロナ禍も2年を超えており、この間日本では行動制限により人流が制限され、海外との交流も極端に少なくなっておりました。学会もWeb開催が主体となって、議論もあまり盛り上がらない状況も続いております。しかしながら、すでに海外ではコロナに対する制限はほとんど撤廃されてウィズコロナの時代に突入しており、日本でも近いうちにそちらへ舵を切らざるを得ない時期となって来ております。
本学会のテーマは、「新たなるステージへ -技と叡智の継承-」と致しました。ウィズコロナという新しい時代に入るという意味と、これからの冠動脈外科の新しい時代への期待を込めてこのテーマを決めました。また、心拍動下冠動脈バイパスで得た多くの技術や知見を、学会を通して後世に伝えていくということも我々の大切な仕事と考えておりますし、さらに新しい時代の冠動脈バイパス手術も模索して行きたいとも考えております。
この時期の名古屋は大変蒸し暑い時期ではございますが、ホテルも隣接しており、駅も近いため快適に時間を過ごすことができると思いますし、名古屋飯を食べていただいたり、岐阜・三重を含めた歴史的な名所、もしくは最近の人気スポットなどを観光されるのも良いのではと思います。是非、多くの方にご参加いただけることを願っております。