会長挨拶

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第73回日本化学療法西日本支部総会

会長 髙田 徹

(福岡大学病院感染制御部/医学部腫瘍・血液・感染症内科学)

このたび、第73回日本化学療法学会西日本支部総会会長を拝命し、第95回日本感染症学会西日本地方会会長の大毛 宏喜先生とともに、2025年11月28日(金)から30日(日)まで福岡国際会議場にて合同学会を開催することとなりました。この伝統ある学会の運営をお任せいただくことに、大きな責任を感じつつ、皆様と共に充実した時間を過ごせることを心より楽しみに致しております。

今回の学会のメインテーマは「新たな価値の共創と未来へのリンク」です。感染症や化学療法に関わる医師、歯科医師、薬剤師、臨床検査技師、看護師など、多様な専門職の皆様が一堂に会し、最新の診療、研究、教育に関する知見を共有しながら、地域の現場とグローバルな視点を結びつけて、新たな価値を創造することを目指します。この学会が、皆様にとって新しいアイデアと刺激を得る場となり、未来への新たな一歩を共に踏み出す貴重な機会となることを期待しています。さらに、本合同学会が未来の感染症や化学療法の分野をリードする次世代のリーダー育成の一助となることを心から期待しています。

本学会の成功は、皆様からの活発な演題登録にかかっております。ぜひ、一人でも多くの皆様にご参加いただき、貴重なご発表を通じてさらなる学術交流を深めていただければと存じます。

会場となる福岡市は、現在「天神ビッグバン」、「博多コネクティッド」などの都市再開発が進行中で、アジアの拠点都市としてさらに進化を続けています。また「食の美味しい街」福岡で旬の食材を楽しむことができる時期でもあります。学びと楽しみの両方が満載の学会をお届けできるよう、鋭意準備を進めております。福岡・博多の地で、皆様とお会いできることを心よりお待ち申し上げております。

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第95回日本感染症学会西日本地方会学術集会

会長 大毛 宏喜

(広島大学病院感染症科)

恩師の横山隆先生と竹末芳生先生から、日本感染症学会に演題を出すように言われて参加したのは、2000年に澤江義郎先生が会長をお務めになった第74回総会でした。黄色と青の表紙の学会誌を片手に、とても刺激的で楽しかったのを覚えています。まさか25年後に同じ福岡で、感染症学会の西日本地方会を担当することになるとは、夢にも思っていませんでした。感染症専門医に占める外科医の割合は1%程度に過ぎません。学会で少数派の私にこのような大役をお任せ下さり、御推挙下さいました諸先輩方、役員・評議員の先生方、そして会員の皆様に心より感謝申し上げます。

若手に発表と学びの機会を提供し、経験年数や職種を超えた交流の場を作ることが、本学術集会の目的です。日本化学療法学会西日本支部総会会長の髙田徹先生と一緒に歴史の1ページを紡ぐことを光栄に存じております。

髙田先生とプログラム委員長の泉川公一先生をはじめとする委員の皆様、両医局のスタッフと話し合って、企画を進めてきました。楽しく学べることを目標とし、参加者同士の交流スペースも充実させます。またスライド登録をクラウドにするなど、参加者にとっても運営側にとっても省力化を進めます。ただコスト削減を進める中でも企業のご支援は欠かせません。今回も多くの企業の皆様にご支援を頂くこととなり感謝申し上げます。また両学会事務局の皆様には大変お世話になりました。加えて運営のパートナーである株式会社コンベンションリンケージには多くの建設的なご提案を頂きました。お世話になった皆様に心からのお礼を申し上げます。

本学術集会が感染症の診断・治療・予防の発展のための一歩になればと願っています。多くの演題と皆様のお越しをお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。

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