感染対策のため、抄録集に掲載のフロアプランから変更となりました。開催間際の変更で申し訳ありませんが、講演会場Cを新たに設置いたしましたので、ご確認くださいますようお願いいたします。
講演会場B(会議室4):サブプログラム①~③
講演会場C(会議室1+2):パーキンソン病道場、ポスター発表
α-synuclein 凝集・伝播を標的としたPD疾患修飾療法開発の現況
演者:長谷川隆文(東北大学大学院医学系研究科神経・感覚器病態学講座 神経内科学分野)
パーキンソン病の予防、進行抑制と、そのエビデンス
演者:波田野 琢(順天堂大学医学部脳神経内科)
COVID-19と運動異常症 update
演者:下畑 享良(岐阜大学大学院 医学系研究科 脳神経内科学分野)
地域医療におけるオンライン診療の重要性
演者:石田 義則(竹田総合病院脳神経疾患センター 脳神経内科)
患者の訴えをどのように汲み取るか
演者:冨山 誠彦(弘前大学脳神経内科)
外科治療への意思決定支援
演者:永松 謙一(国立病院機構 仙台西多賀病院 脳神経外科)
進行期パーキンソン病を見逃さないために
演者:山元 敏正(埼玉医科大学 脳神経内科)
Advanced PDへのDAT治療
演者:大江田知子(国立病院機構宇多野病院 臨床研究部・脳神経内科)
遺伝性脊髄小脳変性症
演者:石川 欽也(東京医科歯科大学大学院ゲノム健康医療学分野)
脊髄小脳変性症研究の進歩
演者:髙橋 祐二(国立精神・神経医療研究センター)
神経筋疾患
演者:髙橋 俊明(国立病院機構 仙台西多賀病院 脳神経内科)
神経疾患の遺伝カウンセリングについて―ハンチントン病を例に
演者:張 香理(東京大学医学部附属病院)
ミオクローヌスの病態生理
演者:花島 律子(鳥取大学医学部脳神経内科学)
ミオクローヌスの治療
演者:宇川 義一(福島県立医科大学医学部ヒト神経生理学講座)
パーキンソン病と腸内細菌
演者:平山 正昭(名古屋大学大学院医学系研究科)
レボドパの薬物動態への影響(腸内細菌との関連を含む)
演者:宮上 紀之(愛媛大学大学院臨床薬理学)
MDSJ の未来への懸け橋~次世代への紡ぎ~
「英語で話そう! Movement Disorder!」
本サブプログラムではMDSJの次の世代を担うべく若手ドクターと中堅ドクターが一堂に会し、様々な企画を通してお互いを知り、化学反応を起こすことでMDSJの未来予想図を描きます。前回大会に引き続き、学会活動では受け身になりがちな若い世代を中堅世代が背中を押して作り上げる双方向型のプログラムを企画しました。
今回は3人の若手がMovement Disorderについて英語で解説し、若手が内容について日本語で議論をします。Web会議が一般化した強みを生かし、所属施設以外の中堅世代が発表前から念入りに遠隔指導するシステムを導入し、当日はその成果を競います。
横やり、腰折り、脱線等、何でも皆で作り上げる会です。同世代の頑張りは自分自身を鼓舞することもできます。皆様もカメラ・マイクをオンにしてぜひ参加してみてください。お待ちしています。
αシヌクレイン凝集体構造の多様性からレビー小体病を考える
シンポジスト:小野賢二郎(昭和大学医学部内科学講座 脳神経内科学部門)
αシヌクレイン凝集体伝播に焦点を当てたアプローチ
シンポジスト:山門 穂高(京都大学医学部附属病院脳神経内科)
全身疾患としてのレビー小体病
シンポジスト:齊藤 祐子(東京都健康長寿医療センター)
パーキンソン病関連疾患の脳病理はどこまで見えているか?
