ご挨拶
第20回日本抗加齢医学会総会に関するお知らせ
会員各位
新型コロナウイルス感染症が世界で猛威を振るっています。会員の皆さまの中にも、見えないウイルスの研究、感染者の治療、また治療薬、ワクチンの開発など研究者としてご尽力をいただいている方も多いと思います。
多くの医療従事者の皆さまの日頃のご努力に心より感謝申し上げます。
さて、第20回日本抗加齢医学会総会開催にあたりましてご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
本会は6月の新潟朱鷺メッセでの開催を延期とし、9月25日(金)~27日(日)の東京・浜松町コンベンションホールでの現地開催とWEBライブ・オンタイム配信、ならびに事後のオンデマンド配信のハイブリット方式で開催することといたし、現在鋭意準備を進めております。
ご講演者の発表形式は、発表者の皆様のご都合に合わせ、現地での発表ないしは事前に収録いただいた動画をWEB上でオンタイム配信させていただく形としました。
プログラムの開催形式は「ハイブリッド開催における変更事項」のページをご確認ください。当日ご来場いただける参加者の皆様には、会長特別プログラムなど現地開催のみのプログラムもお楽しみいただけます。当日ご来場がかなわない参加者の皆様にもWEB上で一部を除くほぼすべてのプログラムをご視聴いただける予定です。
また、事後にオンデマンドでご覧いただくプログラムも用意します。当日のご参加と合わせて、ご利用ください。
なお、感染防止に備え、すべて参加受付は事前参加登録制とさせていただきます。当日及び事後の受付は対応できませんのでご了承ください。
当日会場への来場者様の把握のため、参加証は現地でのお渡しとさせていただき、事前にお送りいたしません。
会場でも感染防止対策を実施させていただきますので、ご協力のほどお願い申し上げます。
今後COVID-19感染状況によっては、現地開催がすべてWEB上の配信のみとなる可能性もあります。開催形態の変更がありましたら速やかにお知らせいたします。
会員の皆様におかれましては、ご不便をおかけいたしますことお詫び申し上げますとともに何卒ご自愛賜り、引き続きの本会の開催に向け、ご協力賜りますようお願い申し上げます。
一般社団法人日本抗加齢医学会 理事長 堀江 重郎
第20回日本抗加齢医学会総会 会 長 南野 徹
- 第20回日本抗加齢医学会総会
- 会長南野 徹
- (順天堂大学大学院医学研究科循環器内科)
この度、第20回日本抗加齢医学会総会会長を拝命いたしました順天堂大学循環器内科の南野 徹です。本学会も20年目を迎え、単にアンチエイジングを議論・実践するに留まらず、新たな局面へと向かいつつあります。そこで今回の総会では、本学会が「サイエンスに基づいた抗加齢医学の発展を目指す」ことを「新潟宣言」として宣誓したいと考えています。
その糸口として本総会では、カロリー制限など基礎的エビデンスのある食事療法に関する臨床的エビデンスやサプリ・食品などの有効性に関する科学的エビデンスなどについて、「Healthy Agingのための学会ステートメント(ガイドライン)作成」を目指す企画を計画しています。また、「科学的根拠に基づくアンチエイジング治療開発のロードマップ」について、パネルディスカッションを行うことで、さらなるイノベーションに繋げていきたいと考えています。
また、「Beyond 人生100年時代」に向けてどの様な抗加齢医学の展開が期待されるのか議論できる様な企画も計画しています。特別講演には、細胞老化研究分野で世界的な研究者であるManuel Serrano博士やKenneth Walsh博士の招聘を計画しています。今後本学会をさらに国際的な学会とすることを目指すため、国際老年協会(IAGG)の重要メンバーなども招聘する予定です。
写真は30年ほど前の私のものですが、この辺りまでは若返りができないかと、現在、老化細胞除去治療(Senolysis)の研究も行なっておりますので、本総会においてその成果についてもご紹介したいと思います。
是非、総会へのご参加をお待ちしております!