ご挨拶

2012年の4月に日本腹腔鏡下ヘルニア手術手技研究会(ラパヘル研究会)が立ち上がり、毎回200名以上の幅広い年代の先生方が参加され、歯に衣を着せない白熱した討論を繰り広げて参りました。2016年3月時点では、354施設、473名と多数の先生方に本研究会へご登録いただいています。2013年のJSESの集計では再発率が4~5%と驚くべき悪い数値が報告されています。次第に定型化されつつある腹腔鏡下での手術手技や鼠径部の詳細な解剖を日本中の外科医が今一度共有し、さらなる正しい手術手技を普及させなければいけません。

この度、第9回日本腹腔鏡下ヘルニア手術手技研究集会を10月27日に再度開催させていただくことになりました。The 12th International Congress of the Asia Pacific Hernia Societyと第14回日本ヘルニア学会学術集会が同時期に開催され、そこに第9回日本腹腔鏡下ヘルニア手術手技研究集会とLPEC研究会も加わり、10月27日~29日までの3日間をJapan Hernia Weekとして盛大に開催する予定です。世界中のエキスパートの外科医が集結する楽しみな会となりそうです。

「ラパヘルの最前線とpitfall」を今回の研究集会のテーマと致しました。手術手技の最前線とは何か?とde novoタイプヘルニアなどのpitfallに陥りやすい症例はどうするのか?を中心に、7分のノーカットビデオを提示していただきます。エキスパートによるノーカットフルビデオセッションも企画する予定です。

The 12th International Congress of the Asia Pacific Hernia Societyに参加された先生方には、第9回日本腹腔鏡下ヘルニア手術手技研究集会も含めたJapan Hernia Weekのすべてのセッションへの参加が可能です。ラパヘル研究集会への参加は、日本内視鏡外科学会技術認定医制度のセミナー参加資格1点がクレジットとして加算されます。是非東京ドームに結集して、初日に開催される第9回日本腹腔鏡下ヘルニア手術手技研究集会へご参加いただき、熱い討論をお願い申し上げます。

2016年3月吉日

当番世話人 早川 哲史(刈谷豊田総合病院)

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The 12th International Congress of the Asia Pacific Hernia Society
第14回日本ヘルニア学会学術集会
LPEC 研究会

日本腹腔鏡下ヘルニア手術手技研究会 日本ヘルニア学会
Asia Pacific Hernia Society(APHS)

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