演者:島田 斉(新潟大学脳研究所 総合脳機能研究センター臨床機能脳神経分野 /
量子科学技術研究開発機構 量子医科学研究所脳機能イメージング研究部)
アストログリアのPETイメージング
演者:岡村 信行(東北医科薬科大学 医学部 薬理学)
Parkinson病発症と遺伝子環境
シンポジスト:岩城 寛尚(Data Tecnica International)
パーキンソン病発症における環境因子
シンポジスト:坪井 義夫(福岡大学医学部脳神経内科)
PDの超早期診断と予防に向けて
シンポジスト:服部 誠(名古屋大学大学院医学系研究科神経内科学)
PDの機能外科治療における最近の動向と展望
演者:下 泰司(順天堂大学医学部附属練馬病院 脳神経内科)
パーキンソン症候群のHot Topics: MSA
演者:渡辺 宏久(藤田医科大学脳神経内科)
進行性核上性麻痺・大脳皮質基底核変性症 Hot topics
演者:饗場 郁子(国立病院機構東名古屋病院脳神経内科)
ATP1A3関連神経疾患
演者:柏井 洋文(東京都立神経病院神経小児科)
乳児発症歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症の症候を考える:低緊張型発達遅滞を伴う運動過剰
演者:早川 格(国立成育医療研究センター器官病態系内科部神経内科)
パーキンソン病治療に知っておいて損はない薬物動態学の基礎
演者:永井 将弘(愛媛大学医学部附属病院臨床薬理神経内科)
ここでしか聞けないパーキンソン病治療のtips
演者:高橋 一司(東京都立神経病院)
EV-1:治療可能な病態と考えられた進行性歩行障害を呈した50歳男性例
演者:新垣 慶人 他(亀田総合病院 脳神経内科)
EV-2:左大腿の不随意運動を呈した49歳男性
演者:金 亮秀 他(東京医科歯科大学医学部附属病院 脳神経内科)
EV-3:手が勝手に動くことを主訴に受診した83歳男性例
演者:鏑木 真弓 他(聖マリアンナ医科大学病院 脳神経内科)
EV-4:頻回に体をビクッとさせ書痙を呈した16歳男性
演者:船山由希乃 他(東北大学脳神経内科)
EV-5:左右差のある静止時振戦を呈した67歳男性例
演者:関口 和正 他(自治医科大学付属病院 内科学講座 神経内科学部門)
EV-6:四肢の筋緊張が亢進し会話も困難となった47歳女性
演者:山田 剛平(名古屋市立西部医療センター)
EV-7:振戦を主訴としてパーキンソン病が疑われていた60 歳代男性
演者:杉山淳比古 他(千葉大学大学院医学研究院 脳神経内科学)
EV-8:眼球運動障害、随意運動の持続性低下、失立失歩を呈し、Blink reflexで脳幹部機能障害を認めた一例
演者:河島 則天 他(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)
EV-9:発作性ジストニア / ジストニア痛を呈する知的障害 45歳女性
演者:星野 恭子 他 (瀬川記念小児神経学クリニック)
EV-10:喘鳴を伴う痙攣様吸気動作と呼気開始困難による呼吸苦を認めた 1例
演者:柴田 曜 他(鳥取大学医学部付属病院脳神経内科)
EV-11:Guitarist's crampで発症した局所性ジストニアの一例
演者:保坂 龍彦 他(東北大学病院脳神経内科)
EV-12:乳児期よりアテトーゼ型脳性麻痺と診断されたが経時的に不随意運動が増悪し集中治療を要した11歳男児
演者:田村友美恵 他(東京都立神経病院神経小児科)
パーキンソン病における遠隔リハビリテーションの実用性を検討する.
