ワークショップ2
- HOME
- ワークショップ2
「統合失調症薬物治療ガイド/ガイドラインを利用したSDMの実践」
司会 | 橋本直樹 北海道大学大学院医学研究院 神経病態学講座 精神医学分野 |
---|---|
日時 | 2020年 3月21日(土) 9:00-11:00 2021年4月10日(土) 9:00~11:00 |
会場 | ライブ配信 |
募集人数 | 30名 |
参加費 | 無料 ※学会参加費は別途必要となります |
当事者、ご家族、支援者、医療者の皆様からワークショップへの参加者を募集いたします。
統合失調症の治療において、当事者、ご家族、支援者と、医療者の間で、意見や希望を出し合いなら、最適の治療選択を探していく共同意思決定(Shared Decision Making:SDM)の重要性が広く認識されるようになりました。しかしどうのようにSDMを達成するかについての検討はまだあまり進んでいないように思われます。日本では2015年に統合失調症薬物療法ガイドラインが公開されたのに続いて、2018年には統合失調症薬物治療ガイドが刊行され、エビデンスに基づいてSDMを進めていくための準備が整ってきました。
今回のワークショップでは、当事者、ご家族、支援者、医療者と、職種や患者/治療者の枠を超えた幅広い参加者を募り、統合失調症の症状が再発してしまった模擬ケースをもとにして、ガイドラインに基づいた薬物療法の実際と、当事者と医療者の間での意思決定について考えます。参加型レクチャーは、ライブのアンケートで参加者の皆様の意見を反映しながら進行します。
またワークショップの中では、統合失調症薬物治療ガイドライン/ガイドの内容について、意思決定について、意思決定に用いるツールについて、という3つのミニレクチャーも用意されています。当事者、ご家族、支援者、医療者の皆様の多数の参加をお待ちしています。
プログラム
-
参加型レクチャー ガイドラインに沿った再発、再燃の薬物療法の検討
- お薬をやめて症状が再燃してしまった場面でのお薬の再開の仕方を、ガイドラインに沿って考えます。ライブのアンケートを行いながら進める、参加型のレクチャーです。
-
ミニレクチャー 治療ガイドラインとSDMって何だ?
- 治療ガイドラインとSDMの基本について解説します
-
参加型レクチャー 面談場面で考える意思決定の方法
- お薬をやめて症状が再燃してしまった場面でのお薬の再開の仕方をもとに、当事者と医療者による意思決定の方法を3つのモデルにもとづいて考えます。ライブのアンケートを行いながら進める、参加型のレクチャーです。
-
ミニレクチャー 当事者と医療者の意思決定のためのツールの紹介
- 当事者と医療者による意思決定を支援するツールを紹介します。
-
質疑応答、終了
募集期間
2021年3月1日(月)~3月26日(金)
定員になり次第締め切りますが余裕があれば、当日参加も受け付けます。
申込方法
ワークショップへの参加には、事前の申込が必要です。
下記、申込フォームよりお申込みください。
※本ワークショップでは定員を設けないこととなりました。
事前参加の受付は修了しましたが、当日参加も受け付けますので、当日学会視聴ページ内よりワークショップ2の登録を行っていただくことが可能です。
ぜひ前向きにご参加をご検討ください。
お申し込み・お問合せ先
第15回日本統合失調症学会 運営事務局
株式会社コンベンションリンケージ内
TEL:076-222-7571 FAX:076-222-7572
E-mail:jssr15@c-linkage.co.jp