ワークショップ
「統合失調症の認知社会機能障害の簡便な測定法」
司会:橋本 亮太 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 精神疾患病態研究部
ワークショップへの参加者を募集いたします。
統合失調症の治療において、その社会適応を考えていく際に、患者の現在の認知機能及び認知機能障害を知る必要がありますが、今まで簡便に測定する方法がなく、臨床現場では測定されていませんでした。今回、認知機能障害を簡便に誰でも測定できる方法を開発したため、臨床現場に還元し、統合失調症の治療に役立てていただきたいと考えています。15分程度でできるものですので、精神科医や心理士だけでなく、他のメディカルスタッフの方でも簡単にできるものです。本研修コースは、「意義・開発の経緯」、「検査法の実習および解説」、「検査の評価と使用方法」の三部構成になっており、検査の実習や具体的な症例について、どのような使い方をして結果をどのように解釈するかについても解説します。統合失調症の支援にかかわる多数の方のご参加をお待ちしております。
なお、本研修を受講された方には研修修了書をお渡しいたします。
募集期間
2019年2月8日(金)~ | 3月15日(金) 4月5日(金)※定員になり次第締め切ります。 |
当日まで受付を延長いたします。 なお、当日は13:15~14:00まで、会場前にて受付いたします。 |
開催要項
日時:2019年 4月19日(金) 13:25-16:25
会場:第3会場 (北海道大学学術交流会館 第1会議室)
募集人数:80名
参加資格:学会に参加される「正会員」または「臨時会員」に限ります。
参加費:無料 ※学会参加費は別途必要となります。
プログラム
- 意義・開発の経緯
認知機能障害の意義や開発の経緯について症例を踏まえて解説します。 - 検査法の実習および解説
WAIS-IIIの簡略版(類似と記号探し)、JART-25、社会活動評価を解説し、検査を施行していただきます。 - 検査の評価と使用方法
検査の評価法、その限界を解説し、具体的な症例に使った場合の解釈について解説します。
申込方法
ワークショップへの参加には、事前の申込が必要です。「ワークショップ申込書」をダウンロードして、下記運営事務局までメールにてお申込みください。
≪お申し込み・お問合せ先≫
第14回日本統合失調症学会 運営事務局
株式会社コンベンションリンケージ内
TEL.011-272-2151 FAX.011-272-2152
E-mail:jssr14@c-linkage.co.jp