2021年3月に第1回パーキンソン病遠隔リハビリテーション研究会をオンラインにて開催し、1.遠隔診療に必要な機器とソフトウェア 2.遠隔リハビリテーションにおける安全性 3.遠隔リハビリテーションでのアウトカム について発表およびディスカッションを行いました。
第2回となる今回は、大会長武田篤先生のご厚意で、MDS-Jのサブプログラムで会場および配信にて行うことが可能になりました。今回のテーマは「遠隔でできること・できないこと」です。ICTを活用した遠隔リハビリテーションでは患者さんに直接触れることや、リハビリ中の解除ができないことから、遠隔リハビリの制限が加わったり、転倒などのリスクが増加したりすることが考えられます。またICT環境によっては患者さんによる操作困難などの課題がでてくることなどの障壁も想定されます。一方で交通弱者や交通不便地(降雪などの含め)など、これまで十分にサービスを受けられなかった患者さんが,リハビリテーションの恩恵を受ける機会になる可能性もあります。
遠隔リハビリが実施されるときに、実行できそうなこと、困難なことを明確にすることで、具体的な遠隔リハビリのプログラムを考える一助になればと考え企画しました。
皆様の積極的参加と今後の継続的活動を期待しています。
パーキンソン症候群における非流暢性発話の評価
演者:戸恒 智子(国立病院機構仙台西多賀病院脳神経内科)
吃音と右下肢の失行様歩行がみられた一例
演者:渡部 聡(東北大学神経内科)
脳梗塞の経過中にミオクローヌスを呈した1例
演者:中村 正史(東北医科薬科大学病院脳神経内科)
パーキンソン病の精神・行動症状
演者:西尾 慶之(東京都立松沢病院精神科・神経内科)
パーキンソン病の自律神経障害
演者:織茂 智之(上用賀世田谷通りクリニック)
PDのgenotype
演者:三井 純(東京大学大学院医学系研究科分子神経学)
パーキンソン病の臨床的多様性
演者:三原 雅史(川崎医科大学)
運動障害疾患における歩行障害の見分け方
演者:和田 直樹(群馬大学大学院医学系研究科リハビリテーション医学講座)
Functional (psychogenic) movement disorders の見分け方
演者:福武 敏夫(亀田メディカルセンター脳神経内科)
パーキンソン病鑑別診断に役立つMRI ―測定ノススメ―
演者:佐光 亘(順天堂大学 医学部 神経学講座)
PD診療に役立つ画像の診方「SPECT」
演者:鈴木 正彦(東京慈恵会医科大学 葛飾医療センター 脳神経内科)
非ドパミン系パーキンソン病治療薬
シンポジスト: 前田 哲也(岩手医科大学医学部内科学講座脳神経内科・老年科分野)
PDと漢方医学
シンポジスト:村松 慎一(自治医科大学神経遺伝子治療部門)
パーキンソン病とリハビリテーション医学
シンポジスト:市川 忠(埼玉県総合リハビリテーションセンター)
パーキンソン病における長期療養の諸問題
演者:関 守信(慶應義塾大学医学部神経内科)
パーキンソン病患者におけるフレイルと栄養
演者:藤岡 伸助(福岡大学医学部脳神経内科)
Yesの立場から
演者:西川 典子(順天堂大学医学部神経学講座)
Noの立場から
演者:木村 活生(横浜市立大学附属市民総合医療センター脳神経内科 /
横浜市立大学大学院医学研究科 神経内科学・脳卒中医学)
Yesの立場から
演者:大山 彦光(順天堂大学医学部脳神経内科)
Noの立場から
演者:飯嶋 睦(東京女子医科大学 脳神経内科)
多職種連携チームのチームワーク
PD診療センターの集いも、第2回を迎えることができました。近年様々な場面で多職種連携チームが活躍するようになり、脳神経内科領域では、パーキンソン病に対するデバイス補助療法とともに、病院内の多くの職種及び病院の枠を超え地域とも連携を図る機会が多くなりました。専門性の高い各職種からみたPD診療センターおよび多職種連携について語る機会としたいと思っております。今回、MSW、栄養士、薬剤師、臨床心理士の方々からお話しいただきたいと思っております。様々な職種の方に参加していただき、多職種連携について語り合いたいと思います。
1)各施設・センターの紹介
2)各専門職種のPD診療への取り組み
MSW:国立精神・神経医療研究センター病院 簾田 歩先生
栄養士:独立行政法人国立病院機構鳥取医療センター
薬剤師:国立病院機構西新潟中央病院 青山 大樹先生
臨床心理士:福岡大学病院 井上 琴恵先生
3)多職種連携チームでの問題点・課題についての討議