会長挨拶
ご 挨 拶
九州連合産科婦人科学会
九州ブロック産婦人科医会
会員各位
九州連合産科婦人科学会ならびに九州ブロック産婦人科医会の皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
このたび、第79回九州連合産科婦人科学会ならびに第73回九州ブロック産婦人科医会を令和4年5月21日(土)、22日(日)の2日間、長崎市のホテルニュー長崎で開催させていただくことになりました。
新型コロナウイルス感染拡大の第6波も収束したとは言えない状態が続いております。慎重な協議を重ね、土曜日に予定していた懇親スポーツ大会は全て中止いたします。そこで、土曜日には、若手医師に交流の機会を持っていただくために、日本産科婦人科学会未来委員会の協力も得て、研修医・医学生向けのハンズオンセミナーを開催する予定です。
日曜日の学術講演会は、特別講演の講師として、大阪大学産科婦人科学教室教授で日本産科婦人科学会理事長の木村 正先生をお迎えいたします。ワークショップは、今取り組むべき課題の一つである「働き方改革」をテーマに取り上げました。会員の皆様には、九州の産婦人科医療における働き方改革の現状と今後の対応について、情報共有の機会にしていただきたいと考えております。また、「働き方改革」で医療の質を保つためには、時間外労働時間の短縮だけでなく、自己研鑽を如何に行うのか考える必要があります。そこで、指導医講習会のテーマとして「医療教育」を取り上げ、日本産科婦人科学会で教育奨励賞を受賞された鳥取大学産婦人科の小松宏彰先生と新潟大学産婦人科の磯部真倫先生にご講演いただきます。また、日進月歩の産婦人科医療における様々な最新知見を学ぶ機会として、日本人類遺伝学会理事長の小崎健次郎先生、日本小児感染症学会理事長の森内浩幸先生はじめ各領域のトップランナーによる8つのセミナーを企画しております。
開催形態は、現地開催とオンデマンド配信のハイブリッド形式で準備しております。感染拡大の状況にもよりますが、対面での発表の機会が限られている若手医師の皆様には、活発な議論の場を提供したいと考えております。また、本学術集会の会場において、産婦人科診療ガイドライン産科編2023の第1回コンセンサスミーティングを現地参加とリアルタイム配信で併催いたします。春の長崎で、学問はもちろん観光なども楽しんでいただけると幸甚です。多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。
令和4年4月吉日
第79回九州連合産科婦人科学会
会長 三浦 清徳
第73回九州ブロック産婦人科医会
会長 平川 俊夫