第50回日本大腸肛門病学会九州地方会(The 50th Annual Meeting of Japan Society of Coloproctology, Kyushu) 第41回九州ストーマリハビリテーション研究会(The 41st Annual Meeting of Society for Kyushu Stoma Rehabilitation)

会長挨拶

会長

第50回日本大腸肛門病学会九州地方会
第41回九州ストーマリハビリテーション研究会
会長 平田 敬治
産業医科大学第1外科

この度、第50回日本大腸肛門病学会九州地方会・第41回九州ストーマリハビリテーション研究会の会長を仰せつかり、2025年10月4日(土)に北九州国際会議場(北九州市)において開催させていただくこととなりました。産業医科大学第1外科としましては第10回(昭和60年)を大里敬一先生が、第23回(平成10年)を伊藤英明先生が開催されて以来となります。大腸肛門病学に携わる内科医・外科医・肛門科医、さらには放射線科医・病理医が、くわえて創傷・ストーマ・失禁ケアに携わる看護師をはじめとしたコメディカルスタッフが一同に会する貴重な機会であり、大変光栄なことと教室員一同感謝申し上げますとともに、責任の重さを感じております。

さて、今回のテーマは「千思万考(せんしばんこう)〜大腸肛門・ストーマの多様性に想いを巡らせる〜」とさせていただきました。近年の大腸肛門病学・ストーマに関する医療の進歩に想いを巡らせると、IBD領域における生物学的製剤の飛躍的な進歩、大腸外科における低侵襲手術の進歩・ロボット支援下手術の普及、悪性疾患に対するがんゲノム医療の進歩、直腸癌における永久ストーマの減少・一時的ストーマの増加、肛門外科における古典的手術から新規手術手技・治療法の開発、排泄ケア関連器具の進歩、と枚挙にいとまがありません。ただ、残念ながら緊急手術・拡大手術・Polysurgery・周術期合併症などによる創傷・ストーマ・排泄管理の困難症例に遭遇する機会はなくなりません。このような大腸肛門病学・ストーマおよび排泄ケアに関する多様性に参加者一同で想いを巡らせ、ひいてはすべての知見が患者さんに還元されることを願ってやみません。また地方会という特色を活かした、次世代の大腸肛門病学・ストーマリハビリテーション学を担っていただく若手の学術集会発表の登竜門となれば幸いです。

産業医科大学第1外科医局・同門会、そして産業医科大学病院看護部一同で、有意義な学術集会となるよう鋭意準備を進めております。2025年10月4日の「第50回日本大腸肛門病学会九州地方会・第41回九州ストーマリハビリテーション研究会」、ぜひブックマークしていただき、一人でも多くの皆様がご参加くださいますよう心よりお待ち申し上げます。

2024年9月吉日

第50回日本大腸肛門病学会九州地方会
第41回九州ストーマリハビリテーション研究会
会 長 平田 敬治(産業医科大学第1外科)
副会長 山田 陽子(産業医科大学病院看護部)
事務局 永田  淳(産業医科大学第1外科)

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