ご挨拶
第7回JSCRSウィンターセミナー 世話人代表
順天堂大学医学部附属静岡病院 太田 俊彦
このたび第7回JSCRSウィンターセミナーを開催させていただくことになりました。
これもひとえに皆様方のJSCRSへの多大なご協力とご支援の賜物であり、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
JSCRSウィンターセミナーは、白内障手術をこれから始める術者やより上達したい術者、経験豊富でなおかつ最新の知識を得たい術者たちが毎年約300名参加する、総会とは少し趣の異なるセミナーです。こちらは小規模の勉強会の趣で、より実際的なセミナーと私は位置づけています。
昨年は、ALL-NEW Smart Cataract Surgeryと題して、プログラムを一新させて、実践的でなおかつ最新の話題を提供して好評を得ました。今年はよりパワーアップした内容を参加される皆様方にお届けできればと考えています。具体的には、ご参加いただいた先生方に楽しんでいただきながらも、明日の手術からお役立ていただける「より実践的な」セミナーを重要コンセプトとして企画いたしました。
初日の夜は、昨年より始めた新企画でOPL in Japanと題し、全国の腕自慢、口上自慢が、複数名でチームを組み、制限時間内に次々とimpressiveなビデオとその解説をしてゆき、参加者のジャッジを仰ぐという新しくexitingなコーナーで盛り上がっていただきます。そして2日目は一転、経験豊富なレジェンドの先生たちに、白内障手術の様々な局面で日常的に遭遇する小さな問題を一気に解決させる流石のアイデアをお話しいただく「俺の白内障手術」のコーナー、もう一つは、白内障手術の基本的な手術手技から最新の話題まで、トレンドをまじえたレクチャーで頭の整理をしていただくセッション「白内障手術~日本一受けたい授業」で、参加された皆様方の翌日からの手術のステップアップをお約束いたします。
それでは、師走のご多忙な時期ではありますが、皆様方にお会いできることを世話人一同楽しみにお待ち申し上げております。