日本睡眠学会 教育委員会 セミナー『不眠症の認知行動療法』ワークショップ2017

概 要
現在、米国において認知行動療法は、不眠症に対する標準治療に位置づけられています。慢性不眠障害(原発性不眠症や精神生理性不眠などの一次性不眠症、ガンや疼痛、うつ病に伴う二次性不眠症を含む)、高齢者の不眠症、睡眠薬長期服用中の不眠症などに対する有効性が指摘されており、最近の研究では、認知行動療法による不眠症状の改善に伴って、(1)うつ病の中核症状、(2)ガン患者の疲労感の軽減をもたらすこと、(3)認知行動療法が睡眠薬の減量を促進すること等が示されています。このワークショップでは、不眠症に対する認知行動療法の理論と効用について解説するとともに、その中核となる技法を実習します。

ベーシックコース

目 的: CBT-Iの基礎理論の理解と基礎技法の習得
対 象: CBT-Iに興味を持っている人(定員100名)
日 時: 2017年7月1日(土) 9:30〜16:30
料 金: 7,000円(但し、学会参加者は4,000円)
教 材: 不眠症の認知行動療法マニュアル(日本睡眠学会教育委員会標準テキスト)
会 場: 秋葉原コンベンションホール 5F 会議室5b

プログラムおよび講師

司会:
田中 秀樹 広島国際大学 心理学部 心理学科
CBT-I総論とアセスメント

9時35分〜10時25分

担当:
綾部 直子 国立精神・神経医療研究センター精神生理部
睡眠教育・睡眠衛生指導

10時30分〜11時20分

担当:
亀井 雄一 国立精神・神経医療研究センター 睡眠障害センター
睡眠スケジュール法

11時25分〜12時15分

担当:
岩下 正幸 東京慈恵会医科大学 精神医学講座
質疑応答

12時15分〜12時30分

昼休み

12時30分〜13時20分

漸進的筋弛緩法

13時20分〜14時10分

担当:
鈴木 貴子 東京慈恵会医科大学葛飾医療センター 精神神経科
終結と再発予防、ホームワークがうまくいかない時の対応

14時15分〜15時05分

担当:
中島 俊 帝京大学文学部心理学科
CBT-Iの職場、地域での活用(セルフヘルプによるCBT-Iの実践)

15時10分〜16時00分

担当:
足達 淑子  あだち健康行動学研究所
総合討論

16時00分〜16時30分

※参加者には、ワークショップ終了後に修了書をお渡しします。
参加希望の方は、申込Webサイトよりお申し込み下さい。 定員に達し次第、締め切らせていただきます。

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アドバンスコース

目 的: 難治例に対して、CBT-Iを提供する際のスキルの獲得
対 象:
  • 日本睡眠学会主催のCBT-Iワークショップ(6時間・ベーシッククラス)もしくは、国立精神・神経医療研究センター主催のCBT-I研修(ベーシックコース)を受講済みであること
  • 実臨床において、CBT-Iの実践経験が1例以上あること(定員30名)
日 時: 2017年7月1日(土) 9:30〜16:30
料 金: 7,000円(但し、学会参加者は4,000円)
会 場: 秋葉原コンベンションホール 5F 会議室5a

プログラムおよび講師

司会:
山寺 亘 東京慈恵会医科大学 葛飾医療センター 精神神経科
「不眠症の認知行動療法マニュアル」の説明

9時30分〜10時25分

担当:
岡島 義 早稲田大学人間科学学術院
動機づけ面接を利用したCBT-I

10時30分〜11時30分

担当:
田中 春仁 岐阜メイツ睡眠クリニック
岡崎メイツ腎・睡眠クリニック
質疑応答

11時30分〜11時50分

昼休み

11時50分〜12時50分

症例検討1(SVシステムを用いた実践)

12時50分〜14時20分

担当:
陣内 彩音 ウェルネス望洋台医院
症例検討2

14時30分〜16時00分

担当:
岡島 義 早稲田大学人間科学学術院

※症例検討のコメンテーター:山寺 亘、田中 春仁、岡島 義

総合討論

16時00分〜16時30分

※参加者には、ワークショップ終了後に修了書をお渡しします。
参加希望の方は、申込Webサイトよりお申し込み下さい。 定員に達し次第、締め切らせていただきます(臨床心理士資格保有者は資格更新ポイントが付与される予定です)。

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連絡先

日本睡眠学会事務局
〒102-0075 東京都千代田区三番町2 三番町KSビル
(株)コンベンションリンケージ内
TEL:03-3263-8697 FAX:03-3263-8687
URL:http://www.jssr.jp/

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