トピック 16
3月28日[日]08:00-09:00
心臓リハビリテーションの新展開―ガイドラインも含めて―
近年心臓リハビリテーションに関するエビデンスは飛躍的に増加し、心不全・大血管疾患周術期・癌合併患者における運動負荷試験結果に基づく中ー高強度の運動療法の安全性・有用性が明らかとなっている。また、遠隔リハビリテーションを可能とする医工連携の技術開発が目覚ましい。これらの知見を踏まえ、今年9年ぶりに心大血管疾患におけるリハビリテーションガイドラインが改訂される。本セッションに参加いただいた皆様に、最新のホットトピックスをお届けしたい。/
心臓リハビリテーション(心リハ)は狭心症・心筋梗塞、うっ血性心不全、心大血管疾患術後、閉塞性動脈硬化症など様々な循環器疾患患者の運動耐容能と自覚症状の改善、冠危険因子の是正、生活の質の改善、死亡率の低下など、多要素的な有益な効果をもたらすことが科学的に証明された治療である。本年ガイドラインが9年ぶりに全面改訂となった。最新の心リハのエビデンスをガイドラインの作成者からご解説していただく。
木庭 新治
昭和大学
内科学講座
循環器内科学部門
小笹 寧子
京都大学
循環器内科
牧田 茂
埼玉医科大学国際医療センター
心臓リハビリテーション科
木村 穣
関西医科大学
健康科学センター
加藤 雅明
森之宮病院
心臓血管外科
佐瀬 一洋
順天堂大学
臨床薬理学