大会長ご挨拶
- 第45回日本超音波検査学会学術集会
- 大会長 筑地 日出文
- (公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院)
向寒の候,会員の皆様におかれましては,時下ますますご清祥の段,お慶び申し上げます.
このたび第45回日本超音波検査学会学術集会は新型コロナウイルス(COVID-19)感染の影響により,広島での現地開催は断念し,完全Web形式として,2020年12月19日(土)~2021年1月31日(日)に開催させていただくことに決定しました.(ライブ配信:2020年12月19日(土)~2020年12月20日(日),オンデマンド配信:2020年12月19日(土)~2021年1月31日(日))
今回のテーマは変更せず,「いざ,出陣!新たなる超音波の世界へーJSSが放つ3本の矢!!Quality,Modality,Safetyー」
とさせていただきます.
本学術集会では一般演題やYIAはもとより,教育講演3題,日本超音波医学会との共同企画,日本循環器学会との共催シンポジウム,安全委員会との共同企画,各領域のシンポジウムやパネルディスカッション,特別企画2題,教育セミナー14題,企業セミナー3題などの企画を通して,メインテーマに迫りたいと思います.教育講演は特定非営利活動法人アカデミック・ハラスメントをなくすネットワークの御輿久美子先生に「指導とパワハラ」について,JA広島厚生連尾道総合病院の花田敬士先生に「膵癌早期診断における超音波検査の役割」について,産業医科大学病院の竹内正明先生に「研究デザインの立て方と統計の考え方」についてご講演をお願いしています.特別企画では昨年度から開始した画像コントロールサーベイの2019年度の設問解説を行います.
また本学術集会は完全Web開催となりますが,各位には通常の現地開催以上にご満足をしていただけるようなWeb開催になるよう,関係各位で準備を進めております.
本学術集会を通して,超音波に関係する各位が同じ空間を共有することにより,何か一つでも多くの有益な情報取得ができる場となるようにと関係者一同,願っております.今後の開催状況,詳細につきましては,確定次第,随時,ホームページにてご案内,ご依頼させていただきます.
10月14日から事前参加登録を開始しておりますので多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます.
また引き続き関係者の皆様のご理解とご協力のほど,どうぞよろしくお願い申し上げます.
2020年11月吉日