開催記録 第82回閉塞性肺疾患研究会
（通算第102回肺気腫研究会）
| 日時 | 2011年1月22日（土）9:00～16:30 |
|---|---|
| 場所 | 大手町サンケイプラザ 4Ｆ |
プログラム
午前の部：一般演題（9：00～10：00）
1．気道リモデリングにおけるインテグリンβ 8 の役割
- Department of Pathology, University of California, San Francisco, CA1)、
- 東京慈恵会医科大学 内科学講座 呼吸器内科2)
○ 北村 英也1) 2)、Stephanie.Cambier1)、皆川 俊介1) 2)、荒屋 潤2)、中山 勝敏2)、桑野 和善2)、Stephen.L.Nishimura1)
2．タバコ煙抽出液曝露によるマウス肺胞マクロファージでのエフェロサイトーシス能低下にはヒストン脱アセチル化酵素/CD9/Rac 系の障害が関与する
- 九州大学大学院医学研究院附属胸部疾患研究施設1)、
- 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科呼吸器内科学2)
○ 野田 直孝1) 、松元 幸一郎1)、浅井 友香里1)、北島 裕子1)、松永 悠子1)、神尾 敬子1)、福山 聡1)、高山 浩一1)、井上 博雅2)、中西 洋一1)
3．マウス喫煙誘導肺気腫モデルにおけるカタラーゼの役割
北海道大学大学院 医学研究科 呼吸器内科学分野
○ 猪又 崇志、別役 智子、長井 桂、西村 正治
午前の部：一般演題（10：00～11：00）
4．COPD進展におけるHypoxia Inducible Factor-1α(HIF-1α) 関与の重要性
- 信州大学内科学第一講座1)、
- Pulmonary and Critical Care Medicine Division and Victoria Johnson Center for Obstructive Lung Diseases, Virginia Commonwealth University2)
○ 安尾 将法1) 2)、野村 弥生1)、花岡 正幸1)、Norbert F. Voelkel2)、久保 惠嗣1)
5．COPDの病態およびうつ症状発現におけるセロトニントランスポーター遺伝子多型の役割に関する研究
日本医科大学 内科学講座 呼吸器・感染・腫瘍部門
○ 石井 健男、若林 律子、黒崎 央子、弦間 昭彦、木田 厚瑞
6．呼吸器疾患におけるsiRNA 創薬の進歩
三重大学呼吸器内科1)、三重大学免疫学2)
○ 小林 哲1)、E. C. Gabazza2)、大西 真裕1)、浦和 昌史1)、内藤 雅大1)、藤原 篤司1)、高木 健裕1)、小林 裕康1)、田口 修1)
午前の部：一般演題（11：00～12：00）
7．COPD患者の気道dimension に及ぼす影響
－tiotropium (Tio) とsalmeterol/fluticasone propionate combination (SFC)+Tio の比較－
国際医療福祉大学熱海病院 呼吸器内科
○ 星野 誠
8．COPDと気管支喘息における呼吸抵抗の呼吸周期依存性の差異
- 地方独立行政法人静岡県立病院機構 静岡県立総合病院 呼吸器内科1)、
- 国立大学法人浜松医科大学 医学部附属病院 呼吸器内科2)
○ 森 和貴1)、小川 喜子1)、美甘 真史1)、宍戸 雄一郎1)、秋田 剛史1)、森田 悟1)、朝田 和博1)、藤井 雅人1)、白井 敏博1)、須田 隆文2)、千田 金吾2)
9．肺内層の傍壁在性肺気腫の分布について －伸展固定肺標本による検討－
- 香川県立保健医療大学看護学科1)、沼南会沼隈病院放射線科2)、沼南会沼隈病院外科3)、
- 香川大学医学部放射線科4)、亀井内科呼吸器科医院5)、手稲渓仁会病院内科6)、
- 札幌医科大学第3内科7)
○ 佐藤 功1)、横木 律博2)、檜谷 義美3)、室田 真希子4)、亀井 雅5)、小場 弘之6)、本間 裕敏7)、高橋 弘毅7)
昼食休憩（12：00～13：00）
午後の部：一般演題（13：00～14：20）
10．肺年齢は禁煙指導に使えるのか？
北海道大学大学院保健科学研究院
○ 梁川 祥太郎、勝海 孝臣、稲辺 彰、高瀬 雅代、宮本 顕二
11．COPD（慢性閉塞性肺疾患）患者における腎機能の障害
富山大学医学部第1内科
○ 猪又 峰彦、林 龍二、正木 康晶、岡澤 成祐、神原 健太、市川 智巳、今西 信悟、鈴木 健介、山田 徹、戸邉 一之
12．COPD と喘息との関係に対する臨床的アプローチ
亀田総合病院 呼吸器内科
○ 金子 教宏、牧野 英記、長谷川 景子、安藤 克利、浅井 信博、中島 啓、松沼 亮、小松 あきな、三沢 昌史、大国 義弘、本島 新司
13．体外式人工呼吸器RTX の陽陰圧変動にはリンパ流促進効果が期待できる
社会医療法人 雪の聖母会 聖マリア病院 集中治療科
○ 財津 昭憲
午後の部：ミニシンポジウム（14：30～16：30）
「COPDの自然歴をめぐって」
- 司会：
- 東京女子医科大学 第一内科 教授 永井 厚志 先生
- 北海道大学大学院医学研究科 呼吸器内科学 教授 西村 正治 先生
臨床アセスメント（症例提示）
東京女子医科大学 呼吸器内科 辻 隆夫 先生
講演（1演題 15分）
1．海外で行われた多施設共同研究の成果から
和歌山県立医科大学 内科学第3講座 杉浦 久敏 先生
2．一般住民対象の疫学研究から：
喫煙が肺機能に及ぼす悪影響と気流閉塞進展に関与する因子の検討（高畠研究）
山形大学医学部 第一内科 柴田 陽光 先生
3．1秒量の経年変化からみた自然歴
北海道大学 呼吸器内科 牧田 比呂仁 先生
4．COPDの予後と病型分類
京都大学医学部附属病院 呼吸器内科 室 繁郎 先生
5．COPDと心血管疾患
広島大学大学院 分子内科学 岩本 博志 先生
6．呼吸器外科医からみたCOPD
山口大学大学院器官病態外科学・呼吸器外科 上田 和弘 先生