第82回九州山口薬学大会 第82回九州山口薬学大会

ご挨拶

第82回九州山口薬学大会
大会実行委員会 実行委員長 
田代 浩幸

(一般社団法人 長崎県薬剤師会 会長)


9月23日と24日の両日、第82回九州山口薬学大会を長崎県にて開催します。大会テーマは、「新時代を生き抜く~地域医療の架け橋となれ薬剤師!~」です。西洋医学伝来の地出島がある長崎市にて開催します。
 鎖国時代に唯一開かれていた長崎は、西洋医学の発祥地として良く知られております。オランダ商館医たちが伝えた近代医学は、日本の医学の発展の礎であり、現代の感染症医療へと引き継がれています。そして、医師シーボルトを陰で支えた薬剤師ビュルガーは、「日本最初の近代的薬剤師」と言えます。
 この大会は、新型コロナウイルス感染症の位置付けが5類感染症へと変更になった事から、リアル参加としました。九山大会としましては、4年ぶりとなる懇親会も開催致します。会場は、今年5月にG7長崎保健大臣会合のメイン会場となった「出島メッセ」です。長崎駅とは、屋根付きペデストリアンデッキで直結されておりアクセスも良く、長崎市の交通の拠点と繋がっています。
 今回の大会では、我々薬剤師の専門性を高める取り組み、医療DXへの取り組み、地域包括ケアシステムやがん薬物療法への取り組み、他職種との連携などをキーワードとしたシンポジウムとポスター発表、企業展示ブース等のプログラムを組み、魅力ある九州山口薬学大会を企画しております。
 長崎県は観光でも魅了する県です。島の数は日本一を誇り、五島列島、壱岐、対馬など594個の島があります。透き通った海に囲まれた美しい島々には、自然や歴史、豊富な魚介類などの島の恵み、たくさんの魅力が詰まっています。県内の世界遺産である「明治日本の産業革命遺産」と「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」や、日本遺産の第1号に認定された「国境の島 壱岐・対馬・五島」など魅力が一杯です。
 開催地となる長崎市は、古くから海外文化の影響を受けた国際色豊かな街であり、その夜景は「世界新三大夜景」に選ばれています。
 また海に囲まれている事から魚は豊富で、鯛やあじ、牡蠣、伊勢海老など新鮮な魚介類を堪能できます。長崎グルメの代表チャンポン、皿うどん、トルコライス等是非ご賞味下さい。

多くの皆様の参加を心よりお待ちしています。

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