視能訓練士・ナーシングプログラム
特別企画:"患者目線の接遇" 接遇講習 by JSCRS
講師として、『フリーアナウンサー笠井信輔さん』ご登壇の視能訓練士・ナーシングプログラムの特別企画を開催いたします!この機会に、貴重なご講演を是非ともご聴講ください。
開催概要
- 日時:
- 2025年6月20日(金)15:00~16:10(予定)
- 会場:
- 福岡国際会議場 4F 409+410 第4会場
- 申込:
- 本総会の参加登録をお済ませください。
講演内容の趣旨
講演タイトル:「人を看ると言う事〜患者から見た、医療従事者の患者への接し方、接遇や応対への想い〜」
近年の医療環境は激変している。中でも患者さんと医療従事者の関係は、時代の変遷と共に複雑化した。医師を中心とした医療側が主、患者さんが従の関係から、インフォームドコンセントが必須、すなわち患者さんが治療オプションを選択する時代へ、さらにモンスターペイシャントの出現、インバウンド医療、と目まぐるしく変化している。
元来医療従事者は、医学知識の習得に多くの時間を割かれ、また特殊な閉鎖環境に置かれるため、接遇などを含めた顧客対応に関する知識は無いに等しい。
今回、発信者として御活躍されていた笠井信輔氏をお迎えして、闘病生活の中で家族・友人・医療関係者の方々など、多くの支えの中で感じたことを中心に、患者さん目線からみたわれわれ医療従事者の接遇や、医療従事者の日常のさりげない行動が、患者さんにはどのように捉えられているのか、についてお話いただきます。
講師プロフィール 笠井信輔氏(フリーアナウンサー)

東京都世田谷区生まれ。1987年早稲田大学を卒業後、民放テレビ局のアナウンサーに。朝の情報番組「とくダネ!」を20年間担当後、2019年9月末日に33年勤めた民放テレビ局を退社し、フリーアナウンサーとなるが2か月後に血液のがんである悪性リンパ腫と判明。4か月半の入院、治療の結果「完全寛解」となる。現在、テレビ、ラジオ、講演、がん知識の普及活動など幅広く活動している。2020年11月に、人生の困難を乗り越えるエッセイ「生きる力~引き算の縁と足し算の縁」(KADOKAWA)を出版。